売主別 中古マンション値上がり率(騰落率)ランキング2023(関東版)
関西圏で7年連続1位を獲得している阪急阪神不動産が関東初の4位
目次
調査概要
分譲マンション購入・売却検討者31万人を有する分譲マンションのセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」(https://www.sumai-surfin.com/)は、2023年度関東売主別中古マンション価格の値上がり率ランキングを発表します。「住まいサーフィン」は不動産ビッグデータを活用しコンサルティングを行う、スタイルアクト株式会社(東京都中央区・代表取締役:沖有人)が運営しています。
本調査は、2008年から2022年に竣工した関東圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城)の新築分譲マンションを対象に、各住戸の新築分譲時の価格と、2023年1月から2023年12月までの1年間に中古マンションとして売り出された価格の騰落率を算出し、2024年1月時点の経過年数で除算することで年間当たりの値上がり率を算出する。関東圏で20棟以上のサンプルがあるデベロッパーを対象としています。
調査結果
2023年度、関東売主別値上がり率ランキングは、1位三井不動産レジデンシャル、2位住友商事、3位は大和ハウス工業、4位は阪急阪神不動産、5位伊藤忠都市開発となりました。
関東売主別1位 三井不動産レジデンシャル
1位の三井不動産レジデンシャルは、大手デベロッパーとしてハイエンドから一般ファミリーまで各立地に適切なブランドで供給を行うことで高い資産価値を維持しております。その中でも特に「パークタワー」シリーズなど都市型大規模タワーの価格上昇が大きく寄与し、関東の値上がり率1位となりました。
2位の住友商事のマンションブランド「クラッシィハウス」は、「機能と美の融合」をコンセプトに、総合商社の強みを生かし、主に都内などにエリアを限定し、好立地に供給していることもあり、関東の値上がり率で2位となりました。
3位の大和ハウス工業のマンションブランド「プレミスト」は、「愛され続ける場所になる。」をコンセプトに、総合デベロッパーの強みを生かした物件供給が特徴的で、関東の値上がり率で3位、関西の値上がり率でも2位となりました。
4位の阪急阪神不動産のマンションブランド「ジオ」は、永住を見据えた品質の確保にこだわり、お客様目線を徹底した住まいづくりで、関東圏においては厳選したエリアを中心に供給したことで今回関東の値上がり率でも4位、また関西圏の値上がり率では7年連続1位となりました。
5位の伊藤忠都市開発は、住まいづくりの指針に「創造」と「信頼」を掲げ、伊藤忠グループとしての強みを生かした物件供給で都市部へのマンション供給割合が高く、値上がり率5位となりました。
売主別中古マンション値上がり率(騰落率)のランキング(関東圏)
順位 | 売主名 | 平均値上がり率 (1年あたり) |
物件数 (棟数) |
事例数 (件) |
---|---|---|---|---|
1 | 三井不動産レジデンシャル | 6.1% | 122 | 1717 |
2 | 住友商事 | 5.8% | 20 | 183 |
3 | 大和ハウス工業 | 5.1% | 37 | 492 |
4 | 阪急阪神不動産 | 5.0% | 21 | 210 |
5 | 伊藤忠都市開発 | 5.0% | 30 | 312 |
6 | 東京建物 | 4.8% | 26 | 287 |
7 | 東急不動産 | 4.6% | 45 | 439 |
8 | 三菱地所レジデンス | 4.3% | 120 | 1400 |
9 | 野村不動産 | 4.2% | 172 | 2449 |
10 | オープンハウス・ディベロップメント | 4.0% | 28 | 258 |
中古マンション値上がり率(騰落率)
新築販売時と中古売り出し時のマンション価格を比較し、価格が上がったか下がったかを%で表現したもので、マンションの資産価値を示しています。
計算式:中古値上がり率=中古売出価格/新築時価格/経過年数
一部JVを除外。また、少数事例による誤差を抑制するため、総戸数10戸未満のマンションならびに事例数が5件未満のマンションを除外。
上記を満たすマンション数を20棟以上販売した売主上位10社のみを公表している。
スタイルアクト株式会社
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