「実録!マンション購入の失敗体験談」平成の失敗ランキング発表!

良いことしか語られない夢のマンション購入ですが、そこにはあまり人に知られたくない“しくじり”の数々が潜んでいます。そんな不動産界のタブーともいえる失敗談を集めた貴重な特集がこの「実録!マンション購入の失敗体験談」。同企画はまだまだ継続中ですが、2018年8月までに聞いた423件のしくじり体験談からどんな失敗が多かったのか、気になるランキングを発表します。

失敗ランキングの総合TOP5の発表に加えそれぞれのお悩み別に、事前にチェックしておくべきポイントをお伝えしています。

同じ失敗をしたくないと思っている未来のマンション購入者の皆さん、先輩たちの悲痛な声に耳を傾け、成功するマンション選びのために是非お役立てください!

目次

  1. マンション購入で後悔した理由ランキング
  2. マンション購入で失敗しないためのチェックポイント
  3. マンション購入失敗談のまとめ

1.マンション購入で後悔した理由ランキング

第5位:近隣住民・隣人トラブルで後悔

お悩みの第5位は全体の5%程度の人が悩んでいる近隣住民問題。マンションは選べても、そこに住む住民は選べませんから、なかなかの難題です。まず、目立ったのは近くに想定外のクレイマーが住んでいたというパターン。

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また、大規模マンションに多いお悩みの一つが、「マンション内格差」と言われる問題。特に、間取りのバリエーションが多く、上階に行くほど価格が高くなるタワーマンションは、選ぶ部屋によって購入価格に大きな差が生じます。収入の格差による生活レベルの違いはマンション内に微妙な空気を漂わせることがあるようです。

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そして、築年数が古い中古マンションを購入した場合の失敗談も寄せられました。築古の場合、住民はシニアが中心となるため、子育て世代や若い共働き世帯にとっては居心地の悪い思いをすることがあるようです。また、一見古さを感じないリノベーション済みの中古物件を購入し、お化け屋敷さながらの思いをした人もいました。

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第4位:修繕費など金銭的な負担で後悔

マンションを購入し、ローンの返済に追われていると、忘れたころに襲い掛かる修繕費の値上げ。圧倒的に多かった金銭面のお悩みが、この修繕費の値上げでした。

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ほかには、ローン返済にボーナス払いを組み込んだものの、その額が多すぎて四苦八苦する人や中古マンション購入時にもう少し価格の交渉をしておけばよかったと後悔する人もいました。

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第3位:周辺環境・立地で後悔

周辺環境で目立ったのは、目の前にマンションが建って、日当たりや眺望が悪化してしまったという嘆き。購入時にはわからなかったという人が大半で、ショックは大きいようです。

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また、幹線道路や大通りに面した立地のマンションでは、車の騒音や大気汚染などに悩まされている人もいました。

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そして、ライフステージの変化によって、思いがけない問題も。子供が学校に通う年齢になると気になってくるのが学区ですが、周囲にレベルの高い学校がなかったり、選択肢が限られるといったケースがあります。また、夫婦二人暮らしを想定して選んだ新居は、子育て環境に適していなかったと後悔する声も上がりました。

交通の便を優先するあまり、子育て環境が犠牲に!【マンション購入失敗談No.184】

第2位:騒音問題で後悔

常にマンションお悩みトップ3に入るのが、この騒音問題です。騒音は、近くの店や通りなどから聞こえる外部騒音と上階や隣室からの生活音に悩まされるというマンション内騒音の2つがあります。多かったのは、後者の生活音によるマンション内騒音でした。

一度気になりだしたら、大きなストレスとなる生活音は、住民トラブルに発展するケースも多々あります。加害者にならないためにも、こうした声を参考にしたいものです。

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また、マンション内で飼われているペットの音に悩まされている人もいます。プライベート空間である自宅にいてもリラックスできないという残念な声も。

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第1位:部屋選びで後悔

騒音を僅差で上回って1位となったのが、部屋の選択。マンションを購入する際に、誰しもが迷うのが建物内のどの部屋を選ぶかということでしょう。日当たり、間取り、エレベーターからの距離、収納の広さや位置など、同じような条件の部屋でも全く同じものはふたつとありません。

特に不満が多かったのが、日当たりと層階。まずは日当たりから先輩たちの嘆きを聞いてみましょう。

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1日中明るい南向きの部屋を買うべきだったと後悔!【マンション購入失敗談No.208】

そして、低層階を買って後悔した人たちがコチラ。

特に虫の被害に悩まされるという気の毒なお悩みもありました。

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お買い得だった1階の部屋、でも上階の騒音が!【マンション購入失敗談No.382】

毎日洗濯物に焼き鳥の臭いが…【マンション購入失敗談No.380】

他には、憧れのタワマンに住んだものの、クローゼットがなくて住みづらいという人やベランダに排水溝がなく、水を使うたびに隣人に気を使うといったとほほ体験もありました。

後悔したことランキングまとめ

総合順位は以下のようになりました。1位の「部屋選び」、2位の「騒音」、3位の「周辺環境・立地」の得票数の違いはごくわずかな差で、この3つがマンション購入者の主だったお悩みということがわかります。

順位 カテゴリー 得票数
部屋選び 75
騒音 73
周辺環境・立地 70
金銭的な負担 36
5 住民トラブル 25

また、カテゴリーとしては「その他」という分類になりますが、特殊性のある物件、例えば壁にくぎなどが打てない構造のマンションやビルドインの家電についてのお悩みも寄せられました。

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2.マンション購入で失敗しないためのチェックポイント

近隣住民・隣人トラブルで失敗しないために

中古マンションの場合は、内覧時にマンション全体の住民の雰囲気を確認することが大切です。住民の年齢層の見極めや生活感覚は自分たちと合っているかといったことを感じ取ることが重要になります。住民の質はエリア性を反映することもありますので、その辺りも意識する必要がありそうです。

また、新築の場合でも、上下階や隣の家族構成や年齢層などは確認したいもの。そのためには、何でも相談できる営業担当者を選ぶことをすすめる声が上がりました。

他には、トラブルに関する告知を見るためにマンションの掲示板を見ることやネット上での口コミサイトなどを参考にするなどの意見もありました。

子育て世代の場合、「マンション選び=学区選び」と言っても過言ではありません。より良い教育環境で子育てしたいと考える方には、学区別の年収ランキング学区別の高学歴な親の割合ランキングなどで地域性をしっかり確認しましょう。

金銭的な負担で失敗ためしないに

毎月の支払はローンばかりに目がいきがちですが、維持費の負担も相当なもの。特に修繕費の値上げは頭の痛い問題です。購入前には、長期修繕計画の確認、加えて中古マンションの場合はマンション全体で十分な積立金があるのかを必ず事前に確認するようにしましょう。

また、駐車場では、自走式に比べ、機械式の場合メンテナンス費が高くつくことも覚えておくとよいでしょう。加えて、駐車場の空きが多くなるとその分を管理・修繕費で補填する必要が出てきますので、車の所有台数の現状もチェックしておく必要があります。

維持費については、頭数が多いことから大型マンションが有利と言われています。ただし、極端に低い維持費も考えもの。共有施設やサービスなども内容を確認し、適正な価格かどうかの判断をする必要がありそうです。

周辺環境・立地で失敗しないために

日当たりや眺望の変化でがっかりしないためには、まずはマンションの近くに将来どんな建物が建つ計画があるのかを知ることが大切。また、子育て世代では、公園や図書館が近くにあると便利だと感じる人が多いのに対し、シニア世代では買い物できる場所や病院が近くにあると安心するという傾向にあります。 近辺の環境や施設は事前にしっかり確認しておきましょう。特に平日と休日、日中と夜間では周辺の雰囲気が大きく異なることもあるので、曜日や時間帯を変えて確認することをおすすめします。

特に子育て世代の場合、子供の通学路を実際に歩いてみることをすすめる人が多くいました。ガードレールのない狭い道を通る場合は、遠回りさせるケースも考えられます。

また、お子さんを保育園に入れたい場合は保育園の空き状況のチェックが必須です。購入したマンションの近くで保育園を探したところ、どこもかしこも待機児童が多く入居前から売却を考えなければならないケースも。住まいサーフィンでは東京23区で最も保育園に入りにくい・入りやすい駅を公表しています。都心のマンション購入を検討している方は必見です。

騒音問題で失敗しないために

マンション内の騒音に関して意識したいのは、隣の部屋との戸境壁と床のスラブの厚さ。音を遮るには、できるだけ厚みのある壁である必要がありますが、特にタワーマンションでは、構造上の理由からコンクリートは使用できず、乾式壁が使用され、厚さにも制限があります。防音面を考えると、戸境壁は200㎜以上、床スラブは200~300㎜以上が求められていることを理解しておきましょう。コンクリートが使用された物件であれば、音漏れのリスクはかなり軽減されます。

また、上下階や隣の部屋の住民の家族構成を知っておくことも大切です。部屋の間取りによっても音漏れが起こります。水回りなどが寝室と隣接していないかどうかを確認するとよいでしょう。

そして、外部の騒音で気になるという声が多かったのが、マンション前の幹線道路の音。大通りに面していたら要注意です。2重窓が採用されている場合は、外からの音漏れはほとんど気にならなくなると言われています。

部屋選びで失敗しないために

不満が多かった日当たり問題に関しては、季節によって変わる日当たりを事前に調べることがポイントのようです。中古マンションの場合、天気の良い日中だけでなく、雨の日や長雨の時期に湿度を調べるとよい、という意見も上がりました。

また、失敗した理由として、収納が少なく、想像していたように部屋が使えなかったことを挙げる人もいます。憧れの駅近タワマンを購入したものの、収納スペースが少なくて苦労しているという嘆きも。そして、内覧時には動かせるものは全て動かしてみるとよい、というアドバイスもありました。

防音対策、収納スペース、部屋による間取りの違いなど、気になることはモデルルームに訪問して販売担当者に確認しましょう。間取りや部屋ごとの販売価格などの詳しい資料もモデルルームに行くと手に入れることができます。(モデルルーム見学がはじめての方はモデルルーム見学のお作法をお読みください。)

3.マンション購入失敗談のまとめ

さまざまな先輩方の失敗体験談を見てきましたが、いかがでしたか。マンション選びの参考になったでしょうか。アンケートの中には、部屋に入った瞬間のフィーリングが大切という意見や最低4つ以上複数会社のマンションを検討し、直接提案を聞くことが大切だというアドバイスもありました。

今回のランキングでは、423件の体験談の総合的な集計を発表しましたが、同時に男女別・年代別・新築/中古別の集計も行いました。

女性は家にいる時間が長いためか、室内での居心地を重視する傾向がみられました。また、騒音では、女性は隣室からの騒音で悩んでいるのに対し、男性は周辺から聞こえる外部騒音を気にする傾向がありました。

マンション購入のボリュームゾーンである20代~30代前半の若い世代は、学区や治安の面で心配な地区を選んでしまったなど、エリア選びで失敗したと感じる声が目立ちます。

一方、40代以降はライフステージの変化に伴い、間取りや使い勝手に不満が生じるといった問題が起こりやすくなります。

中古マンションでは「経年劣化」の悩みがランキング上位に入り、特にリノベーション済み物件では、住んでみると細かな部分の古さや建物自体の老朽化が気になるというお悩みが多くありました。

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