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暮らしの利便性が高いマンション。
理想通りのマイホームを購入したつもりでいても、入居後に思わぬ失敗に気付いたという方は少なくありません。
そこで本特集では、2024月12月上旬までに掲載した1,335件の体験談から、特に多かった後悔・失敗ランキングTOP5を発表します!
ランキングに沿って、先輩方のリアルな後悔・失敗体験談を見ていくとともに、後悔・失敗しないためのアドバイスもチェックしましょう。
未来のマンション購入者の皆さん、先輩方の悲痛な声に耳を傾け、後悔・失敗しないマンション選びに是非お役立てください。
マンション購入で 後悔した理由 ランキング TOP 5
まずは第1位からご紹介します。
第1位ご近所・近隣施設
昨年同様、後悔した理由の第1位は「ご近所・近隣施設」です。集合住宅であるマンションならではの住民トラブルのお悩みが多く寄せられました。同じ建物を共有し、さまざまな人が暮らすので、どうしてもトラブルが起きがちです。マンション住民の属性を事前にリサーチしなかったことにより、隣人を不快に思ったり、苦情を受けてしまったという人は多いです。
周辺環境の良し悪しを重視していなかったことにより、治安の悪さや騒音に後悔している人もいます。マンション購入前にどんなエリアか知っていたとしても、実際に住んでみてからでは印象が違い不満に思う声もありました。
また、周辺環境をしっかり確認していなかったことで、子どもの将来を心配する声もありました。夫婦ふたりだけなら快適な暮らしであっても、子どもを希望してから不便であることに気づく人もいます。家族構成が変化することを想定していなかったことで起きてしまう後悔です。
ご近所・近隣施設で後悔・失敗しないために
ご近所・近隣施設で後悔しないために、できる限りの情報収集を行いましょう。
中古マンション購入を検討している方は、不動産会社にどのようなカテゴリーの人が住んでいるか、トラブルは起きていないか購入前に必ず確認しておきましょう。不動産会社への確認以外にも、マンションの共有部やエントランス・掲示板をチェックすることもおすすめです。共有部分はマンション住人のモラルを知る手段の一つです。例えば、共有部が整備されているマンションであれば、管理の行き届いているマンションだということがわかります。また、掲示板に騒音やゴミ出しの苦情などのチラシが掲示されている場合、トラブルが起きている可能性があることがわかります。
せっかく購入したマンション生活が隣人トラブルにより台無しにならないように、入念なチェックをおすすめします。
新築マンションは残念ながら、どのような人が購入するかを完全に把握することは困難です。しかし、売り出しマンションの広告やホームページからターゲット層を大まかに予測することは可能ですので、必ずチェックしておきましょう。
周辺環境では、知っている街だからと周辺チェックを怠らないようにしましょう。
何度か曜日と時間帯を変え、実際に現地の様子や街の雰囲気を見ておくことをおすすめします。日中は閑静であっても、深夜になって騒がしくなることもあります。時間帯を変えて細かくチェックしましょう。
また、病院や保育園、小学校、公園は近隣にあると生活しやすいメリットになる反面、悩みの種になることもあります。例えば、近隣に救急センターが設けられている総合病院が立地していると、昼夜問わず救急車のサイレンが鳴り響くことになります。検討中のマンション周辺に、便利であっても騒音を出す恐れのある施設があるかどうかは事前に必ず確認しましょう。
徹底的な下調べは、ご近所や近隣施設での後悔を防ぐことに役立ちます。
また、子育て世代の場合、将来を見据えて、子供が通学しやすいエリアなのかきちんと確認しましょう。まだマンション購入時にお子さんがいなくても、ご家族の将来像をご夫婦でよく話し合い、マンション購入するエリアを決めると良いでしょう。
そして、お子さんを保育園に入れたい場合は保育園の空き状況のチェックが必須です。
購入したマンションの近くで保育園を探したところ、どこもかしこも待機児童が多く入居前から売却を考えなければならないケースもあります。
住まいサーフィンでは東京23区の保育園に入りにくい・入りやすい駅ランキングを公表しています。都心のマンション購入を検討している方は必見です。
第2位騒音問題
後悔した理由の第2位も、昨年同様に「騒音問題」です。
騒音には、線路や通りから聞こえる外部騒音と上階や隣室からの生活音に悩まされるマンション内騒音の2パターンがあります。
今回多かったのは、前者の線路や通りから聞こえる外部騒音でした。
最近のマンションの窓は防音性の高い二重サッシ等が採用されているため、窓を閉めきれば騒音は気になりません。しかし、実際に住んでみて窓を開けると、生活に支障があるレベルの騒音だとわかり、残念に思っている声が多いです。窓を開けたくても開けられず、もう少し静かな場所でマンションを購入すれば良かったと後悔する人もいます。
また、隣人の生活音に悩まされている方の後悔談はこちらです。
子供がいる家庭の部屋に隣接する部屋の住人は騒音に悩まされがちです。上階の子供の出す音に精神的苦痛を感じている人もいます。
騒音問題で後悔・失敗しないために
外部騒音が気になる場合、窓の防音対策は確認必須です。
二重窓・二重サッシが採用されていれば、外からの音漏れはほとんど気にならなくなると言われています。
しかし、今回は、窓も開けられないほどの騒音にガッカリしている声が多く見られました。内見時に外部騒音を確認済みであっても、実際に住んでみてから音の大きさに気づき、残念に思うようです。
このような後悔を回避するために、まずは自分のライフスタイルをよくイメージすることが大切です。
窓を一切開けなくても構わないという人もいれば、エアコンが苦手な人や天気の良い季節には窓を開けてリフレッシュしたい人もいるでしょう。まずは、自分がどのタイプか把握し、後者の場合、マンションの内見時に窓は開けて過ごせるか、夜は眠れそうかなど生活に支障がないか細かく確認し後悔を防ぎましょう。
また、第1位の近隣施設の徹底した調査と同様に、何度か曜日と時間帯を変えて周辺の様子を確認することをおすすめします。アンケートの中では、夜中の騒音が気になる人が多いです。同じような後悔をしないように騒音の確認には最善を尽くしましょう。
マンション内の騒音に関して意識したいのは、隣の部屋との戸境壁と床のスラブの厚さです。
音を遮るには、できるだけ厚みのある壁である必要がありますが、特にタワーマンションでは、構造上の理由からコンクリートは使用できず、乾式壁が使用され、厚さにも制限があります。防音面を考えると、戸境壁は200㎜以上、床スラブは200~300㎜以上が求められると理解しておきましょう。
コンクリートが使用された物件であれば、音漏れのリスクはかなり軽減されます。
また、部屋の間取りによっても音漏れが起こります。隣室との間に収納スペースがあるような間取りであれば、生活音が伝わりにくく防音効果が高まりますが、隣室の水回りが寝室と隣接しているような場合は音漏れが起こる可能性があります。間取りが騒音トラブルの元にならないか必ずチェックしましょう。
しかし、騒音対策が万全なマンションでも音の感じ方には個人差があります。独身者やお年寄りご夫婦の多いマンションを選んでしまうと、子供の足音に対してクレームが来てしまうことが多いようです。
こういった騒音の調査を企業に依頼する事も可能です。
参考:マンションにおける騒音問題と騒音測定事例 | 騒音調査・測定・解析のソーチョー
そこで、物理的な対策の他に考慮したいのが、属性が近い人が多く住むマンションやエリアを選ぶことです。ファミリー向けの新築マンションや大規模分譲地の入居者は、小さなお子さんのいるご家庭が中心で「お互い様」という雰囲気があり、子どもの出す音に神経質にならずに済んだといった意見もありました。
または、騒音問題を気にせず伸び伸びと子供を育てたい方は、戸建て購入を検討することも良いでしょう。住まいサーフィンでは、あなたの希望にマッチした資産性の高い戸建てが一目でわかる『パーソナル戸建て』をご提供しています。ご興味のある方は、こちらをご確認ください。
第3位駐車場・駐輪場
昨年後悔した理由の第4位だった「駐車場・駐輪場」が、今年は第3位となりました。
駐車場の使い勝手が悪く後悔している声が多いです。特に機械式駐車場の評判が良くありません。機械式駐車場は、セキュリティ面においては安心ですが、車の出し入れに時間がかかることが後悔する原因となっています。さらに、機械式駐車場は駐車スペースが狭く、停められる車種が限られることが多いです。希望の車が購入できないこともあります。
駐車場と同様に、駐輪場に対しても後悔の声があります。
駐車場が狭くて出し入れがしにくい、駐輪場の数が足りないといった声が多いです。特にファミリータイプのマンションでありながら、子供乗せ自転車の駐輪に対応していないことに不満な意見が見られました。
駐車場・駐輪場で後悔・失敗しないために
マンションに設置された駐車場は、「自走式立体駐車場」「機械式立体駐車場」「平面駐車場」の3種類があります。
自走式立体駐車場は、地下や別棟に建てられている複数の階層があるタイプで、機械式立体駐車場は、タワーパーキングや昇降方式などの種類がある機械式タイプです。また、平面駐車場は、舗装された平地に区画を定めるための線が引かれたタイプとなっています。
どのタイプの駐車場が設置されているか、どのタイプが自分にとって使いやすいか、内見時に確認しましょう。
そして、駐車場は、マンションの戸数と同じ数の駐車スペースは用意されていないことがほとんどです。そのため契約できるかどうかは抽選式であることが多いです。中古マンションはすでに入居している人の車で駐車場が満車になっている場合、空きが出るまで待つことになります。抽選が当たらない・空きがない場合に備え、周辺の駐車場が空いてるか事前に確認しておきましょう。
もし抽選に当たったとしても、マンションの駐車場は狭く出し入れがしにくいことが多いです。
内見時には、駐車場もしっかり確認しましょう。出し入れがスムーズにできるか、実際に自分の目で見てしっかり確認することが大切です。実際使ってみるとイメージよりも狭い駐車場で使い勝手が悪かった、所有自動車のサイズが合わずに停められなかった…という後悔する人もいます。
また、駐車場が機械式の場合、朝の出勤時にマンション住民が順番待ちとなり、すぐに車を出せないことがあります。出勤や出かける際は、時間に余裕を持った行動を心がけると良いでしょう。
体験談の中には、駐輪場の確認を失念し、後悔している人もいます。
人によっては自転車も生活に欠かせない移動手段となるので、どのような駐輪場なのか内見時に忘れずに確認しましょう。
また、駐輪場の管理規約も確認が必須です。
マンションによっては、駐輪場の個数の割り当てが決まっていたり、抽選の場合があります。ご家族で住む場合は、一家庭でいくつの駐輪スペースが割り当てられるのか事前確認が必要です。駐車場同様、抽選に落ちた場合に備え、近隣に契約駐輪場がないか確認しておきましょう。もし駐輪場が見つからない場合は、家の中に自転車を置く人もいるようです。そうなると、マンションの玄関先に十分なスペースががあるかどうかの確認が必要になりますね。
快適に駐輪場を使うための方法として、シェアサイクルサービスのあるマンションを選ぶことも1つの手段です。
シェアサイクルサービスとは、無料のレンタルサイクルでマンションの住民であれば誰でも使用できます。このサービスを利用するマンションであれば、自転車を利用しやすい環境になり、快適に駐輪場を利用することができるでしょう。
第4位金銭的な負担
後悔した理由の第4位は「金銭的な負担」です。昨年からワンランク下がった結果となりました。
金銭面で多く見られた後悔が、「高額な管理費・修繕費」に後悔しているという意見です。
マンション購入時にしばらくは値上がりがないことを確認したにもかかわらず、入居後に大幅に値上がりしてしまい、今後の生活を不安に思う声もあります。
また、ローンを組む時期や組み方を失敗した人や、予算以上のマンションを購入してしまい後悔している声も多いです。
金銭的な負担で後悔・失敗しないために
管理費と修繕積立金はマンションに住んだ際に必ず納めるお金であり、マンションの安全性や資産性を維持するために必要な資金です。
大切な資金だと承知の上でも、金額が値上がりしていくことに失敗したと感じる人は多いです。
そんな後悔や失敗を防ぐために、管理費や修繕積立金については、支払いが負担とならないように事前に確認しておくべきポイントがあります。
それはマンションの修繕計画と共有部分の設備です。
長期修繕計画期間の目安は、新築マンションは30年、既存マンションは25年です。大規模修繕の周期は12年程度が目安とされています。それが既に行われているのか、近々に行う予定があるのか、購入前に「長期修繕計画」と「修繕履歴」を確認しましょう。ただし、計画はあくまで計画のため、修繕積立金が突然値上がりしたり、臨時金として修繕費を徴収されるケースもあります。
なるべく月々の負担を軽減させるため、修繕計画書の確認は怠らないようにしましょう。
また、共有部が豪華なマンションを避けることにより、管理費と修繕積立金を抑えられることもできるでしょう。ジムや噴水などの共有部の設備が整っていればいるほど、管理やメンテナンスに費用がかかります。管理費と修繕積立金を抑えたい場合は、共有部が充実していないマンションを選択するのも1つの手段です。 家族構成やライフスタイルを踏まえ、共有部を実際に生活で使用する予定があるのか、計画性をもってマンションを選びましょう。
次に、金銭面で心配になるのが月々のローンの支払いです。
体験談の中では、もしライフスタイルが変化した際に、滞りなく返済ができるのか不安な気持ちで過ごしている人もいます。人生は何が起きるか本当にわからないものなので、無理な金額でローンを組まずに余裕をもった返済額を設定しましょう。または、いつでも売れる資産性の高いマンションを購入しておくことが万が一の安心材料になります。
住宅ローン金利については、現在のところ低金利な状態であり、お得に住宅ローンが借りられます。
しかし、変動金利と固定金利共に金利は上昇しており、今後も上昇する可能性があります。金利上昇には、日銀の金融政策が影響します。マンション購入を検討している人は、今後の経済情勢や金利に注視しておいた方が良いでしょう。
現時点では、建築資材や人件費高騰の影響やマンションを建設する土地の仕入れから販売まで2~3年ほどかかることから、マンション価格は2026年頃までは下がらないことがほぼ決まっています。多くのエリアでは今後も価格が上がることも決まっており、住宅ローンが低金利であるうちに、早めに購入することが望ましい状況です。
ただし、今後の金利向上を見据えて、仮に住宅ローン金利が上昇しても対応できるように無理のない返済計画を立てておくことが重要です。住宅ローン金利の最新動向については、こちらの記事をご参照ください。
第5位修繕費用・修繕工事
後悔した理由の第5位は「修繕費用・修繕工事」です。
修繕費用・修繕工事で多く見られた後悔は「中古マンションの劣化」です。
リフォームやリノベーションがされて一見綺麗だとしても、取り換えていない古いままの箇所もあります。購入時はまだ大丈夫と思っても、数年住んでから劣化が気になり、リフォームしておけば良かったと後悔してしまうことが多いです。また、中古マンションの共有部が劣化することで、修繕費の値上がりを心配する声もあります。
修繕費用・修繕工事で後悔・失敗しないために
リフォーム済みの中古物件は一見綺麗に見えますが、修繕範囲に注意が必要です。
パッと見は綺麗に修繕されていても、トイレやユニットバスなどの水回りはそのままというケースがあります。リフォームされていないことに気付いたとしても、購入時はまだ大丈夫だろうと修繕を後回しにし、入居後すぐに壊れてしまったという体験談もありました。
入居と同時のリフォームであれば、かかった費用を住宅ローンに組み込める場合もあります。気になる箇所は入居前にまとめて直してしまった方が入居後の満足度が高くなるでしょう。
入居後のリフォームだと、ローン以外にお金がかかり金銭的な負担になったり、リフォームする箇所によっては仮住まいが必要になる場合もあります。修繕は後回しにするのでなく、購入と同時にリフォームして対処しておくと良いでしょう。
また、中古マンションを検討する際は、リフォームで直せない部分の劣化についても忘れずにチェックしましょう。経年劣化により、ドアや窓の建てつけが悪くなっているケースがあります。居室内のサッシ・窓・玄関ドアの外側はマンション共用部であり、勝手に交換できないケースが多いためご注意ください。
中古マンション購入の失敗談をさらに詳しく知りたい方は、こちらのコラムがおすすめです。中古マンション購入検討中の方は是非ご一読ください。
また、築年数が経過した物件は経年劣化が心配だと感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし、RC造のマンションの寿命は120年と算定されており、適切な管理が行われている物件であれば問題なく住むことができます。
新築マンション価格は高騰していますので、適正価格で購入しやすい中古マンションを買って、居室内リフォームを行う方も増えています。
特に狙い目なのは築20年前後の中古マンションです。築20年前後の中古マンションの選び方については、こちらのコラムをご参照ください。
番外編
「その他」のお悩みとして、マンションの資産価値を考慮すべきだったと下調べ不足に後悔している人もいます。
一生に一度の大きい買い物である自宅購入ですが、将来売却を意識してマンションを購入する人も増えています。事前の情報収集をせずに購入すると、売却時に大きく損をしてしまうリスクがあります。
住まいサーフィンでは、SUUMO(スーモ)やHOMES(ホームズ)、athome(アットホーム)などの不動産ポータルサイトでは得られない、独自の価格情報をご提供しています。活用方法はこちらの記事をご参照ください。
また、独身でマンションを購入して後悔や失敗したエピソードもありました。
独身当時は計画になかった結婚や転勤など、人生には想像しなかった転機が訪れることがあります。
一人暮らしだと十分な広さのマンションだったとしても、ライフスタイルが変化したり、結婚をして家族が増えればもっと広い部屋に引っ越したくなることでしょう。
また、独身者がファミリー層向けのマンションを購入してしまい、子供の足音に悩まされて購入したことを後悔することもあります。
そんな独身者のマンション購入で大切なことは、いつでも住み替えができる資産性の高い売れるマンションを購入することです。
「家族が増えて引っ越したい」「属性が同じ人が住むマンションを選ぶべきだった」など、人生の転機や購入を後悔した際に不安なく売却できるマンションを選びましょう。
住まいサーフィンでは、マンションの資産価値が一目でわかるようになっています。マンションを購入して後悔したくない方は是非ご活用ください。
まとめ
さまざまな先輩方のリアルな後悔・失敗体験談を見てきましたが、いかがでしたか。
マンション選びの参考になりましたでしょうか?
アンケートの中には、年齢が若いうちに財産となる住宅を購入してしまった方が良いという理由から、マイホームは思い立ったらすぐに購入することをおすすめする人もいれば、大きな買い物になるので妥協せず、少しでも気になることがあれば勢いで購入せずに出来れば何年か住んでみてから、その土地で住宅探しをすることをおすすめするというアドバイスもありました。
マイホーム購入は人の数だけ正解があるもの。ご自身が納得できるマイホーム探しのための参考として、後悔・失敗ランキングをお役立ていただければ幸いです。
今回のランキングでは、1,335件の体験談の総合的な集計を発表しました。最後にまとめとして、新築マンションと中古マンションに分けて後悔・失敗ポイントをご紹介します。
新築マンションでは「ご近所・近隣施設」のお悩みが多くなりました。
子どもの学区を確認していなかったり、マンション周辺の保育園を確認せずにマンションを購入してしまったという将来をイメージできていなかった後悔の声やマンション周辺の想像以上の騒音に後悔しているなど、周辺環境の確認を十分にしていなかった後悔の声が多いです。
内装の後悔はリフォームで解決できますが、周辺環境は自分の力でどうにかできることではありません。新築マンションでは、モデルルーム見学だけではなく建設地の周辺環境についても、しっかりと現地調査を行うことをおすすめします。
中古マンションは「騒音問題」のお悩みが一番多いです。それとほぼ同等に多いお悩みが、新築マンション同様に「ご近所・近隣施設」問題です。
騒音面では、上下の階の生活音だけでなく、外からの車や電車の騒音が気になる方が多いです。マンションの防音・遮音性能は年々向上していますが、築年数が経つと中古マンションの方が騒音を強く感じる傾向にあるようです。
周辺環境では、どんな人が住んでいるか確認せずにマンションを購入してしまいトラブルになっている声や不便な立地にマンションを購入してしまった後悔などがありました。
新築・中古マンションの購入は、賃貸とは違い、後悔や失敗があっても気軽に引越せるものではありません。今回ご紹介した先輩方の失敗談をマイホーム購入に役立てましょう。
住まいサーフィンでは、1000件以上あるマンション・一戸建て購入の後悔・失敗体験談をカテゴリ別にお読みいただけます。事前の情報収集で後悔するリスクを減らし、理想のマンションに出会えるよう万全の準備をしておきましょう。
しかし、慎重に検討して購入した住まいであっても、入居後に想定外のトラブルが起きてしまう可能性もあります。
いつでも住み替えが出来る「資産価値」の高いマイホームを選んでおくと、万が一の場合も安心です。
こちらのコラムでは、「資産価値」の重要性をより詳しく解説するとともに、専門知識不要で「資産価値」の高いマイホームを見つける手順をご紹介しています。
マイホーム購入検討中の方はぜひご覧ください!
ここまで記載した体験談以外にも、数多くのしくじり体験談をご用意しています。毎週定期的に追加しております。
最新のしくじりを見たい方は以下からご覧ください。
本ページでは、マンション購入の後悔・失敗体験談をご紹介致しました。もし一戸建ても並行して検討している場合には、一戸建て購入の後悔・失敗体験談もご用意しております。
気になる方は以下より是非ご覧ください。