2021年2月分譲マンション人気ランキングTOP10

都心や東京湾岸の大規模マンションに加え、郊外や低層レジデンスも人気

順位	マンション名	所在行政区	総戸数	分譲開始年月
	ブランズタワー豊洲	東京都江東区	1152	2019年10月
	パークタワー勝どきミッド／サウス	東京都中央区	2786	2020年9月
	アトラスタワー白金レジデンシャル	東京都港区	94	2021年6月
4	ＳＨＩＲＯＫＡＮＥ　Ｔｈｅ　ＳＫＹ	東京都港区	1247	2019年11月
5	ブリリアシティ西早稲田	東京都豊島区	454	2020年8月
6	プラウドシティ日吉レジデンスII	神奈川県横浜市港北区	417	2019年11月
7	パークホームズ市ヶ谷ヒルトップレジデンス	東京都新宿区	64	2020年11月
8	プラウド目黒洗足ガーデンコート	東京都目黒区	41	2021年1月
9	シティタワーズ東京ベイ	東京都江東区	1539	2017年4月
10	幕張ベイパークスカイグランドタワー	千葉県千葉市美浜区	826	2019年2月

「アトラスタワー白金レジデンシャル」が初ランクイン！

首都圏など一部都府県に緊急事態宣言が発令されていた2月も、購入希望者たちの意欲は衰えることなく、各物件の閲覧数は高い数値を示した。1位、2位は前月と変わらず、「ブランズタワー豊洲」、「パークタワー勝どきミッド／サウス」となった。一方、ランキング全体を見ると、4物件が入れ替わり、新しいマンションの名前が挙がった。

そのひとつが、3位にランクインした「アトラスタワー白金レジデンシャル」である。東京メトロ南北線、都営三田線「白金高輪」から徒歩3分という、都心一等地の駅近マンションだ。「白金高輪」駅周辺の再開発地域に隣接し、ショッピングにも非常に便利なエリアである。また、周辺は三光坂へと続く落ち着いた邸宅街となっている。

「アトラスタワー白金レジデンシャル」は、23階建ての免震タワーレジデンスで、全94戸の間取りは、33.38m²の1DK～114.12m²の3LDK。角住戸率は7割以上で、バルコニー側の間口が広いワイドスパン設計を多く採用、またハイサッシを用いるなど開放感を意識したつくりとなっている。27台駐車可能な機械式駐車場と110台収容の自転車置き場がある。売主は、旭化成不動産レジデンス、施工は前田建設が請け負う。

神奈川県、千葉県の物件もランクイン！

ほとんどが東京都の物件となるトップ10ランキングだが、2月は神奈川県と千葉県のマンションがランクインした。

6位にランクインした「プラウドシティ日吉レジデンスII」は、神奈川県横浜市のマンション。東急東横線、東急目黒線「日吉」から徒歩9分に位置する全417戸で、間取りは61.12m²の1LDK+S～91.51m²の4LDKとなっている。

住まいサーフィンのマンション評価の平均は、71.8点と高く、特にフルハイサッシが採用されている点や全戸のバルコニーにトランクルームが設置されている点、そして食洗器やディスポーザー、IHクッキングヒーターなどが標準仕様となっている点など、室内設備の使い勝手を評価する声が多かった。売り主は、野村不動産、関電不動産開発、パナソニックホームズとなっている。

一方、10位にランクインしたのは、千葉市の「幕張ベイパークスカイグランドタワー」で、千葉県最高層の48階建て、全826戸の免震タワーだ。約17.5haの広大な敷地に住・商複合の大規模開発がなされる。最寄り駅のJR京葉線「海浜幕張」から徒歩13分。駅からやや距離はあるものの、周辺には大規模な商業施設がマンション完成とほぼ同時期に開業される予定となっており、生活利便性の高さが魅力となっている。

2021年2月のまとめ

2月のランキングは、都心や東京湾岸の大規模マンションに加え、神奈川県、千葉県の物件がランクインした。背景には、コロナ禍にあって郊外の広めのマンションに注目が集まっているという面がある。また、7位に「パークホームズ市ヶ谷ヒルトップレジデンス」、8位の「プラウド目黒洗足ガーデンコート」がランクインするなど、大規模マンションにはない落ち着きのある低層レジデンスに魅力を感じる層が一定数いることもわかる。

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