2018年夏から秋 櫻井幸雄が探した狙い目マンション 2018年夏から秋 櫻井幸雄が探した狙い目マンション

2018年の夏から秋にかけて購入可能なマンションのなかから、狙い目と評価される物件を私の視点からピックアップした。

シティテラス越谷レイクタウン

住友不動産

日本最大級の複合商業施設「イオンレイクタウン」があり、大規模マンションが次々に登場しているのが、JR武蔵野線越谷レイクタウン駅周辺。そのなかで、価格面の魅力で秀でいるのが、「シティテラス越谷レイクタウン」だ。

同マンションは、イオンレイクタウンと同じ北口側に位置し、同商業施設まで徒歩4分と近い。それでいて、分譲予定価格は約70m 2の3LD・Kが2498万円から。取材時点で購入可能な住戸をみると、3000万円前後で購入できる住戸が多かった。これまで分譲されてきた越谷レイクタウンのマンションと比べると割安感が大きい。

価格が抑えられている理由は、「駅から徒歩12分」という距離にありそうだ。

「シティテラス越谷レイクタウン」はイオンレイクタウンまで徒歩4分なのだが、越谷レイクタウン駅までは徒歩12分となる。

といっても、地図でマンションの場所をみると、駅からそれほど遠いとは思えない。直線距離は500m〜600mほどだ。

にもかかわらず「徒歩12分」となるのは、正規の道が大きく迂回しているからだ。駅からイオンレイクタウンkazeの建物を回り込んで、マンションに到達するルートである。なんだか、遠回りをしている感が強い。そこで、地元の人たちは迂回を嫌い、別のルートを使っていた。それなら、歩く時間はだいぶ短縮されるだろう。

もうひとつ、シティテラス越谷レイクタウンはJR武蔵野線の高架に近く、その騒音を心配する人もいる。それも、価格が抑えられている理由だと考えられる。

そこで、「シティテラス越谷レイクタウン」は、騒音対策として窓の遮音性を高めているのだが、一般の人にとって、その効果はわかりにくい。ところが、同マンションはすでに建物が完成しており、実地に検討する住戸で音の聞こえ具合を確認することができる。

「シティテラス越谷レイクタウン」は建物が完成した後から販売を開始する方式をとっているため、駅からのルートも、線路からの音も「実物での確認」ができる。これは、「間違いのないマンションを購入したい」と願う人にとって、うれしい方式となる。

「このルートなら、決して遠くない」「これなら、線路からの音も心配ない」と思えれば、価格の魅力がさらに増すはず。とりあえず、見ておいて損のないマンションといえる。

シティテラス越谷レイクタウンは全497戸の大規模マンション。大規模マンションが多い越谷レイクタウンエリアでは、最大規模となるマンションだ。そのスケールメリットを活かした共用部が充実する。

たとえば、エントランスホールは天井高約5mの大空間で、ガラス越しに中庭を眺める趣向。ホテルのロビーを思わせる。ペアレンツサロンと一体化したキッズルームやキッチンスタジオなど日々の生活に役立つ施設も用意される。

そして、敷地の約64%をオープンスペースとし、390台分の平置き駐車場も用意される。駐車場利用料は平置きでも月額6000円から。この利用料に魅力を感じる人も多いだろう。

住戸は南向き中心で、約70m 2の3LDKが中心。収納スペースが多く、ほとんどの住戸に2つのウォークインクローゼットと納戸を備えられる。

最後に、シティテラス越谷レイクタウンは、毎月の管理費・修繕積立金が抑えられている、という隠れた特徴もある。約70m 2の3LDKで、毎月の管理費と修繕積立金は計1万5000円程度。将来、上昇しても1万6000円程度までと想定されている。私の印象では、郊外マンションとしては月々5000円程度安いのではないかと思える。月に5000円の節約ならば、1年で6万円……無視できない額である。

シティテラス越谷レイクタウンは、分譲価格とランニングコストが抑えられ、コストパフォーマンスの高いマンションだと評価される。首都圏全体で、新築マンション価格が上昇し、消費税アップ前の駆け込み需要も懸念される今、注目する人がさらに増えてゆくことが予想されるマンションである。

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住まいサーフィンレポートとは?

実際に販売センターを見て回り、マンションの「今」情報を提供
年間200件以上のマンション、建売住宅を見て回る住宅ジャーナリスト櫻井幸雄。実際に歩き、目で見て、耳で聞き集めた情報には、数字の解析だけでは分からない「生々しさ」があふれている。
この新鮮情報を「住まいサーフィン・レポート」としてまとめて主要マスコミに配布。あわせて、住まいサーフィン上でも公開する。住まいサーフィン上ではレポートとともに、旬の狙い目物件も紹介。マンション購入のアドバイスとする。

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト櫻井幸雄の経歴

1954年生まれ。1984年から週刊住宅情報の記者となり、99年に「誠実な家を買え」を大村書店から出版。
以後、「マンション管理基本の基本」(宝島社新書)、「妻と夫のマンション学」(週刊住宅新聞社)、「儲かるリフォーム」(小学館)などを出版。
最新刊は「知らなきゃ損する!21世紀マンションの新常識」(講談社刊)。
テレビ朝日「スーパーモーニング」の人気コーナー「不公平公務員宿舎シリーズ」で住宅鑑定人としてレギュラー出演するほか、「毎日新聞」で、住宅コラムを連載中。「週刊ダイヤモンド」「週刊文春」でも定期的に住宅記事を執筆している。
◇オフィシャルサイト: http://www.sakurai-yukio.com