
2017年1月 人気マンションランキングTOP10
2017年1月に住まいサーフィンでアクセス数の多かった分譲マンションを公表する。
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「パークコート青山ザ タワー」の1強時代はどこまで続く?
2017年新しい年を迎え、今年は春にかけて新築マンションの供給が増えると予想されている。今年度はどんなマンションに注目が集まるのだろうか。
スタートとなる1月は昨年度から大きな変化はみられなかった。2016年秋口から話題となった超高級マンション「パークコート青山ザ タワー」の注目度は依然高いままだ。メディアへの露出もあり、購入するか否かはさておき、とにかく見ておきたいというニーズがあったのだろう。
昨年10月からの順位の変化は、1位(2016年10月)→2位(11月)→1位(12月)→1位(2017年1月)。
衰えない品川シーサイドの人気
一方、11月のランクイン以来、注目度の高い品川シーサイドの2つのマンションも相変わらずの人気である。
3位の「プライムパークス品川シーサイドザ・タワー」(総戸数817戸、地上29階建て)は、モデルルームがオープンしてからその来場者数の多さが話題にのぼるほどの賑わいをみせている。大きな魅力のひとつは価格帯だ。低層階であれば70m2で4000万円台の部屋も少なくない。都心マンションは、もはや平均的なサラリーマンには手が届かなくなったと言われてひさしいが、この販売価格は購入予定者たちに好感をもって迎えられた。
近くには「プライムパークス品川シーサイドザ・レジデンス」という、335戸、地上15階建てのマンションも同時に売り出され、こちらの人気も上々である。タワーよりも建物全体のスペックは若干落ちるものの、城南エリア最安値との呼び声もあり、比較的条件の良い部屋でも坪単価は200万円台という価格帯だ。
そして、もうひとつの品川シーサイド駅のマンション、積水ハウスが売り主の「グランドメゾン品川シーサイドの杜」は、第2位にランクイン。価格の公表も近く、こちらも注目度が高い。品川の再開発を後ろ盾に、品川シーサイドには今後も熱視線が注がれる。
ランキング上位のキーワードは、「3Aアドレス(麻布、青山、赤坂)」と「再開発」。
そして、品川シーサイドのように同駅から属性の似たマンションが販売されると、価格競争が起きて、購入者はその恩恵を受ける可能性が高い。今後日本橋エリアでは、複数のマンションが販売予定で、厳しい日本橋バトルが予想されている。これからの注目エリアだ。