2018年夏から秋 櫻井幸雄が探した狙い目マンション 2018年夏から秋 櫻井幸雄が探した狙い目マンション

2018年の夏から秋にかけて購入可能なマンションのなかから、狙い目と評価される物件を私の視点からピックアップした。

ザ・パークハウス オイコス 赤羽志茂

三菱地所レジデンス、大栄不動産、三菱倉庫

東京都北区で、東京メトロ南北線「志茂」駅から徒歩6分に建設される大規模マンションが「ザ・パークハウス オイコス 赤羽志茂」だ。総戸数500戸と極めて規模が大きく、販売開始は今年1月。以後、約半年が経過しているのだが、その注目度が尻上がりに上がっている。

その理由は、やはり価格だろう。

取材時点で販売されていた住戸は、南西向き3LDKが4298万円から、南西角住戸の4LDKが5698万円から、など。近接するJRの赤羽駅周辺では、5000万円前後の3LDKが探しにくく、練馬区内でも無理。23区内では、来年には5000万円台で購入できる3LDKが姿を消すのではないかと言われており、3LDKが6000万円以上の時代に入りつつある。この時期、「駅徒歩6分の3LDKが4000万円台からの価格で購入できる」ことの魅力が増したのは当然といえる。

それでいて、マンション自体の魅力は大きい。

まず、東京メトロ南北線の駅が徒歩6分という近さは絶対的な価値となる。南北線「志茂」駅周辺は商業施設が少なく、赤羽駅と比べて寂しい。しかし、赤羽駅周辺の商業施設は並外れて充実している。そして、赤羽駅から徒歩6分のマンションは、3LDKが4000万円台では購入できない。

そこで、納得価格の同マンションを購入し、赤羽駅周辺での買い物は自転車で行けばよい、という考え方ができる。同マンションには全500戸分のサイクルポートが設置されており、自転車を活用した生活がしやすい。

また、「ザ・パークハウス オイコス 赤羽志茂」の建物は、エリアで最も高層(といっても15階建てまで)なので、眺望の開ける住戸が多い。だいたい6階以上であれば、開放的な眺望を楽しむ事ができるだろう。

23区内で、3LDKが4000万円台で購入できて、しかも眺望の開けるマンションがどれだけあるだろうか。そう考えると、同マンションの価値はさらに高まる。

「ザ・パークハウス オイコス 赤羽志茂」は、もともと魅力の多い場所に建つマンションとは異なる。エリアの魅力を上げてゆくために生み出されたマンションといえる。自ら価値を高めてゆくマンションと言ってもよいだろう。

最後に、総戸数500戸のスケールメリットで、共用施設・サービスが充実するのも「ザ・パークハウス オイコス 赤羽志茂」の特徴。夜間も警備スタッフが常駐する24時間有人管理だし、コンシェルジュサービスも付いている。パーティルーム・キッズスペース、ゲストルーム、カフェラウンジ、ブックラウンジ・ブックテラス、DIYルームやスタジオ、エクササイズルームまであり、共用棟には保育施設も開設される。

つまり、23区内、駅徒歩6分、眺望のよさに加え、大規模の魅力も加わって、3LDKが4000万円台で購入できるわけだ。

23区内でも山手線内側がよい、山手線外側であれば赤羽駅の近くがよい……理想を言えばキリがない。しかし、分譲価格を調べれば、現実に戻る。現実に戻ったとき、ジワジワとそのよさを実感できるマンション、それが「ザ・パークハウス オイコス 赤羽志茂」である。

このように、割安感が大きいマンションは、資産性が低いのだろうか。

私は、一般的な資産価値=「高く売れる」「高く貸せる」以外の価値があると考えている。

たとえば、「家計への負荷が小さい」という価値。分かりやすくいえば、無理のないローン返済で購入できるという長所がある。

住宅ローンの返済が無理のない範囲ならば、子供の教育にお金をまわすことがしやすい。夏休みを利用して長めの家族旅行を行い、楽しい思い出をつくることもできる。

教育も誇るべき資産、家族旅行の思い出だって立派な財産だ。その教育や思い出づくりにお金をかけても相続税や贈与税をとられることはない。また、兄弟で遺産相続の原因になることもない。

「ザ・パークハウス オイコス 赤羽志茂」は共用施設が充実していることもあり、東京23区内に立地しながら、家族の思い出づくりや教育のために大いに役だってくれるマンションと評価される。

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住まいサーフィンレポートとは?

実際に販売センターを見て回り、マンションの「今」情報を提供
年間200件以上のマンション、建売住宅を見て回る住宅ジャーナリスト櫻井幸雄。実際に歩き、目で見て、耳で聞き集めた情報には、数字の解析だけでは分からない「生々しさ」があふれている。
この新鮮情報を「住まいサーフィン・レポート」としてまとめて主要マスコミに配布。あわせて、住まいサーフィン上でも公開する。住まいサーフィン上ではレポートとともに、旬の狙い目物件も紹介。マンション購入のアドバイスとする。

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト櫻井幸雄の経歴

1954年生まれ。1984年から週刊住宅情報の記者となり、99年に「誠実な家を買え」を大村書店から出版。
以後、「マンション管理基本の基本」(宝島社新書)、「妻と夫のマンション学」(週刊住宅新聞社)、「儲かるリフォーム」(小学館)などを出版。
最新刊は「知らなきゃ損する!21世紀マンションの新常識」(講談社刊)。
テレビ朝日「スーパーモーニング」の人気コーナー「不公平公務員宿舎シリーズ」で住宅鑑定人としてレギュラー出演するほか、「毎日新聞」で、住宅コラムを連載中。「週刊ダイヤモンド」「週刊文春」でも定期的に住宅記事を執筆している。
◇オフィシャルサイト: http://www.sakurai-yukio.com