
2016年11月 人気マンションランキングTOP10
2016年11月に住まいサーフィンでアクセス数の多かった分譲マンションを公表する。
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品川シーサイドから2つ同時にランクイン!
11月は再開発で活気づく品川エリアに注目が集まった。品川駅がリニア中央新幹線の停車駅に決定。また、山手線の新駅が平成32年に田町から品川間に開業することも決まっている。他にも、品川・田町駅周辺は「アジアヘッドクォーター」特区に指定され、多国籍企業の拠点となるべく、誘致がすすむ。
4位の「プライムパークス品川シーサイド ザ・タワー」は品川シーサイド駅から徒歩3分、29階建ての免震タワーマンションだ。間取りは1LDKから4LDKまであり、価格は1LDKが3900万円からと手ごろ感があり、予定最多価格帯は6300万円台。全817戸で、2017年2月下旬から販売を開始する。
一方5位にランクインした「グランドメゾン品川シーサイドの杜」も品川シーサイド駅から徒歩3分とプライムパークスとほぼ同条件の立地。こちらは発展する品川にあって、「豊な杜の中で暮らす」をテーマに、敷地内に多くのグリーンエリアがつくられる予定だ。地上19階建て、全687戸。2017年3月に発売開始で、価格は未定である。どのような価格帯で売り出されるのか注目だ。
竣工後もおとろえない、湾岸大規模タワー人気
2016年1月に竣工した三井不動産が手掛ける「GROBAL FRONT TOWER」は、完成後も変わらず高い人気を誇っている。再開発で注目される田町エリアにある34階建て、882戸の大型タワーで、特徴はどの方角の部屋からも湾岸の開放感ある眺望が臨めること。共有施設は、バーベキュー可能なテラスがあるゲストルームやフィットネス施設、東京湾が一望できるラウンジなど、大規模マンションならではの充実ぶりをみせる。街の将来性に加え、間取りや眺望、周辺環境など全ての要素で満足度の高い評価がついている。
もう一つ上位に7位にくい込んできた湾岸タワーが、超高層52階建て免震タワーレジデンス「DEUX TOURS CANAL & SPA(ドゥ・トゥール キャナル&スパ)」だ。今年3月に完成したマンションである。マンション名にもあるように2種類のスパを備えているのが特徴で、優雅なスパが湾岸ライフに華をそえる。ドゥ・トゥールがある晴海は、現在東京オリンピックに向けインフラ整備がすすみ、新しい大型マンションが続々と建設されているホットな地区。最寄りの勝どき駅まで徒歩9分とやや距離はあるが、1階には24時間営業のスーパーが開業、新橋駅への直通シャトルも運行予定で、生活利便性は高い。
こうした「完成物件」は、実物を見ることができるという大きな利点があるため、今後も一定の需要があると言えるだろう。
10月に引き続き、トップは三井不動産レジデンシャルのハイグレードマンション、「パークコート浜離宮」と「パークコート青山ザタワー」が占めた。そして今月は、品川や田町など再開発エリアにある大型タワーマンションにアクセスが集中。「街の将来性に投資する」という未来志向型の購入予定者たちのハートをがっちりとつかんだ。