2018年夏から秋 櫻井幸雄が探した狙い目マンション 2018年夏から秋 櫻井幸雄が探した狙い目マンション

2018年の夏から秋にかけて購入可能なマンションのなかから、狙い目と評価される物件を私の視点からピックアップした。

プラウド横浜桜木町(2018年8月30日追加掲載)

野村不動産

プラウド横浜桜木町は、9月中旬に販売センターがオープンし、モデルルームの公開が始まる、これからのマンション。しかし、短期間に売り切れるマンションが続出する横浜・みなとみらい21地区周辺のマンションなので、急ぎ取材して8月1にからのレポートに追加掲載した。

 リクルート住まいカンパニーが発表した2018年「住みたい街ランキング」で、関東総合第1位になったのが「横浜」。ここでいう「横浜」は、JR他が利用できる横浜駅を中心におおよそ半径1km圏を指すのだという。つまり、横浜駅周辺はもちろん、みなとみらい21エリアも含まれる。

 その「横浜」エリアでは、新築マンション価格が上がっている。みなとみらい21地区では、計画居住人口1万人に達したため、もう新たなマンションは建設できないという特殊事情もある。そのため、みなとみらい21地区を取り巻くエリアに注目がシフト。みなとみらい21の隣接地では、2017年に「約212m2が8億円」というマンション住戸も登場し、マスコミを賑わせた。

 じつは、横浜駅から半径2km圏かつ“みなと交流軸”に該当するベイエリアは、武蔵小杉と同様、要注目のマンションスポットなのである。

 その横浜駅から半径1km圏であり、みなとみらい21エリアに隣接する場所に建設されるのが、プラウド横浜桜木町だ。

 建設地は、JR京浜東北線の始発駅である桜木町駅から徒歩9分。横浜みなとみらい線の特急停車駅であるみなとみらい駅から徒歩9分など都内へ直通する複数の路線・駅が利用できる。みなとみらい21地区の南西側隣接地なのだが、JR京浜東北線桜木町駅へは、みなとみらい21地区にある多くのマンションよりも近い。その点に魅力を感じる人も多いはずだ。

 このほか、横浜市営地下鉄ブルーライン高島町駅から徒歩5分だし、JR横浜駅からも徒歩15分となるなど、交通利便性は高い。また、スーパーマーケットが徒歩2分で、横浜市立本町小学校まで徒歩8分など、生活利便性も高い。ちなみに、本町小学校は、明治38年に横浜第一高等小学校として設立されてからの歴史を持つ小学校だ。

 同マンションの建設地は片側2車線の公道に面する。そのことで、排気ガスや騒音を懸念する人もいるだろう。しかし、今の車は低騒音で、排気もクリーンになっている。さらに、2040年までにガソリン車廃止の方向も出されている。電気自動車中心になれば、幅の広い公道に面したマンションは開放感の大きさが特徴となり、資産価値にも変化が生じると考えられる。

 その意味で、幅広の公道に面したプラウド横浜桜木町は、今狙い目の要素を備えたマンションといえる。

 プラウド横浜桜木町は、全72戸の規模となり、住戸は約57m2〜76m2の2LDKと3LDKのファミリータイプで構成。ホテルのような内廊下方式を採用し、その内廊下には空調が入る。この特性を活かして、住戸の玄関ドアを開けると、玄関・ホールからLDKに直結する間取りも採用される。温度調整された内廊下に面した玄関ならば、「ドアを開けて、すぐ室内」になっても違和感はない。同時に、住戸内の廊下をなくすことで、効率のよい間取りが実現する。非常に頭の良い間取りといえるだろう。

 全72戸の半数が角住戸タイプとなり、全戸に間口の広いワイドスパンを採用。室内に廊下を設けるタイプでも、室内廊下は極力短くされている。住戸内の多くのスペースを廊下に取られることがないわけだ。

 室内では、LD部分の天井とキッチン部分の天井高を合わせ、「キッチンだけ天井が低い」ことをなくしている。これ、意外に重要なポイントである。また、キッチンにディスポーザーと食器洗い乾燥機を標準設置するなど、設備仕様のレベルも高い。

 プラウド横浜桜木町は、横浜で暮らしたいファミリー世帯のために交通利便性と居住性を重視したマンションと評価される。

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住まいサーフィンレポートとは?

実際に販売センターを見て回り、マンションの「今」情報を提供
年間200件以上のマンション、建売住宅を見て回る住宅ジャーナリスト櫻井幸雄。実際に歩き、目で見て、耳で聞き集めた情報には、数字の解析だけでは分からない「生々しさ」があふれている。
この新鮮情報を「住まいサーフィン・レポート」としてまとめて主要マスコミに配布。あわせて、住まいサーフィン上でも公開する。住まいサーフィン上ではレポートとともに、旬の狙い目物件も紹介。マンション購入のアドバイスとする。

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト櫻井幸雄の経歴

1954年生まれ。1984年から週刊住宅情報の記者となり、99年に「誠実な家を買え」を大村書店から出版。
以後、「マンション管理基本の基本」(宝島社新書)、「妻と夫のマンション学」(週刊住宅新聞社)、「儲かるリフォーム」(小学館)などを出版。
最新刊は「知らなきゃ損する!21世紀マンションの新常識」(講談社刊)。
テレビ朝日「スーパーモーニング」の人気コーナー「不公平公務員宿舎シリーズ」で住宅鑑定人としてレギュラー出演するほか、「毎日新聞」で、住宅コラムを連載中。「週刊ダイヤモンド」「週刊文春」でも定期的に住宅記事を執筆している。
◇オフィシャルサイト: http://www.sakurai-yukio.com