2018年9月 分譲マンション人気ランキングTOP10
戸建て感覚のマンションが複数ランクイン
順位 | マンション名 | 所在行政区 | 総戸数 | 分譲開始年月 | 周辺相場 | 資料請求 | モデルルーム予約 |
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グランドメゾン品川シーサイドの杜 | 東京都品川区 | 687 | 2017年3月 | ||||
シティタワー恵比寿 | 東京都渋谷区 | 310 | 2017年6月 | ||||
MID TOWER GRAND | 東京都中央区 | 503 | 2018年6月 | ||||
4 | パークタワー晴海 | 東京都中央区 | 1076 | 2017年6月 | |||
5 | ブランズ横浜 | 神奈川県横浜市西区 | 210 | 2016年4月 | |||
6 | プラウドタワー東池袋 | 東京都豊島区 | 132 | 2018年3月 | |||
7 | シティタワーズ東京ベイ | 東京都江東区 | 1539 | 2017年4月 | |||
8 | グランドメゾン目白新坂 | 東京都文京区 | 68 | 2018年7月 | |||
9 | シティハウス中目黒テラス | 東京都目黒区 | 112 | 2015年8月 | |||
10 | ザ・ロアハウス吉祥寺 | 東京都武蔵野市 | 18 | 2018年8月 |
「グランドメゾン品川シーサイドの杜」がトップに返り咲き
閲覧数で2位以下を大きく引き離す形でトップに返り咲きを果たした「グランドメゾン品川シーサイドの杜」。注目度は依然衰えていない。
住まいサーフィンユーザーによる評価では、総合評価の平均が80.8点というハイスコアをマークしている。特に高い得点となったのが、「住戸の使い勝手」と「周辺環境」。住戸設備では、窓のカギやドアのデザインなどに売主である積水ハウスの住宅メーカーならではの工夫がいかされているという声が聞かれた。また、アウトフレーム工法で室内への柱の食い込みを極力なくしたリビングルームや遮音性を重視した床や壁の構造、次世代型のガラスの採用なども評価された。
周辺環境では、品川シーサイドと青物横丁の2駅が使えること、そして大型ショッピングセンター「イオン」まで徒歩3分という利便性が高く評価される結果となった。逆に良くない点として、高層階を除き開放感ある眺望が望めないことや交通ノイズの不安が挙がったが、コストパフォーマンスも含めた総合力の高さは群を抜いている。
初ランクイン物件はハイブリッド型のユニークなマンション!
10位に初ランクインとなった「ザ・ロアハウス吉祥寺」は、他物件とは一線を画すコンセプトが話題を呼んでいる。JR「吉祥寺」駅から徒歩6分という好立地にある地上3階、地下1階の全18戸で、売主はコスモスイニシア。そのコンセプトは、「戸建てでもない、マンションでもない、新しい住まい」だ。各住戸が横並びにつながる低層住宅で、欧州型のアパートメントを連想させるつくりとなっている。間取りもユニークで、地下1階から2階までを使った戸建てのようなタイプや、3階部分と屋上のスカイテラスからなる部屋などがある。広さは54.78~88.17m2の1LDK~2LDK。集合住宅の新しいかたちを提案する個性的なマンションとして注目が集まっている。
今月初ランクインした「ザ・ロアハウス吉祥寺」、そして1か月ぶりにランキング入りした「グランドメゾン目白新坂」。「グランドメゾン目白新坂」はプライベート感のある邸宅を意識したつくりで、「ザ・ロアハウス吉祥寺」はそれを少しカジュアルにしたタイプといえるだろう。この10年余り続くトレンド、大規模タワーとは対極となるこうした戸建て感覚のマンションがこれからどんな評価を受けるのか。来月以降のランキングに注目だ。