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ライフスタイルに関するアンケート調査結果
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調 査 時 期:2006/01/25〜26
実施対象者:「住まいサーフィン」の会員
サンプル数:300

目 次

注目のエリアとその選定理由
ライフスタイルに対する意識(1)
ライフスタイルに対する意識(2)
ライフスタイルに対する意識(3)
ライフスタイルに対する意識(4)
ライフスタイルの同伴者
別の角度からのエリア考察
エリア考察編まとめ
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注目のエリアとその選定理由

Q1.  以下のうちから今、自分が住む場所として最も注目しているエリアを選択してください。
Q2. Q1のエリアを選択した理由をお聞かせ下さい。
選択理由の全エリア平均構成比を偏差値50 とし、各エリアの選択理由を偏差値化してみた。偏差値の高い部分がそのエリアのメリットを示している。エリアが細分されているので、大きく3 つのエリアに分けて傾向を分析してみた。
graph01
概要で解説したように、上位3 位までの理由は個々の日常生活に合わせて選択されている結果となっているので、参考指標としては自分にとって「生活利便性が高い」「アクセスが良い」「暮らしやすそうである」をクリアした上で、4 位以下から自分の嗜好にあったエリアを選定するのが、賢明なエリア選定法と言えるだろう。各エリアレベルでの相対的評価なので偏差値の低い選択肢は劣っているということではない。50以上に評価されている部分がそのエリアの持つ特性と考えるべきである。
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ライフスタイルに対する意識 (1)

Q3.  立地を選ぶ際に、そこに住んでいる方の性質(嗜好やライフスタイル)はどの程度重視しますか?
graph02
■先住者のライフスタイルは重要な検討要素
全体平均でも75%の人が「重要視する」「検討要素にする」と答え、関心の高さが浮き彫りとなったが、エリア別に見てみると(※上表参照)埼玉エリア、山手線北側エリアでは90%を超える人が検討要素と考えていて、先住者が街のイメージ形成に大きく影響していることがうかがえた。内陸エリアに比べ、湾岸エリアは検討材料とする人が少ないという結果になったが、これは内陸部ではすでに成熟した環境が形成されているのに比べ、湾岸部では大規模再開発等で新たに環境を形成していける期待感が含まれているとも考えられる。
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ライフスタイルに対する意識 (2)

Q4 .あなたの性格に比較的あてはまるものをどちらか選んでください。
Q1 .の分類にならい、エリアを都心エリア、湾岸エリア、内陸エリアと3 分し特性をレーダーチャート化してみた。 各チャートは全体平均と比較できるようになっているが、それぞれのエリア特性が表れる結果となった。 まずはどのチャートがどのエリアなのか考えてみていただきたい。チャートの右で各エリアの解説をするので、考え中の方はカンニングしないようにお気をつけて。
(1)内陸エリアは、保守的で現状維持志向が平均よりも強く、コンサバティブな志向を持つ人が多いという結果になっている。
(2)都心エリアは、絶対数が多いことも要因ではあるが平均値にぴったりつくような結果となり、首都圏の標準的なライフスタイル志向を持つ人々と言えるのだろう。
(3)湾岸エリアは、チャレンジ精神、上昇志向が強く、アクティブな人が志向する傾向が見受けられる。
そこに住む人々がエリアのイメージを形成する大きな要因となることを裏付ける結果となったと思うのだがいかがだろう。
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ライフスタイルに対する意識 (3)

Q5.  現在の自分はどの階層に当てはまると思うかお聞かせ下さい。
前回の報告で、中心ラインはおよそ「中の上」と「中の中」の間にあることを報告したが、エリアによる特性は見られるのだろうか。Q4 .のエリア分類に沿って分類してみたのが下の結果である。
Q4 .で保守的な傾向を見せた内陸部では比較的低めに評価する結果となり、ポジティブ志向の湾岸エリアとは17%の開きが出る結果となった。
開きの原因のひとつにはこのような志向性に起因するものもあるだろう。
この結果はQ7 .の分析結果とも相関があると思われるので、Q7 .の報告もあわせて見ていただきたい。

全体
上の上 1% 51% |
上の中 3% ||
上の下 7% |||||
中の上 40% ||||||||||||||||||||||||||||||||||
中の中 29% 49% |||||||||||||||||||||||
中の下 16% ||||||||||||
下の上 3% ||
下の中 1% |
下の下 0%  
 
内陸エリア
上の上 0% 42%  
上の中 1% |
上の下 5% |||||
中の上 35% ||||||||||||||||||||||||||||||
中の中 33% 58% |||||||||||||||||||||||||||||
中の下 23% |||||||||||||||||||
下の上 3% ||
下の中 0%  
下の下 0%  
都心エリア
上の上 2% 53% ||
上の中 4% ||||
上の下 5% |||||
中の上 43% ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中の中 30% 47% |||||||||||||||||||||||||||||
中の下 13% ||||||||||||
下の上 4% |||||
下の中 1% |
下の下 0%  
湾岸エリア
上の上 0% 59%  
上の中 3% ||
上の下 13% |||||||||||||
中の上 44% |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中の中 24% 41% ||||||||||||||||||
中の下 12% |||||||||||
下の上 4% ||||
下の中 1% |
下の下 0%  
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ライフスタイルに対する意識 (4)

Q6. 以下のうちから生活全般で大切にしていることをお聞かせ下さい。
Q1 .と同様に、エリアを3 分し偏差値を算出してみた。この設問では、そこに注目している人の生活スタイルの志向性を読み取ることができる。それぞれのプライオリティの高さを表しているものなので、偏差値が低いものが劣っているというわけではなく、突出している部分がそのエリアの持つ志向性ということで着目して見ていただきたい。
graph01
上の結果から各エリアの偏差値60 以上のものをピックアップしてみた。
都心エリア……知性・創造性、自分らしさ、シンプルさ、やりがい
湾岸エリア……ゆとり、仲間・人間関係、思いやり、のんびり、品のよさ、美しさ・おしゃれ、アクティブさ
内陸エリア……快適さ、穏やかさ、前向きさ、きちんとした、地味・目立たずに、清々しさ

うまく各エリアの特性を表すキーワードになっているのではないだろうか。
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ライフスタイルの同伴者

Q7.  最も大切にしている時間は誰と一緒にいる時ですか?
配偶者といる時 35% |||||||||||||||||||||||||||||||||||
家族全員でいる時 29% |||||||||||||||||||||||||||||
1人でいる時 15% |||||||||||||||
子どもといる時 9% |||||||||
恋人といる時 4% ||||
仲間といる時 3% |||
ペットといる時 2% ||
友達といる時 2% ||
親といる時 1% |
■家族が増えるにつれ郊外に向かう傾向が
この設問ではライフスタイルの同伴者について回答いただいているので、家族構成と直結しているわけではないが、エリアによって一定の特徴が表れる結果となった。
構成比の30%を超える部分がそのエリアの特徴として分類すると下図のような結果となった。都区部、特に湾岸周辺にDINKS が集まり、周辺エリアをファミリー層が取り巻いているような分布となった。単身・夫婦のみといったフットワークの軽い時に都心を志向し、家族が増えるにつれ、郊外に移る傾向が顕著に出ている。
この結果を踏まえてQ5 .を振り返ってみていただきたい。内陸エリアと湾岸エリアの意識の違いは、世帯の人数によって一人当たりの可処分所得が異なることも関係しているのではないだろうか。
都心湾岸エリア(1) 23区内東側(5) 埼玉県(9+10)
配偶者といる時 51% 66 配偶者といる時 48% 63 家族全員でいる時 36% 56
家族全員でいる時 22% 44 家族全員でいる時 19% 41 1人でいる時 21% 59
1人でいる時 10% 45 1人でいる時 11% 47 恋人といる時 14% 59
山手線の内側で中央線の南側(2) 23区近接(6) 京葉線周辺(11)
1人でいる時 35% 76 配偶者といる時 38% 55 家族全員でいる時 35% 55
配偶者といる時 31% 48 家族全員でいる時 33% 54 配偶者といる時 24% 44
家族全員でいる時 15% 38 子どもといる時 19% 64 1人でいる時 24% 62
山手線の内側で中央線の北側(3) 川崎・横浜湾岸(7) 千葉県内陸エリア(12)
配偶者といる時 40% 56 配偶者といる時 45% 60 家族全員でいる時 56% 74
家族全員でいる時 35% 55 家族全員でいる時 20% 42 子どもといる時 22% 70
1人でいる時 10% 45 子どもといる時 15% 58 配偶者といる時 11% 35
23区内西側(4) 川崎・横浜内陸(8)  
配偶者といる時 33% 51 家族全員でいる時 43% 62 ※各エリアとも10%超のものを掲載
家族全員でいる時 32% 52 配偶者といる時 23% 42
1人でいる時 16% 52 1人でいる時 20% 58
子どもといる時 12% 54      
 
※数字は構成比と各エリア間で算出した偏差値(赤字は50以上)。
全体平均と比較しているので、必ずしも構成比が高ければ偏差値も高いという結果にはなっていない。
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別の角度からのエリア考察

Q8. 今後、最も資産性が高くなるエリアはどこだと思いますか?
    資産性 注目 注+資
1 山手線の内側で中央線の南側(2) 77 49 126
2 都心湾岸エリア(1) 62 61 123
3 山手線から放射状に伸びる23区内西側(城南〜板橋区)(4) 49 74 123
4 山手線の内側で中央線の北側(3) 44 44 88
5 川崎市・横浜市の湾岸エリア(7) 46 44 90
6 山手線から放射状に伸びる23区内東側(城東〜北区)(5) 46 50 96
7 千葉県エリア(11+12) 48 49 97
8 東京都市部の23区隣接エリア(6) 47 45 92
9 川崎市・横浜市の内陸エリア(8) 45 56 101
10 埼玉県エリア(9+10) 43 39 82
11 その他 43 38 81
■都心湾岸エリアに注目

前回の報告で、エリアごとのランキング結果を報告したが、今回はその結果を偏差値に換算してみた(千葉・埼玉エリアはサンプルが少なかったため合算して算出)。Q1.での注目度も偏差値化したので、合算で「エリア力」を判断してみるとよい。
ここで目に付くのは、注目しているエリアと資産性が高くなると考えるエリアは必ずしも一致しないということである。資産性の高いエリアはおよそ「高嶺の花」「あこがれの存在」ということになるのであろう。しかし、都心湾岸エリア(1)は注目度、資産性ともに2位という好結果になっている。都心湾岸エリアは最後の「手の届きそうなあこがれ」と言うことかもしれない。下の表はQ2.のエリア注目理由で「自分の予算に相当する」を選択した比率であるが、ここでも都心湾岸エリアは他の都心エリアに比して、値頃感で人気を集めていることがうかがえる。
Q2.のエリア注目理由で「自分の予算に相当する」を選択した比率
さいたま市(9)+埼玉県の東京都隣接エリア(10) 64.3%
千葉県の内陸エリア(12) 44.4%
東京都市部の23区隣接エリア(6) 38.1%
川崎市・横浜市の内陸エリア(8) 25.7%
都心湾岸エリア(1) 22.0%
山手線から放射状に伸びる23区内東側(城東〜北区)(5) 18.5%
その他 15.4%
山手線から放射状に伸びる23区内西側(城南〜板橋区)(4) 12.3%
千葉県の京葉線周辺エリア(11) 11.8%
川崎市・横浜市の湾岸エリア(7) 10.0%
山手線の内側で中央線の北側(3) 5.0%
山手線の内側で中央線の南側(2) 0.0%
エリア平均 19.3%
※さいたま市はサンプル数が少ないため、埼玉県の東京都近接エリアと合算
 
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エリア考察編まとめ

 
ここまでのエリア考察から、都心・湾岸・内陸の各エリアの志向を振り返ってみよう。
  • 都心エリアは、無駄を嫌い、「知」や「個」を重んじるイメージを汲み取ることができる。イメージキーワードは「intelligence 」がふさわしいだろう。
  • 湾岸エリアは、「気の合う仲間と楽しくオシャレに」という具合に、トレンドに対しても高感度な印象を受ける。イメージキーワードは「stylish 」でいかがだろうか。
  • 内陸エリアは、暮らしやすさや快適さを追求し、自然体でいることを好むイメージ。イメージキーワードはそのまま「natural 」が最も言い表しているだろう。
住む場所の選定は、どうしても日常生活との兼ね合いが大きなウェイトを占めてしまうが、今回の調査でエリアのもつ志向性はかなり色濃く、検討要素として無視できないものであることが再確認できたのではないかと思う。自分の注目エリアが自分自身の志向に合ったものかどうかを今一度再確認いただきたい。

今回のアンケートは概要編/エリアレベル編と2 回に分けて報告してきた。
概要編では昨今の生活全般に対する意識トレンドを、さらにエリアレベル考察ではやはりエリア個別で見ていくと各エリアのトレンドが顕著に表れるものだということが再確認できる内容になったのではないかと思う。
独立する、家族が増えるといったライフサイクルの変化に伴い、生活のスタイルは変化し、注目するポイントも異なるものになることが読み取れる結果となった。長い将来を見越して落ち着きたいところを探すのか、それとも変化に伴ってその都度住む場所を変えてゆくか。永住派にも住み替え派にも大いに参考にしていただきたい。

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