2018年秋から冬 櫻井幸雄が探した狙い目マンション 2018年秋から冬 櫻井幸雄が探した狙い目マンション

2018年の秋から冬にかけて購入可能なマンションのなかから、狙い目と評価される物件を私の視点からピックアップした。

プレミスト志村三丁目

大和ハウス工業

 「プレミスト志村三丁目」は板橋区内に建設され、都営三田線「蓮根」駅から徒歩8分、同線「志村三丁目」駅から徒歩9分となるマンションだ。

 建設地は芝浦工業大学附属中学高等学校跡地で、周囲は閑静な住宅エリアで城北公園まで約200ⅿ、徒歩3分となる。

 生活利便施設も身近で、スーパーマーケットの西友蓮根坂下店まで約10m(徒歩1分)となる。

 最寄り駅となる「蓮根」駅と「志村三丁目」駅、そして都営三田線には、以下のような特徴がある。

 じつは、都営三田線の乗降客数は少なめだ。

 東京都交通局のデータによると、2017年4月から2018年3月の1年間、都営三田線の1日の平均乗降客数は約65万人。東京メトロでは東西線、日比谷線、千代田線をはじめ、多くの路線で1日に100万人を大きく超える乗降客数を記録しているのと比べると少ない。

 乗降客数が少ないことは決してわるいことではない。朝夕の通勤時間帯も混雑度が緩やかという特徴が生まれるからだ。

 2018年7月17日、国土交通省が公表したデータでは、朝7時50分から8時50分の通勤時間帯、都営三田線の混雑度は156%。同時間帯、東京メトロ東西線の混雑度は199%、JR総武線197%、東急田園都市線は185%だった。※1

 国土交通省が掲げている目標は、混雑度を180%以下にすること。都営三田線は、それより低い156%である。

 その都営三田線は「大手町」駅に直結するなど都心中枢部を通るので、使い勝手がよい。「志村三丁目」駅からは「大手町」駅まで直通25分、「日比谷」駅まで直通27分の所要時間だ(所要時間は日中平常時のものであり時間帯により異なる)。都心中心部を横切るため、JRや地下鉄各線へのアクセスも快適だ。

 つまり、都内各エリアへの通勤が便利なのに、混雑度156%の路線、それが都営三田線の特性ということになる。

 その都営三田線沿線で「蓮根」駅から徒歩8分、「志村三丁目」駅から徒歩9分となる立地で、「プレミスト志村三丁目」は全284戸、敷地面積約1万m2となる大規模マンションだ。※2

 大規模のスケールメリットで、共用施設が充実する。敷地西側に独立したシェアLDK”HANARE”(共用棟)が設けられ、2つのゲストルームやファミリーラウンジゾーン、ブックラウンジゾーン、ワークスペースなどがまとめられる。このシェアLDK”HANARE”(共用棟)は、ガラス面が多く、美術館のように透明感がある建物だ。

 使い勝手の工夫も凝らされ、たとえばワークスペースにはミーティングルームが設けられており、これは家庭教師を呼んでの勉強に重宝するだろう。

 専有面積約58.57m2〜82.86m2の2LDK〜4LDKで、天井から吊り下げるウォールドアの採用で大空間を実現。連窓サッシで開放感も大きい。ウォークインクローゼット、布団クローゼット、納戸など大型収納を中心に住戸の収納率が高められ、収納率10%中心を実現する。※3

 住戸内設備の仕様も充実している。キッチンにはディスポーザー(生ゴミ粉砕処理機)と食器洗い乾燥機が付いている。トイレは手洗い器とカウンターが別に設置される仕様だ。

 さらに、食器洗い乾燥機を外して、代わりにガス器具をグレードアップするような個別オーダーにも応じてもらえる。※4

 その予定販売価格(税込)は、2LDKが4100万円台から、3LDKが4700万円台からで予定最多販売価格帯5600万円台。※5 「プレミスト志村三丁目」は23区内立地で、都心への通勤が便利で、立地・つくりの両面で生活しやすいマンションとなるだろう。


※1 <出典元>国土交通省ホームページ
   混雑率は最混雑時間帯1時間の平均(平成29年現在)
   関東交通広告協議会「各年度1日平均乗降人員・通過人員」
※2 敷地面積:8412.35m2<取引対象面積:10016.81m2(共同住宅部分敷地面積:8412.35m2
   共用棟部分敷地面積:1604.46m2)
※3 Ktype・Kgtype(収納率9%)以外で収納率10%を確保しています。284戸中276戸が収納率10%以上です。
   収納率とは専有面積に対する収納面積の割合のことです。
※4 キッチンセレクトには申し込み期限があります。また、住戸によって申込期限が異なります。
※5 予定販売価格(税込)/4,100万円台〜7,600万円台※100万円単位
   予定最多販売価格帯/5,600万円台※100万円単位

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住まいサーフィンレポートとは?

実際に販売センターを見て回り、マンションの「今」情報を提供
年間200件以上のマンション、建売住宅を見て回る住宅ジャーナリスト櫻井幸雄。実際に歩き、目で見て、耳で聞き集めた情報には、数字の解析だけでは分からない「生々しさ」があふれている。
この新鮮情報を「住まいサーフィン・レポート」としてまとめて主要マスコミに配布。あわせて、住まいサーフィン上でも公開する。住まいサーフィン上ではレポートとともに、旬の狙い目物件も紹介。マンション購入のアドバイスとする。

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト櫻井幸雄の経歴

1954年生まれ。1984年から週刊住宅情報の記者となり、99年に「誠実な家を買え」を大村書店から出版。
以後、「マンション管理基本の基本」(宝島社新書)、「妻と夫のマンション学」(週刊住宅新聞社)、「儲かるリフォーム」(小学館)などを出版。
最新刊は「知らなきゃ損する!21世紀マンションの新常識」(講談社刊)。
テレビ朝日「スーパーモーニング」の人気コーナー「不公平公務員宿舎シリーズ」で住宅鑑定人としてレギュラー出演するほか、「毎日新聞」で、住宅コラムを連載中。「週刊ダイヤモンド」「週刊文春」でも定期的に住宅記事を執筆している。
◇オフィシャルサイト: http://www.sakurai-yukio.com