第7回 マンション購入に対する意識調査の公表

プレス発表資料 2009年10月16日
アトラクターズ・ラボ株式会社(現:スタイルアクト株式会社)

目次

  1. 要旨
  2. 調査概要
  3. 調査結果
    1. 購入したい物件数
    2. 購入したい物件の竣工時期と販売中の新築分譲マンションの竣工時期
    3. 販売センター訪問件数と竣工時期
    4. 現在の物件の購入価格への意識
    5. 1年後の住宅価格の変化

要旨

  • 竣工済物件の割合が増える中、「購入したい物件はなかった」が初めて3割を超える
  • 購入したいと思うのは「竣工前物件」と7割弱が回答したが、販売中物件のうち「竣工前」は27%に過ぎない
    ⇒消費者は竣工済物件に魅力を感じておらず、竣工前物件は供給が少ない現況を表す

調査概要

不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ株式会社(現:スタイルアクト株式会社・東京都中央区・代表取締役:沖有人)は、マンション購入検討者の定例意識調査を行ったので公表する。供給者側の分譲価格・初月契約率・在庫数については公表されているものがあるので、弊社は購入者側の価格に対する意識・価格弾力性・商品選択の優先順位を中心に、四半期ごとに定期的に調査を行い、購入検討者心理を時系列比較しており、今回が7回目となる。

自社インターネットサイト「住まいサーフィン」モニターに登録された会員に対し、 直近3ヶ月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある方のみを対象として、マンション購入に対するアンケートを実施した。

実施時期
2009/10/02~2009/10/06
調査対象者
住まいサーフィンの会員
有効回答数
173

調査結果

今回の調査では、購入したいと思った物件数が「0件(=購入したいと思う物件はなかった)」が増加し、2008年4月の調査開始以来、最も高い水準に達した。更に購入したいと思った物件が1件以上あった人にその物件の竣工時期を聞いたところ、7割弱が「竣工前の物件」と回答している。2009年8月時点に首都圏で販売中の新築分譲マンションの竣工時期を見ると、7割強が竣工済で3割弱が竣工前となっており、マーケットは消費者の意向とは逆になっていることが分かる。

3ヵ月以内に訪問した販売センターの竣工時期は「竣工前が多い」が最も高い46%、「竣工前、竣工済が半々」が26%、「竣工済が多い」が28%となっており、訪問したいと思わせる物件は竣工前の物件が多いことも明らかになった。

購入したい物件数

図1.「購入したいと思った物件数は?」
購入したいと思った物件が「0件(=購入したい物件はなかった)」が、調査開始以来、最も高い3割に達した。

購入したい物件の竣工時期と販売中の新築分譲マンションの竣工時期

図2.「最も購入したいと思った物件の竣工時期」(左図) 図3.「首都圏 販売中の新築分譲マンション竣工時期」(右図)
購入したい物件が1件以上あった人に「最も購入したいと思った物件」の竣工時期を確認すると、竣工前の物件が7割弱と竣工済の物件を大きく上回る。実際に首都圏で販売中の新築分譲マンションの竣工時期を割合で確認すると竣工済物件は74%と竣工前物件を大きく上回る。

販売センター訪問件数と竣工時期

図4.「3ヵ月の販売センター訪問件数」(左)  図5.「訪問した物件の竣工時期」(右)
販売センターへの訪問件数は1件が4割と、第5回、第6回調査時(2009年4月、7月)の水準より高く、消費者のマインドが停滞していることを伺わせる。
また、訪問した物件の竣工時期は「竣工前が多い」との回答が46%と約半数を占めている。

現在の物件の購入価格への意識

図6.「現在の物件の購入価格(分譲価格・金利・税制含む)についてどのように感じているか」
第6回調査(2009年7月時点)と同様に、「高い」と感じているのは4割超、「どちらでもない」が5割超という結果。

1年後の住宅価格の変化

図7.「一年後の住宅価格はどのように変化すると思いますか?」
1年後の住宅価格は「下がる」が45%、「横ばい」が36%という結果となった。「下がる」、「横ばい」と回答した人はその理由に『景気の先行きが不透明』、『購買意欲の冷え込み』を挙げる。「下がる」との回答者はそれに加え『完成在庫の過剰感』や『買える人の減少』を挙げている。

本件に関するお問合せ

担当:住まいサーフィン広報担当

E-mail:pr@styleact.co.jp

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