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住まいサーフィン編集部

保育園の申し込みのタイミングとは?お住まいの地域の入園難易度もご紹介

2023年09月15日

更新日最終更新日:

産前産後から下調べしておきたいのが、保育園の申し込みタイミングやスケジュール。通園しやすい保育園へ入園できるのかどうか心配している方も多いのではないでしょうか。

ここ数年で待機児童問題への対策が急速に進んでいますが、マンション建設ラッシュが続く一部のエリアなどではまだまだ保活に苦労されている方も多いのが現状です。

本記事では保育園の申し込みタイミングや申し込みの流れを詳しく解説していきます。

この記事を書いた人

住まいサーフィン編集部

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1.保育園は何歳で申し込みするべきか?

多くの保育園で0歳児からの保育受け入れを行っています。

0歳児から受け入れ可能な保育園の場合、労働基準法に定められた産後期間を終えた生後57日以降~としている保育園が一般的ですが、なかには生後6か月以降を受け入れ対象としている園も存在しますので申し込み時に確認するようにしましょう。

また、受け入れ年齢が1歳児からという保育園も存在します。その場合は、入園時に0歳のお子さんは申し込みができませんので要注意です。

保育園は年齢別に定員が決まっているため、学年の持ち上がりがなく毎年枠が空く0歳児クラスがもっとも入園しやすいといわれています。0歳児からの受け入れを行っている園では、1歳児からの入園枠が少なくなる場合があります。
スムーズに職場復帰したいと考えている方は、あらかじめお住まいの自治体の保育園事情について、下調べをしておくことが大切です。

続いて、保育園へ申し込むタイミングについてご説明します。

2.保育園の申し込みタイミングは2つ

保育園への申し込みタイミングは大きく分けて2つあります。

  • ● 新年度(翌年4月)の入園にむけての申し込み
  • ● 年度途中の申し込み

新年度(翌年4月)の入園にむけての申し込み

年度が変わるタイミングは各保育園の空き枠がもっとも多いため、4月入園に合わせてスケジュールを組むのが一般的です。

翌年4月入園を目指す場合、多くの自治体では前年の10月~12月に申し込みが開始されます。そのため、前年10月の申し込み開始時までに保育園選びや見学を済ませておく必要があります。次項にて入園までのスケジュールを詳しく説明します。

年度途中の申し込み

年度途中での保育園申し込みも随時受け付けています。毎月発表される各保育園の空き状況を確認し、定員に空きがある場合は申し込みを行うことができます。

引っ越し・転勤等で運よく枠が空いている場合もありますが、保活激戦区では認可保育園の定員に空きがないことも多いです。その場合は認可外保育施設やベビーシッターなどを活用しつつ、次年度からの入園を目指しましょう。

3.保育園の申し込みの流れ

認可保育園の新年度入園に向けての流れを詳しく見ていきましょう。

情報収集

お住まいの自治体のホームページで保育園の申し込み手順や保育施設一覧を細かく確認することができます。認可保育園は両親の勤務状況などで入園基準が異なりますので、点数計算の基準をあらかじめ確認しておきます。また、不安な場合は市役所の窓口で相談を行うことも可能です。早めの職場復帰を希望する場合、妊娠中に相談に行く方も。

保育園選び

自宅付近の施設の洗い出し、各施設の受け入れ可能年齢を確認したうえで入園申し込みを行う施設をいくつかピックアップします。

認可保育園の選考に漏れてしまった場合も想定し、認可外保育園もあらかじめ選んでおくことをおすすめします。

認可保育園の選考と並行して、認可外保育園への申し込みが可能なケースもありますので、通わせたい認可外保育園がある場合は事前に問い合わせておくとよいでしょう。

保育園見学

10月からの申し込みに備え、夏頃から希望する保育園への見学を実施します。保育園によっては集団説明会の日程を設けているケースもありますので、早めにチェックしておくとよいでしょう。

保育園見学ではお庭や建物内の見学を行うとともに、発熱時の呼び出しの基準、食物アレルギーの対応、延長保育のルールなど、細かい部分を事前に質問・説明を受けることが目的となっています。

見学の際は、お子さんと一緒に訪問するのが一般的です。ただし、申し込み後に改めて面談の場が設けられている自治体も多いため、事前見学は保護者の方のみでOKで選考には影響ありませんと伝えられるケースもあります。

また、出生前であっても来年4月に向けての申し込みは可能です。まずは希望する園へ相談してみてください。

保育園申し込み

10月頃から各自治体への保育園申し込みがスタートします。希望する保育園の記入枠は、第三希望~第六希望くらいまで書けるケースが多いです。内定後に辞退することのないよう、毎日苦労なく通園させられるか?をしっかりと考え、無理のない範囲で記入することをおすすめします。

面接・面談

申し込み後の選考中または内定後に、お子さんとともに保育園での面談を行います。面談の目的はお子さんの発育状況や健康状態の確認となっています。

選考結果の発表/二次選考申し込み

翌年2月頃に選考結果の発表があります。希望に漏れてしまった場合は、二次選考への申し込みを行うことが可能です。しかし、二次選考は内定辞退した分の補充となるので限られた少数枠となります。

認可保育園への入園ができなかった場合は、認可外保育園への入園もしくは育休の延長を選択することになります。勤務先への相談や就業規則を確認しておくなど、落ちた場合にどうするか?は事前に考えておきましょう。

4.まとめ お住まいの地域の入園難易度は?

  • ● 0歳児・4月入園がもっとも入りやすいタイミング
  • ● 各自治体により選考基準が異なるため、事前の情報収集が大切

各自治体での育児支援が進みつつありますが、保育園への入園難易度の実態はお住まいのエリアにより大きく異なります。同じ自治体の中であっても、入りにくいエリアと入りやすいエリアに分かれている場合もあります。

住まいサーフィンでは、最寄り駅別の入園難易度をランキング形式で毎年発表しています。妊娠中で引っ越しを検討中の方など、是非一度ご確認いただくことをおすすめします。
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