第5回 マンション購入に対する意識調査の公表

プレス発表資料 2009年04月17日
アトラクターズ・ラボ株式会社(現:スタイルアクト株式会社)

目次

  1. 要旨
  2. 調査概要
  3. 調査結果
    1. 現在の物件の購入価格への意識
    2. 1年後の住宅価格の変化
    3. 販売センター訪問件数・購入したい物件数
    4. 希望価格との乖離

要旨

  • 価格調整が進む中、販売価格の割高感が薄れ、将来の先安感にも反転の傾向が見られるようになった
  • 価格・税制等の影響で販売センター訪問件数は増加したが、購入意欲の沸く物件は増えていない
  • 購入者は半数以上が希望価格よりも高くても買っており、値引いても売れない物件が滞留していると想定

調査概要

不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ株式会社(現:スタイルアクト株式会社・東京都中央区・代表取締役:沖有人)は、マンション購入検討者の意識調査を行ったので公表する。供給者側の分譲価格・初月契約率・在庫数については公表されているものがあるので、弊社は購入者側の価格に対する意識・価格弾力性・商品選択の優先順位を中心に、四半期ごとに定期的に調査を行い、購入検討者心理を時系列比較しており、今回が5回目となる。

自社インターネットサイト「住まいサーフィン」モニターに登録された会員に対し、 直近3ヶ月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある方のみを対象としてマンション購入に対するアンケートを実施した。

実施時期
2009/04/03~2009/04/07
調査対象者
住まいサーフィンの会員
有効回答数
166

調査結果

今回の調査では、現在のマンション価格が「高い」と感じる層は3割台と本調査を開始して以来最も低い水準で、「どちらでもない」の中間層が過半数と最も高い水準になった。これは価格調整が進んだことで物件価格が購入検討者の希望価格に近づいてきたためと考えられる。また、マンション価格が1年後に下がるとの予測がリーマンショック以降、初めて減少したが依然として高水準(58%)にある。

こうした価格調整や住宅取得控除枠の拡大、キャンペーンの開催などにより、マンションの販売センター訪問件数は増加しており、購入検討者マインドには回復傾向が出てきている。一方で、「購入したいと思った物件数」は増えておらず、実際の購入者・契約者は「希望価格より増額」して購入に到ったとの回答が5割を超える。つまり、価格が高くても購入する層と値引きを含めた値ごろ感から購入する層に購入者が大別される中、価格を下げても売れない市中在庫が多いと想定される結果となった。

現在の物件の購入価格への意識

図1.「現在の物件の購入価格(分譲価格・金利・税制含む)についてどのように感じていますか?」
現在の価格に対して「高い」と感じる人は36%で、第1回調査以降で初めて3割台となった。 「どちらでもない」は52%で、購入しやすい価格となってきている。

1年後の住宅価格の変化

図2.「一年後の住宅価格はどのように変化すると思いますか?」
マンションの値引き販売など価格調整が急速に進み、リーマンショック以降で初めて「下がる」との回答が減り、購入検討者のマンション価格に対する先安感が後退するという反転局面を迎えた。但し、「下がる」 との回答が58%と依然として高水準にある。

販売センター訪問件数・購入したい物件数

図3.「直近3ヵ月の販売センター訪問件数」
販売センター訪問件数は回復基調にある。リーマンショック後の第3回、第4回調査時には「3件以上」が3割台に落ち込んだが、今回の第5回調査では46%と4割台に達し、購入検討者の購入マインドに回復の兆しが見える。
図4.「購入したいと思った物件数は?」
購入したい物件数に変化はなく、リーマンショック前の水準には達していない。手が届く価格になっている反面、気に入る物件が少なく購入に到らないケースが多いことを伺わせる。

希望価格との乖離

図5.「物件の購入(契約)価格と当初希望価格の乖離幅」
「希望価格より増額した」のは54%と過半数に上り、価格が高くても気に入った物件を購入している。一方、「希望通り」は41%で、値引きを含めて価格に値ごろ感を感じて購入している層であり、購入に対する考え方が大きく二極化している実態が見られる。
図6.「乖離状況×物件価格意識」

本件に関するお問合せ

担当:住まいサーフィン広報担当

E-mail:pr@styleact.co.jp

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