
2018年7月 人気マンションランキングTOP10
2018年7月に住まいサーフィンでアクセス数の多かった分譲マンションを公表する。
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ランキング下位に変化あり!
7月のランキングは上位に大きな変動はなかった。今年度3月から「グランドメゾン品川シーサイドの杜」と「MID TOWER GRAND」が、入れ替わりながらトップの座につくという2強現象が続いている。3位以下は、「シティタワー恵比寿」「パークタワー晴海」「パークシティ武蔵小山ザタワー」「ザ・タワー横浜北仲」とお馴染みのタワーマンション名が続く。
大きな変動があったのは、7位から10位までで、「グランドメゾン目白新坂」と「サンリヤン小岩レジデンス」という2つの物件が初ランクインとなった。
「グランドメゾン目白新坂」と「サンリヤン小岩レジデンス」が初お目見え!
「グランドメゾン目白新坂」は、有楽町線「江戸川橋」から徒歩4分という恵まれたロケーションが魅力。緑連なる坂の中腹、瀟洒な住宅街に位置する上品なマンションだ。売主は積水ハウスで、施工は熊谷組が請け負う。8階建て全68戸、46.08m2~91.4m2の1LDK~3LDKが用意されている。
1フロア3戸と角住戸率が高く、各フロアにつき1基のエレベーターが設置されるなど、プライベートな邸宅を意識したつくりとなっている。住戸プランも豊富で、角住戸に加え、ワイドスパンや両面バルコニータイプ等がある。また、東京、大手町、新宿、池袋などの主要駅が10分以内で移動可能となっており、職住近接が叶う物件として評価が高い。販売価格は5,230万から15,490万円。第1期50戸は即日完売という盛況ぶりだ。
一方、「サンリヤン小岩レジデンス」は、JR総武線「小岩」から徒歩10分にある、ファミリー向けマンションである。小岩は、東京へ16分、新宿へ22分と都心へのアクセスも良く、駅前には再開発計画が進んでおり、江戸川区でも今、注目の街だ。
8階建ての2棟構成で、2LDKと3LDKの全60戸が計画されている。外観は、ベージュのタイルを使用した落ち着いた雰囲気。第一種住居地域に位置し、徒歩5分以内にはスーパーマーケットや小・中学校がある。売主は西日本鉄道株式会社、設計・施工は山田建設が請け負う。11月上旬に販売開始予定で、販売価格の発表が待たれる。
今月は、優雅な都心の丘、「目白」と生活利便性が高く、親しみやすい「小岩」という二つの街から特色あるマンションがランクインした。大規模タワーが大勢を占める中、地域性の高い小規模物件に購入希望者の関心が寄せられたのは、興味深い。