●●●カラフルで分かりやすい多数のイラストが魅力
今年(２０２２年)の春、出版社のエクスナレッジから、マンションを企画・販売するデベロッパー、マンションの設計者、さらにはマンションの購入を考えているユーザーなど、各分野の人達に注目してもらいたいと感じる書籍が発売されました。
タイトルは、『リノベる。いちばん楽しい マンションの間取り図鑑』。全１６０ページで、価格は税込みで１７６０円。
私は早速、ショッピングサイトの「ＡＭＡＺＯＮ」を通じて購入。図鑑と称しているだけあって、「各住戸の内部を立体的に描いた､カラフルで分かりやすいイラストが主役になっている」、とても見やすい必読書であることを確認しました。
(画像はすべて、「ＰＲ Ｔｉｍｅｓ」に掲載された記事、『いちばん楽しいマンションの間取り図鑑』の末尾にある「プレスリリース素材ダウンロード」コーナーから入手)
●●●巻頭の漫画「理想の間取りはどこにある？」
「妊娠をキッカケに新居を探し始めた夫婦」が主人公。理想の物件になかなか出会えない中、最近中古マンションを購入をした先輩を通して、リノベーション(修復、再生)との出会いを描いたストーリーです。
自分達らしい暮らしを追い求める明るい夫婦と、頼りになる先輩とのやり取りを通じて、リノベーションという住まいの選択肢を楽しく紹介しています。
●●●目次の紹介「全７章」
◇１章「家事ラク」
片付く家の秘訣は８の字動線にあり
料理が楽しくなるセンターキッチン
洗濯にも荷解きにも便利なランドリーホール
回遊できる動線で自然と暮らしが整う家
共働き夫婦の日常を支えるランドリー一体型ＷＴＣ，ｅｔｃ．
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コラム「中古マンションリノベの全体の流れを知ろう」
◇２章「収納」
ＬＤＫに多目的な箱型クロゼットがある住まい
ロフトベッド付きＷＩＣがＬＤＫを広くする
「飾る」と「片付く」を上手に両立した家
「自分らしさ」を収納に詰め込んだワンルーム
しまえる 集える くつろげる 万能のL型小上がり,ｅｔｃ.
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コラム「中古マンション選びのポイント」
◇３章「子育て・ペット」
子どものしたい気持ちが育つ家
居室と収納を分けた、人も猫も快適な家
子どもの独立を見据えた４人家族のワンルーム
子育てライフをおしゃれに見せる家づくり
家族の動線と居場所がつながる家，ｅｔｃ．
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コラム「中古マンションリノベの気になるお金の話」
◇４章「趣味」
土間空間でアウトドアとＤＩＹを楽しむ
ドリップ専用カウンターのあるカフェ風キッチン
ショーケースのようなWICを眺める家
こだわりのオーディオルームとバスルーム
いろんな居場所を楽しめる大きなワンルーム，ｅｔｃ．
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コラム「リノベで何ができるのか 」
◇５章「ゲストを招く」
仲間が集う片付くワンルーム
来客動線と家族動線でゲストも家族も快適な家
バーのようなキッチンで夜景とお酒を満喫する
大勢のゲストも暮らしの変化も受け入れる大空間
日常も非日常も楽しい泊まれるレストラン，ｅｔｃ．
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コラム「リノベで環境にやさしいエコな住まいを」
◇６章「在宅ワーク」
本と服に囲まれて過ごす書斎
休日が異なる夫婦のためのデュアルリビング
菓子工房とＳＯＨＯのある家
家族の気配を感じられる１人の空間
インナーテラス付きの開放的なこもり部屋，ｅｔｃ．
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コラム「リノベライフいかがですか? 」
◇7章「通風・採光」
土間床から緑豊かなバルコニーにつながる家
レコードを楽しむLDKと明るく広い玄関ホール
光がまわり風が抜ける曲がり壁のある住まい
浴室まで光が届くオープンな暮らし
季節に応じて居場所を変えられる家，ｅｔｃ．
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コラム「素材選びもリノベの楽しみ」
このように、「ビジュアルで分かりやすい本」なので、マンション選びに大いに役立つのでは・・・。
細野 透（ほその・とおる）
建築＆住宅ジャ─ナリスト。
建築専門誌『日経ア─キテクチュア』編集長などを経て、２００６年からフリ─ランスで活動。東京大学大学院博士課程（建築学専攻）修了、工学博士、一級建築士。
著書に、『建築批評講座』（共著、日経ＢＰ社）、『ありえない家』（日本経済新聞社）、『耐震偽装』（日本経済新聞社）、『風水の真実』（日本経済新聞出版社）、『東京スカイツリーと東京タワー』（建築資料研究社）、『巨大地震権威１６人の警告』（共著、文春新書）、『謎深き庭 龍安寺石庭』（淡交社）など。