ちょっと残酷なマンションおみくじ
行政区別マンション騰落率【2016年版】

沿線・駅別マンション相場 2016年版

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いつ、どの場所でマンションを買った人が儲かっているかが一目瞭然の隠れ人気コンテンツです。ちょっと残酷(?)な行政区別分譲年別のマンション騰落率となります。「どの年に、どの場所に、マンションを買った人が、実際にどのくらい儲かったか(または損したか)」が分かります。

既にマンションを購入した方は「見たくない」かもしれませんが、これからマンションを購入する人には、参考にしていただきたいものです。場所と時期によってこんなに差が出てしまう、というのは、不動産業に従事する人はよく知っていますが、一般の方はなかなか知る機会がありません。

■調査概要
サンプル:2015年の中古マンションの売出データ
騰落率:新築時と中古売出価格を住戸単位で比較し騰落率を算出

1.首都圏の行政区別分譲年別マンション騰落率

●分譲年と中古騰落率について
『マンション7つの法則』でも述べていますが、「購入時期」と「エリア」によって、そのマンションが儲かるかどうかは左右されます。
2015年に売り出された中古マンションデータを元に、検証してみます。

首都圏:分譲年別中古騰落率

  • 分譲年2006~2008年のマンションは、中古騰落率が低いです。この時期はミニバブル期といわれ、マンション価格がぐっと高くなった時期に該当します。
  • 首都圏1都3県別で中古騰落率が最も高いのは東京都、次いで神奈川県となります。

東京都:分譲年別中古騰落率

  • 東京都のすべての行政区で騰落率が高いわけではありません。都心3区(千代田区、港区、中央区)が高いエリアとなります。都心3区は、価格高騰期に資産インフレしやすいエリアではありますが、どの分譲年も中古騰落率がプラスとなっています。
  • 都心から、23区の周辺部に向かうにしたがって、騰落率がマイナスになり始めます。
  • 都下は一部(三鷹市、武蔵野市)を除いて、23区に比べると中古騰落率は低いといえます。

東京都:分譲年別中古騰落率

神奈川県:分譲年別中古騰落率

  • 神奈川県で中古騰落率が高いのは、横浜市西区と川崎市中原区。
  • 横浜市西区は、駅からの距離が近く、大規模でタワーマンションという、資産価値を保ちやすい条件を備えたマンションが多い。
  • 川崎市中原区は、武蔵小杉駅のタワーマンションが牽引している。再開発が進み、複数路線が乗り入れ、東京、横浜のオフィス街へのアクセスが良好。

神奈川県:分譲年別中古騰落率

埼玉県:分譲年別中古騰落率

  • 埼玉県で、マンションの資産性が維持されやすいのは、「さいたま市浦和区」「さいたま市大宮区」「和光市」「朝霞市」「さいたま市中央区」。

埼玉県:分譲年別中古騰落率

千葉県:分譲年別中古騰落率

  • 千葉県は、直近の供給が少ないが、2000年代前半では浦安市が、2010年以降では市川市、船橋市が騰落率が高い。

千葉県:分譲年別中古騰落率

2.関西圏の行政区別分譲年別マンション騰落率

関西圏:分譲年別中古騰落率

  • 関西も同じく、分譲年2006~2008年のマンションは、中古騰落率が低いです。
  • 関西の2府4県の中で中古騰落率が最も高いのは京都府。大阪府、兵庫県、滋賀県が同じ程度で続きます。

京都府:分譲年別中古騰落率

  • 京都府の中でも騰落率が高いのが、中京区、下京区、上京区、左京区と価格が維持されやすいんもは洛中エリアが中心。
  • 中心部から離れると、騰落率が低くなる。

京都府:分譲年別中古騰落率

大阪府:分譲年別中古騰落率

  • 大阪府の中でも騰落率が高いのは、大阪市福島区、大阪市浪速区、北区、西区など。
  • キタ、ミナミへのアクセスがいい立地は資産価値が保たれやすい。

大阪府:分譲年別中古騰落率

兵庫県:分譲年別中古騰落率

  • 兵庫県の中でも騰落率が高いのは、三宮がある神戸市中央区、大阪からのアクセスがよく子育て世代に人気の西宮市。
  • 大阪や神戸へのアクセスが悪い場所は中古騰落率が低い。

兵庫県:分譲年別中古騰落率

他エリア:分譲年別中古騰落率

  • 参考までにその他エリアの騰落率は以下のとおり。

他エリア:分譲年別中古騰落率