第3回 マンション購入に対する意識調査の公表

プレス発表資料 2008年10月17日
アトラクターズ・ラボ株式会社(現:スタイルアクト株式会社)

目次

  1. 要旨
  2. 調査概要
  3. 調査結果
    1. 現在の物件の購入価格への意識
    2. あきらめた物件数・再度検討する価格下落率
    3. 絶対購入しないマンションの条件
    4. 1年後の住宅価格の変化

要旨

  • 価格を理由に物件購入諦めた経験、8割
  • 1年後の価格変化については「下がる」との予測が大幅に増加

調査概要

不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ株式会社(現:スタイルアクト株式会社・東京都中央区・代表取締役:沖有人)は、マンション購入検討者の意識調査を行ったので公表する。供給者側の分譲価格・初月契約率・在庫数については公表されているものがあるので、弊社は購入者側の価格に対する意識・価格弾力性・商品選択の優先順位を中心に、四半期ごとに定期的に調査を行い、消費者心理を時系列比較しており、今回が3回目となる。
自社インターネットサイト「住まいサーフィン」モニターに登録された会員に対し、 直近3ヶ月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある方のみを対象としてマンション購入に対するアンケートを実施した。

実施時期
2008/10/03~2008/10/08
調査対象者
住まいサーフィンの会員
有効回答数
197

調査結果

今回の調査では、4月、7月調査時に比べ、今回の10月調査では現在の物件の価格水準を「高い」と感じている層が増加し、購入意欲も低下している。

「購入したいと思った物件がない」との回答が4.9ポイント増加し、価格を理由に諦めた経験も8割と高止まりしている。諦めた物件を「価格下落率20%以上で再検討」との回答も前回の7月調査時より+5.6ポイントとなった。
また、世界的な経済不況や日本の景気後退など経済状況の悪化から、 1年後の価格変化については「下がる」との予測が大幅に増加し、7割弱を占めた(7月調査時より+20.8ポイント)。

今回の調査では消費者が物件価格に対してシビアになっており、購入マインドが冷え込んでいる状況が明らかになった。

現在の物件の購入価格への意識

図1.「現在の物件の購入価格(分譲価格・金利・税制含む)についてどのように感じていますか?」
現在の物件の購入価格を「高い」と感じているのは全体の6割に達した。4月(1回目)調査と比べると+9.8ポイントと大幅に増加している。

あきらめた物件数・再度検討する価格下落率

図2.「購入したいと思った物件数は?」
購入したい物件数が「2件以上」との回答は3回の調査の中で最も低い36.4%に。購入意欲は低下傾向。
図3.「価格が高くてあきらめた物件数は?」
価格が高くてあきらめた経験を持つのは全体の8割にのぼる。
購入したい物件数が減少し、価格の高さを理由に諦める率も高止まりしており、依然として販売には深刻な状況が続いている。
図4.「あきらめた物件を再度購入検討する際の価格下落率は?」
再検討する価格下落率では「20%以上下がった場合に再検討する」が約7割となった。
7月調査時からは+5.6ポイント、4月調査時からは+10ポイントと拡大している。
消費者は物件の価格水準に対してより一層シビアになっている。

絶対購入しないマンションの条件

図5.「絶対購入しないマンションの条件」は?(複数回答)
絶対に購入しない条件の上位群に挙がる項目は4月、7月の調査結果とほぼ同じ。
上位3位は
「駅から徒歩15分以上もしくはバス便」
「工場や道路に接するなど生活環境が悪い」
「スーパーなどが遠く利便性が悪い」
日常生活を送るうえで不便さを感じる、ストレスを感じる物件が敬遠される傾向は今までと変わらない。

1年後の住宅価格の変化

図6.「一年後の住宅価格はどのように変化すると思いますか?」
1年後の価格変化については、「下がる」との予測が7月調査時より+20.8と大幅に増え、67%となった。
サブプライムローンに端を発した世界的な株価急落など経済状況は不安定な状態が続いている。不動産・建設業の大型倒産が相次いでおり、そのため消費者は住宅価格は下落していくと考えている人が増えている。

本件に関するお問合せ

担当:住まいサーフィン広報担当

E-mail:pr@styleact.co.jp

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