
2017年9月 人気マンションランキングTOP10
2017年9月に住まいサーフィンでアクセス数の多かった分譲マンションを公表する。
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好調、注目エリアに位置する2つの「シティタワー」
9月の注目は、前月の10位から3位にジャンプアップした有明のビッグプロジェクト「シティタワーズ東京ベイ」。都内最大規模となる住宅・商業複合施設開発という特異性に加え、エリア独特の魅力もセールスポイントとなっている。売主である住友不動産では、変わりゆく有明周辺の東京ベイエリアを新たな東京の最前線地区と位置づけ、東京副都心と呼ばれるこの地区が、シンガポール、ニューヨーク、ドバイなどと並ぶ、世界を魅了する近代都市に変貌するとして、その価値をアピールしている。
そして4位にランクインした、もう一つの都心のシティタワー「シティタワー恵比寿」も高い人気を維持している。恵比寿という東京屈指の人気を誇る街に建つタワーレジデンスは希少価値。住友不動産の特徴とも言える一面ガラスウォールのシャープな建物は、都会のタワーにふさわしい洗練された印象を与える。
人気が続く「パークシティ武蔵小山ザタワー」と初登場の「パークコート代々木初台」
春先の初ランキング以来、注目されているのが、5位の「パークシティ武蔵小山ザタワー」である。総戸数628戸、地上41階建ての高層免震タワーだ。何といっても、東急目黒線武蔵小山から徒歩1分という立地が最大の武器。このマンションは、2020年完成予定である駅前再開発事業の敷地内に位置し、駅前には広場や大規模なショッピングモールの建設が予定されている。
部屋タイプは、37.69m2~122.11m2(1LDK~3LDK)まであり、予定価格は5,290万~2億6,390万。天井高は2.6mを確保、ワイドスパンの部屋が中心で、開放感のあるつくりとなっている。
また、9月に初ランクインとなったのが、10位の「パークコート代々木初台」だ。三井不動産の最上位ブランド「パークコート」とあって、早くから注目が集まっていた。京王線初台から徒歩8分。新宿へ京王新線快速で1駅2分、渋谷、原宿なども3km圏内という好立地である。
第一種低層住居専用地域の高台にあり、3階建て地下1階の全46戸。建物内モデルルームがオープンしている。
1位は4ヵ月連続で「グランドメゾン品川シーサイドの杜」という結果となった9月。順位に大きな変動はなかった。三井不動産のパークシリーズから、最上位のパークコート2つを含む5物件がランクイン。そして、住友不動産のシティタワーから2つがランクインした。都心の中でも特に人気のあるエリアで開発を行う大手ディベロッパーのブランドマンションが強さを見せる結果となった。