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構造計算偽造問題に関する購入検討者アンケート調査
プレス発表資料(2006年 2月1日)
不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ株式会社(東京都千代田区・代表取締役:沖有人)は、自社で運営する分譲マンション購入検討者向け無料会員制サイト(会員数6万人)「住まいサーフィン」にて、構造計算偽造問題に関する購入検討者アンケート調査を行った結果を報告致します。

【概要】
  • マンション購入判断の意思は慎重になった人が多いが、86%は購入意思に変わりはない
  • 売主は大手財閥系デベロッパーを志向する方が7割にのぼり、「追い風」なのに対して、中小デベには「逆風」と想定される
  • 売主への要望として第三者の耐震診断や住宅性能評価の取得など安心材料に対しては購入者は敏感に反応している
  • 住宅性能評価の取得への志向性は89%で、その理由は紛争処理機関の利用を挙げる人がもっとも多い
  • 施工会社も大手ゼネコンを志向する傾向が87%にのぼっている
  • 売主、施工会社とも瑕疵担保責任に対する信用力が最大の要因となっている

調 査 時 期:2006/01/20〜23
実施対象者:※「住まいサーフィン」の会員
      ※「住まいサーフィン」とは、首都圏を中心にマンション購入予定者向けの
      無料会員制情報サイトで、1年半の間に6万人を集めている。
サンプル数:300
問合せ先 :担当/岩井 03-3221-2556
※ご連絡を頂いた上で、以下の表記を行わない限り、無断転載を禁じます。
[マンション購入検討者6万人が集う会員制サイト「住まいサーフィン(http://www.sumai-surfin.com/)」の
 会員アンケート結果から]




購入判断と売主の選択


今回の構造計算書偽造事件でマンション購入判断にどのような影響がありましたか?
以前と変化はない 18% ||||||||||||||||| } 86%
購入判断が慎重になったが、購入意思に変わりはない 68% ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
購入判断が慎重になり、購入自体を見送る可能性がある 12% |||||||||||  
当面、購入を見送ることにした 2% ||  
売主購入選択にどのように影響しますか?
大手財閥系デベロッパーのみ購入対象とする 20% |||||||||||||||||||| }70%
大手財閥系デベロッパーの方がいいが、物件次第 50% ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
供給の多いデベロッパーのみ購入対象とする 4% |||  
供給の多いデベロッパーの方がいいが、物件次第 16% ||||||||||||||||  
気にしない 10% ||||||||||  
[上記質問で「気にしない」以外を選択された方に]その理由はなんですか?(複数選択可)
1 瑕疵担保責任を負える信用があるから 70% ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||  
2 倒産確率が低いから 45% ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3 品質の悪い物件は作らないと思うから 42% ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4 なんとなく安心だから 20% ||||||||||||||||||||
5 その他 4% |||

マンション購入判断については、86%が購入意思を維持しており、見送ることにした人は2%とごく少数に止まった。既に購入検討を始めた人にとっては今回の問題は業界全体への不信感を醸成するには到っていないと考えられる。
但し、これから物件購入を検討する可能性のある潜在的な顧客層は対象者ではないので、今後の需要動向には注意を要すると考えられる。
購入意思が変わらない人が多い中で、購入の際の売主の選択は大手財閥系を志向する人が70%とかなりの高率で、「追い風」となっている一方、供給の少ない新興デベロッパーには「逆風」となっていると推定される。
その理由は明確であり、瑕疵担保責任を負える信用力が大きくものを言っており、70%に及んでいる。



売主側への要望と住宅性能評価制度


購入に あたって売主にやってもらいたいことをいくつでも指定して下さい(複数選択可)
1 第三者の耐震診断(非破壊検査を含む) 87% ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||  
2 設計住宅性能評価・建築住宅性能評価の取得 72% ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3 構造計算の再計算 69% ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4 構造説明会の実施 56% |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5 その他 6% |||||
6 よく分からない 1% |
設計・建設住宅性能評価がマンション購入選択にどのように影響しますか?
付いてる物件のみ購入対象とする 33% |||||||||||||||||||||||||||||||||||| } 89%
付いてる方がいい 56% |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
気にしない 9% ||||||||  
付いていない方がコスト安でいい 1% |  
付いていない物件のみ購入対象とする 0%    
分からない 2% ||  
総計 100%    
[上記質問で「付いている」方を選択された方に]その理由は何ですか?(複数回答可)
1 万が一欠陥が見つかって紛争となっても、国が
定めた「指定住宅紛争処理機関」を利用できるから
60% |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||  
2 第三者のお墨付きになるから 44% |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3 なんとなく安心だから 31% |||||||||||||||||||||||||||||||
4 真摯な売主であると思うから 30% ||||||||||||||||||||||||||||||
5 倒産の確率が低くなるから 20% ||||||||||||||||||
6 その他 3% ||

マンション購入予定者が売主に望んでいることは、第一に「第三者の耐震診断」であり、9割近くにのぼる。この他、住宅性能評価の取得から構造説明会の実施まですべて過半数の人ががニーズを持っており、必要性の高さを伺わせている。
住宅性能評価については、およそ9割が取得を望んでおり、その理由として、第一に「指定住宅紛争処理機関を利用できること」が挙げられ、制度の機能への期待感が挙げられる。



施工会社の選択と免震構造


施工会社は購入選択にどのように影響しますか?
大手ゼネコンのみ購入対象とする 21% |||||||||||||||||| } 87%
大手ゼネコンの方がいい 66% |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
気にしない 13% ||||||||||  
[「大手ゼネコン」方を選択された方に]その理由は何ですか?(複数回答可)
1 瑕疵への対応を行える信用があるから 67% |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||  
2 品質の悪い物件は作らないと思うから 45% |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3 倒産確率が低いから 35% |||||||||||||||||||||||||||||||||
4 なんとなく安心だから 24% ||||||||||||||||||||
5 その他 2% ||
免震構造は購入選択にどのように影響しますか?
コストが多少高くても免震構造がいい 25% |||||||||||||||||||| } 89%
免震でなくても耐震性能が高ければいい 64% ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
建築基準法を満たしていれば気にしない 9% ||||||||  
よく分からない 2% ||  

マンション購入の選択の際には売主だけでなく、施工会社についても選考態度が明確で、「大手ゼネコン」を望む方が87%となっている。その理由として、瑕疵担保責任への対応を行える信用力を2/3の人が挙げている。
また、免震構造に対するニーズは4人に1人と一定量存在し、建築基準法を上回る高い耐震性があればいいと考える方を含めると89%が該当し、「高い耐震性」のアピールは購入者の安心感につながっていると想定される。
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