2018年冬から春 櫻井幸雄が探した狙い目マンション 2018年春から夏 櫻井幸雄が探した狙い目マンション

2018年の春から夏にかけて購入可能なマンションのなかから、狙い目と評価される物件を私の視点からピックアップした。

グローリオレジデンス町田中町

セコムホームライフ

 東京都町田市に位置する町田駅は小田急線の快速急行停車駅で、ロマンスカーも停まる。そして、JR横浜線も利用できる交通の要衝。駅周辺の商業エリアが古くから発達し、活気ある街でもある。

 便利な街の活気と、そこから一歩離れた住宅エリアの落ち着きを併せ持つマンションがグローリオ レジデンス町田中町だ。

 町田には駅からバス利用となる住宅エリアもあるが、同マンションの建設地はバス利用ではない。小田急線町田駅から徒歩11分で、かつて町田市役所があり、今は芝生の広場「町田シバヒロ」もある町田市中町だ。大小の公園に囲まれ、一戸建てを中心にした住宅エリアとして歴史を紡いできた場所である。

 繁華街から一歩離れた住宅系の場所であるため、高層のマンションは建設できない。グローリオレジデンス町田中町も低層5階建て。周囲には2階建て、3階建ての住宅が多いため、5階建てでも開放感が大きい。

 駅周辺の商業エリアが発達する町田で、駅にほどほど近く、しかも落ち着いた住宅地内の5階建てマンションは珍しい。地元で評価の高い小中学校(中学校は町田市のモデル校)が近く、都立高校中、偏差値で第17位に位置する町田高校も徒歩2分だ。教育環境も含めて、子育て環境に秀でた立地条件といえる。

 グローリオ レジデンス町田中町は、建物の質も高い。

 まず、注目したいのは、町田市で初めて長期優良住宅の認定を受けたマンションであるという点。長期優良住宅は、当初「200年住宅」という呼び名を持っていた。それくらい長持ちする住宅を目指す規格という意味である。耐久性が高く、耐震等級「2」も実現。耐震等級「2」は、病院や学校など災害時に避難所となる建物並みに地震に強い事を示しており、それを実現するマンションは非常に少ない。私の調査では、その認定物件はここ5年間に分譲されたマンションのなかでわずか1%程度だ。

 加えて、「セキュリティマンション」のセコムホームライフが事業主であるため、建物は高い安全・安心性能を備える。オートロックや窓のセンサーといった防犯体制が整っているのは当然のこと、各住戸内に壁埋め込み型のセキュリティ収納庫「ピタゴラス・ウォールセーフ」が設置される。防犯セット時に扉が開くと、異常信号がセコムに送信される小型収納庫だ。

 キッチンでは、コンロ火災を感知すると自動的に消火薬剤が噴射される「トマホークジェットアルファ」が採用され、寝室、浴室、トイレにセコムに通報が行く非常ボタンも配置。エントランスとエレベーターにはSECOMの「IXシステム」も採用される。これは、非常ボタンを押すとモニター監視が始まり、スピーカーで警告が出されるもの。録音の警告ではなく、生の声で「今、監視され、録画もされている」ことが伝えられる。コンビニや銀行に採用されているセキュリティシステムがマンションに採用されているわけだ。

 最後に、建設を受け持つ長谷工コーポレーションのプレミアムアフターサービスも付く。これは、入居後、3ヶ月目と1年目、2年目だけでなく、3年目、5年目も、不具合箇所の修理対応が行われるもの。さらに、このサービスでは24時間365日直接建設会社に電話することができるという、安心対応も行われる。

 大きな3つの特徴で、グローリオ レジデンス町田中町は安心のフルスペックマンションと評価される。

 住戸内では、全戸にウォークインクローゼット、大型の布団クローゼットが付くなど収納スペースが充実。全戸が南東・南西向きで、明るい住まいになるのも特筆される。

 全65戸は70m2程度からの3LDKと82m2以上の4LDKで構成され、4LDK住戸が12戸用意されている。子どもが3人の5人家族にはうれしい構成だろう。その分譲価格は、取材時点で購入可能だった住戸で、3LDKが4830万円から、4LDKで5770万円から。子育て世帯、そしてこれから子育てを予定しているプレファミリーにとって納得感のある立地、価格設定といえる。

住まいサーフィンレポートとは?

実際に販売センターを見て回り、マンションの「今」情報を提供
年間200件以上のマンション、建売住宅を見て回る住宅ジャーナリスト櫻井幸雄。実際に歩き、目で見て、耳で聞き集めた情報には、数字の解析だけでは分からない「生々しさ」があふれている。
この新鮮情報を「住まいサーフィン・レポート」としてまとめて主要マスコミに配布。あわせて、住まいサーフィン上でも公開する。住まいサーフィン上ではレポートとともに、旬の狙い目物件も紹介。マンション購入のアドバイスとする。

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト櫻井幸雄の経歴

1954年生まれ。1984年から週刊住宅情報の記者となり、99年に「誠実な家を買え」を大村書店から出版。
以後、「マンション管理基本の基本」(宝島社新書)、「妻と夫のマンション学」(週刊住宅新聞社)、「儲かるリフォーム」(小学館)などを出版。
最新刊は「知らなきゃ損する!21世紀マンションの新常識」(講談社刊)。
テレビ朝日「スーパーモーニング」の人気コーナー「不公平公務員宿舎シリーズ」で住宅鑑定人としてレギュラー出演するほか、「毎日新聞」で、住宅コラムを連載中。「週刊ダイヤモンド」「週刊文春」でも定期的に住宅記事を執筆している。
◇オフィシャルサイト:http://www.sakurai-yukio.com

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