2018年冬から春 櫻井幸雄が探した狙い目マンション 2018年冬から春 櫻井幸雄が探した狙い目マンション

2018年の冬から春にかけて購入可能なマンションのなかから、狙い目と評価される物件を私の視点からピックアップした。

ザ・パークハウス アーバンス 目黒平町

三菱地所レジデンス、トヨタホーム

 マンション名の「アーバンス」は、2LDK中心の構成になっていることを示している。「分譲マンションといえば3LDK」という時代から、今は家族構成の変化に合わせ分譲住戸も多様化。2LDK住戸、1LDK住戸が増えている。その2LDKと1LDKを多く設置したマンションになっているわけだ。

 1LDKならば、単身者、2LDKならばDINKSを中心に子ども1人の3人家族、シニア夫婦など幅広いニーズに対応できる。しかも、3LDKよりも分譲価格を抑えることができるというメリットもある。便利な都心部では、この1LDK、2LDKを揃えたマンションが現実的といえるだろう。

 一人暮らしや夫婦共働き、そしてシニアの2人暮らしの場合、利便性の高い場所が好ましい。ザ・パークハウス アーバンス 目黒平町の場合、目黒区内で東急東横線都立大学駅から徒歩7分。駅前に東急ストアがあるし、建設地周辺には5つの商店街もある。駅からマンション建設地までは商店街を歩くルートとなり、複数のパン屋さんがある。これは、便利だし、楽しい。建設地周辺には公園、病院も多く、まさに便利な場所に建設される2LDK中心のマンションとなるわけだ。

 この便利さで、取材した1月12日時点での分譲価格は2LDKが6040万円からの設定だった。全戸南西向きで眺望が開ける住戸が多いことを考えると、納得感が大きい。このところ、川崎市や横浜市、三鷹市などでは、70m2住戸で7000万円台を超え、8000万円台、9000万円台というマンションが出ていることを考えると、どこかほっとする価格設定といえる。

 この価格を実現しているのは、敷地が幹線道路である環七に面しているためと考えられる。そこで、同マンションは環七側に共用廊下を設置。従来のマンションであれば、開放廊下を設置するところを壁でふさぎ、内廊下にした。道路の影響が出ないよう、工夫を凝らしたマンションになっているわけだ。

 環七がある北東側を壁でふさぎ、南西側にリビングを置いて大きな窓を設ける。敷地の南西側は一戸建て中心の住宅地であるため、リビングの窓からは開放的な眺望が広がる。晴れた日には富士山が見える住戸も多くなる。

 立地特性を活かして、賢くプランニングし、購入しやすい価格設定を実現したマンションと評価される。

 住戸プランはワイドスパンで、極力廊下を短くしているのが特徴。その結果、面積の数字以上の広がりが感じられる。全戸の内廊下部分にトランクルームを設置しているのも特徴だ。

 キッチンには食器棚やディスポーザ、食器洗い乾燥機、そしてクォーツストーンの天板も標準設置。浴室にはミストサウナ、トイレにはローシルエットタンク+手洗いも標準設置だ。設備レベルが高く、高級感がある。

 ザ・パークハウス アーバンス 目黒平町は単に価格を抑えたマンションではない。「現実的に買いたくなるマンションを目指した」というとおり、総合点の高いマンションに仕上げされている。

住まいサーフィンレポートとは?

実際に販売センターを見て回り、マンションの「今」情報を提供
年間200件以上のマンション、建売住宅を見て回る住宅ジャーナリスト櫻井幸雄。実際に歩き、目で見て、耳で聞き集めた情報には、数字の解析だけでは分からない「生々しさ」があふれている。
この新鮮情報を「住まいサーフィン・レポート」としてまとめて主要マスコミに配布。あわせて、住まいサーフィン上でも公開する。住まいサーフィン上ではレポートとともに、旬の狙い目物件も紹介。マンション購入のアドバイスとする。

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト櫻井幸雄の経歴

1954年生まれ。1984年から週刊住宅情報の記者となり、99年に「誠実な家を買え」を大村書店から出版。
以後、「マンション管理基本の基本」(宝島社新書)、「妻と夫のマンション学」(週刊住宅新聞社)、「儲かるリフォーム」(小学館)などを出版。
最新刊は「知らなきゃ損する!21世紀マンションの新常識」(講談社刊)。
テレビ朝日「スーパーモーニング」の人気コーナー「不公平公務員宿舎シリーズ」で住宅鑑定人としてレギュラー出演するほか、「毎日新聞」で、住宅コラムを連載中。「週刊ダイヤモンド」「週刊文春」でも定期的に住宅記事を執筆している。
◇オフィシャルサイト:http://www.sakurai-yukio.com

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