2018年夏から秋 櫻井幸雄が探した狙い目マンション 2018年夏から秋 櫻井幸雄が探した狙い目マンション

2018年の夏から秋にかけて購入可能なマンションのなかから、狙い目と評価される物件を私の視点からピックアップした。

パークホームズ横浜本郷台リバーサイドヴィラ

三井不動産レジデンシャル

首都圏全体で数が減りつつある大規模マンション。特に、駅に近い大規模マンションが探しにくい状況が生まれているなか、横浜市内に「駅徒歩3分、全339戸のマンション」が登場するという情報が入ってきた。

希少な物件なので、販売センターがオープンする前に、いち早く取材を行い、レポートした。

そのマンションは、「パークホームズ横浜本郷台リバーサイドヴィラ」。JR京浜東北・根岸線「本郷台」駅から徒歩3分に建設される大規模マンションだ。

その立地特性は単に「駅徒歩3分」というだけではない。

駅からマンションへのルート沿いにスーパーマーケットの「ピーコック」や商店街があるため、便利だし、夜も道が明るい。駅前ロータリーに面して交番があり、マンションの近くに神奈川県警察学校があるので、治安面の安心感も大きい。

そして、マンションの敷地南側には川がある。「いたち川」という名なのだが、この川、地元では流れのきれいな川として知られている。カワセミが来るスポットもあるので、「そんな川ならうれしい」と気分が盛り上がる川なのだ。

駅から徒歩3分という便利な場所にありながら、きれいな川に隣接するという立地条件が希少。加えて、「パークホームズ横浜本郷台リバーサイドヴィラ」約87%の住戸が南向きとなる。明るく、開放感のある住戸が実現するわけだ。きれいな川沿い、南向き、開放的……これら3要素を駅徒歩3分で実現する。それだけでも、同マンションは大きな価値を持つと評価される。

「本郷台」駅から乗車する京浜東北・根岸線の使い勝手のよさにも注目したい。

京浜東北・根岸線は、「一部根岸線の線路を使っている」ために、そう名付けられているもの。実質的には京浜東北線である。「大船」駅から「横浜」駅、「品川」駅、「新橋」駅などを経て「東京」駅に到達し、そこから埼玉県方面に伸びる。

「横浜」——「東京」駅間は、東海道本線と並行して走る緩行電車の性格を持つ。そのため、「東京」駅までの所要時間は長くなるのだが、混雑度は穏やか。私は、「神奈川県から都心に向かう路線で、朝、最も空いているのは京浜東北線」と認識している。

そして、「本郷台」駅は上りの始発駅「大船」の隣駅で、朝、「本郷台」駅に到着する上り電車はまだ空いている状態。座席を確保できる可能性が高い。つまり、楽に通勤できるわけだ。

加えて、京浜東北線は都心から横浜方面に向かう下り電車の終電が遅い。「本郷台」駅に到着する電車は、「東京」駅を23時58分発。「本郷台」駅には深夜1時近くまで電車が到着することになる。

「パークホームズ横浜本郷台リバーサイドヴィラ」が建設されるのは、横浜市栄区。栄区の中心といえる鉄道駅が「本郷台」駅となるため、駅周辺に区役所や消防署、銀行、大きな病院などがそろっている。

そして、建設地は、国家公務員の官舎跡地であることも見逃せない。官舎や大手企業の社宅があった場所は、学校の評判がよいという傾向がある。教育熱心な家庭の姉弟が多いためだろうか。「パークホームズ横浜本郷台リバーサイドヴィラ」の通学校も地元の評価が高く、同マンションに住むメリットとなりそうだ。

「本郷台」であれば、鎌倉や湘南の海も身近、と同マンションの立地特性は多岐にわたる。しかし、「大船」ほどメジャーな駅ではない。そのため、駅徒歩3分でも、分譲価格はそれほど高くならないのではないか、という期待も生まれる。(当然ながら、価格は未定)

全339戸は3LDKと4LDKで構成され、3LDKは70m 2程度の広さが中心。収納スペースが充実する。キッチンにディスポーザーと食器洗い乾燥機が標準設置され、バルコニーにはスロップシンク(外部水栓)も付く。フルスペックで、満足度の高いマンションとなりそうだ。

その販売センターは10月にオープンする予定だ。

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住まいサーフィンレポートとは?

実際に販売センターを見て回り、マンションの「今」情報を提供
年間200件以上のマンション、建売住宅を見て回る住宅ジャーナリスト櫻井幸雄。実際に歩き、目で見て、耳で聞き集めた情報には、数字の解析だけでは分からない「生々しさ」があふれている。
この新鮮情報を「住まいサーフィン・レポート」としてまとめて主要マスコミに配布。あわせて、住まいサーフィン上でも公開する。住まいサーフィン上ではレポートとともに、旬の狙い目物件も紹介。マンション購入のアドバイスとする。

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト櫻井幸雄の経歴

1954年生まれ。1984年から週刊住宅情報の記者となり、99年に「誠実な家を買え」を大村書店から出版。
以後、「マンション管理基本の基本」(宝島社新書)、「妻と夫のマンション学」(週刊住宅新聞社)、「儲かるリフォーム」(小学館)などを出版。
最新刊は「知らなきゃ損する!21世紀マンションの新常識」(講談社刊)。
テレビ朝日「スーパーモーニング」の人気コーナー「不公平公務員宿舎シリーズ」で住宅鑑定人としてレギュラー出演するほか、「毎日新聞」で、住宅コラムを連載中。「週刊ダイヤモンド」「週刊文春」でも定期的に住宅記事を執筆している。
◇オフィシャルサイト: http://www.sakurai-yukio.com