田中和彦が斬る!関西マンション事情不定期

[第58号]タワーマンション紹介 〜シティタワー梅田東

2017年09月27日

田中 和彦 ( たなか かずひこ )

【広がる梅田エリア】
梅田と言われるエリアは広い。いや、広がっている。20年程前には、梅田隣接で抜群の利便性なのに一部感度の高い人以外には住み街としてあまり評価されていなかった街、例えば中津、福島といった街は今や「梅田タワー」が数多く建設されている。今回紹介する「シティタワー梅田東」のある中崎町界隈もそうだ。駅は、大阪市営地下鉄谷町線「東梅田」駅の北隣の「中崎町」駅が最寄りとなる。中崎町は築年数の古い木造住宅が数多く建つエリアであり、その町家をリノベーションしたショップやカフェを目当てに来街する人が多い一方、幹線道路沿いを中心に新築マンションの供給が増え若いが増えている。(注:本マンションの住所は本庄西であり、厳密には中崎町エリアではないが前面接面道路より南側は中崎町エリアであり、街並みも大きく異ならないため、広く「中崎町エリア」と捉えた。)

【新築マンションのエアポケット、本庄】
本マンションが建っている場所はなかなか面白い立地だ。最寄駅は「中崎町」駅(徒歩5分)。「天神橋筋六丁目」駅も同じく5分。梅田〜淀屋橋エリアを目指す人であれば「中崎町」駅、堺筋線に乗る人なら「天神橋筋六丁目」駅を利用するであろうが、梅田〜中津エリアに向かうのであればおそらく電車を使わず歩く(もしくは自転車利用)であろう。大阪を知る人であれば「天六(てんろく)徒歩5分と聞くと「梅田から遠い」と感じるであろうが、現地から阪急「梅田」駅までは徒歩13分しかかからない。本マンションのある本庄・豊崎界隈は、商業施設や事務所等が少ないエリアで知名度が低いため長く「新築マンションのエアポケット」のようになっていたため遠い印象を持つ人が多いが、「梅田東」と呼んでも違和感のない立地である。

【眺望抜群、オープンエアー、二つのラウンジ】
「シティタワー梅田東」の外観はとてもオーソドックスだ。白、黒、グレーの3色でまとめられた外壁。一部エントランス周りをのぞきパネル状の部材が貼られているためタイルのような重い感じがなくすっきりとした印象だ。下層部から上層部へ縦方向に複数の柱が伸びているように見えるデザインや、切り欠けのない柱状のフォルムも、そのすっきりとした印象を強める。シンプルにまとまり主張が少ない外観に対し、本マンションの中で目立つ存在なのがスカイアトリウムとスカイラウンジ。この2つは42階にあり、スカイラウンジは2層分の天井高で天井までガラス張りの壁から大阪の街が一望できる屋内スペース。対して、隣接するスカイアトリウムは四方を建物に囲まれた屋外の吹き抜けスペースであり、タワーマンション上層階であるのにオープンエアーが楽しめる。客人が来た時のちょっとした打ち合わせや気分転換にうってつけの空間だ。

本マンションは平成28年10月に竣工済みだが、まだ分譲中。中古と新築、両方が売られている状態だ。

 

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田中和彦 
株式会社コミュニティ・ラボ代表。マンションデベロッパー勤務等を経て現職。
ネットサイトの「All About」で「住みやすい街選び(関西)」ガイドも担当し、関西の街の魅力発信に定評がある。