2023年4月分譲マンション人気ランキングTOP10

神奈川エリアのマンションがランクイン

順位	マンション名	所在行政区	総戸数	分譲開始年月
	プラウドタワー芝浦	東京都港区	421	2021年6月
	ブリリア宮前平ヒルサイド	神奈川県川崎市宮前区	73	2023年4月
	ザ・パークハウス南麻布	東京都港区	26	2022年10月
4	三田ガーデンヒルズ	東京都港区	1002	2022年12月
5	パークホームズ市ヶ谷ヒルトップレジデンス	東京都新宿区	64	2020年11月
6	ジオ品川天王洲	東京都品川区	135	2022年9月
7	ブリリア三河島ステーションフロント	東京都荒川区	56	2023年4月
8	クラッシィタワー新宿御苑	東京都新宿区	280	2023年4月
9	プレミスト大倉山	神奈川県横浜市港北区	241	2023年4月
10	ＷＯＲＬＤ　ＴＯＷＥＲ　ＲＥＳＩＤＥＮＣＥ	東京都港区	389	2023年3月

変動が多かった4月のランキング

首都圏新築マンションの3月の平均価格が初めて1億円を突破したことを不動産研究所が発表した。これは、「三田ガーデンヒルズ」や「ＷＯＲＬＤ　ＴＯＷＥＲ　ＲＥＳＩＤＥＮＣＥ」などの高額マンションが売り出されたことが影響したと考えられるが、マンション価格は、今後も高値が続くだろうという観測が広がっている。

そんな中、4月のランキングは大きく変化した。トップ10中6物件がランキング外からとなり、東京都心の高級マンションだけでなく、神奈川県から「ブリリア宮前平ヒルサイド」、「プレミスト大倉山」の2物件がランクインした。今月は、この郊外2つのマンションをピックアップして、紹介したい。

落ち着いた住環境が魅力の「ブリリア宮前平ヒルサイド」

まずは、初登場で2位となった「ブリリア宮前平ヒルサイド」。「ブリリア宮前平ヒルサイド」は、東急田園都市線「宮前平」から徒歩4分、5階建て全73戸のマンションだ。渋谷まで直通30分、品川へ41分、大手町まで49分と、都心主要駅へのアクセスも良い（所要時間は朝の通勤時）。多摩田園都市計画の先駆けとなったエリアで、銀杏並木が並ぶ美しい住宅地の高台にある。

共有施設は、テレワークを快適にする設備が整う。「コンフォートラウンジ」には、無線LANが設置され、ストレスのないインターネット環境が用意されている。また、ラウンジ内にはプライベートブースもつくられる予定だ。一方、建物屋上には、「エアリーテラス」が設けられ、リラックスしながら読書や仕事をすることができる。

また、「無人コンビニエンススタンド」もつくられる予定で、キャッシュレスで、軽食や飲み物が購入できる。間取りは、65.21m²～72.78m²の３LDK。売主は東京建物、施工は積水ハウスが請け負う。

3つの商店街でショッピング三昧！「プレミスト大倉山」

9位にランクインした「プレミスト大倉山」は、東急東横線「大倉山」から徒歩9分にある7階建て全241戸の大型マンション。東急東横線・JR横浜線「菊名」駅も徒歩11分のため、2駅2路線が利用可能となる。横浜へ9分、渋谷へ27分、品川へ30分と、横浜方面、都心方面どちらにも行きやすい便利な立地だ。

特筆すべきは、生活利便性。特に買い物に便利なエリアだと言えるだろう。大倉山駅周辺には、「エルム通り商店街」「レモンロード商店街」「オリーブ通り商店街」など3つの商店街があり、多彩なショッピングが楽しめる。

また、スケールメリットをいかした共有施設も魅力で、「パーティ＆キッズスペース」やWi-Fiを完備した4つのワーキングブース、遠方の家族や友人が宿泊できる「オーナーズスイート」などが用意されている。

間取りは、68.35m²の2LDK～85.64m²の4LDK。物件エントリーは2,200件を超える人気となっている(5月1日現在)。

2023年4月のまとめ

今月は、神奈川県川崎市と横浜市にある2つのマンションを取り上げた。共通しているのは、リモートワーク時代を象徴するように、充実したワーキングルームが用意されていること。毎日通勤する必要がない層が増えれば、こうした郊外の好環境マンションが今後ますます注目されていくことになるだろう。

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