2018年秋から冬 櫻井幸雄が探した狙い目マンション 2018年秋から冬 櫻井幸雄が探した狙い目マンション

2018年の秋から冬にかけて購入可能なマンションのなかから、狙い目と評価される物件を私の視点からピックアップした。

プラウドシティ東雲キャナルマークス

野村不動産

 中央区銀座に近くて、庭付きの一戸建てに住みたい。通勤も買い物も便利な場所で、庭の芝生に寝転がったから、気持ちがいいだろう……そんな夢を描いても、実現はまずできない。地価の高い中心部で、庭付きのマイホームを購入するのは予算的に無理。そして、人通りの多い都心部で芝生の庭生活などエンジョイしたら、スマホで写真や動画を撮られてしまい、落ち着かない。

 「どう考えても現実的ではない」という夢を実現するマンションが湾岸エリアに登場する。「プラウドシティ東雲キャナルマークス」だ。

 その特徴は、建物で囲われた住人専用の庭を持つこと。

 建物は、超高層マンションが当たり前の湾岸エリアで、あえての非超高層となる11階・15階建て。それも、角張った建物ではなく、丸みを帯びた建物4棟を連ねて、庭から見上げればきれいな楕円(オーバル)を描く。

 オーバル形状の建物内側が住人専用の庭になっている。その広さは約4000m2。テニスコート約20面の広さに匹敵する。じつは、これ、湾岸エリアでは希少な特徴。というのも、湾岸エリアの超高層マンションは、共用の庭が公開空地(=マンション居住者以外も自由に立ち入りできるスペース)になっていることが普通。今、建っているマンションで、「住人専用のプライベートガーデン」を持っているところはない。

 つまり、都心の近くで、「自分たちだけの広い庭」を持っている希少なマンションになる計画なのだ。自分たちだけの庭だから、好きなように暮らせる。本を読みながら、コーヒーを飲み、そのうち昼寝をしてしまう。そんな過ごし方ができるように、中庭に面した1階には屋内カフェに屋外カフェテラス、ライブラリーラウンジ、ワーキングスタジオ、ゲストスイート、ガーデンリビングといった共用施設が集められる。広大な庭と数多くの共用空間が叶える「100のシーン」が提供される計画だ。

 その中庭は日当たりがよい。

 オーバル形状の南側に位置する建物を低くして、広い中庭に十分日光が届くようになっている。明るい空間には豊富な樹木、起伏のある芝生空間、そして、なんと水の流れもつくられる。建物に囲まれた暗くてジメジメした空間ではなく、気持ちのよい開放的な空間が実現するわけだ。

 銀座から直線距離で5㎞の場所に、思い思いに楽しめる「自分たちだけの庭」が実現する。そんなマンション、いままでなかった。だから、完成した姿を想像しにくい。想像しにくいのだが、魅力的な空間になることは間違いない。

 「プラウドシティ東雲キャナルマークス」の建設地は、東雲。といっても、豊洲エリアに近いサイドで、東京メトロ有楽町線豊洲駅から徒歩10分となる。豊洲新市場のオープンで、さらに活気が増している豊洲エリアを生活圏にできるし、食料品売り場が24時間営業のイオンショッピングセンターは徒歩1分。豊洲と東雲のいいとこ取りができるのも、同マンションの希少な立地特性だ。

 立地の魅力も相まって、「プラウドシティ東雲キャナルマークス」は、住む楽しさを予感させてくれるマンションだ。「どんな生活が始まるのだろう」というワクワクした気持ちが抑えられない。そんな気持ちになるマンションは、そう滅多にあるものではない。

 建物は、全472戸の大規模でありながら、地上15階建てと11階建ての建物4棟で構成。

 じつに個性的なフォルムで、芸術作品を連想させる。建物ができあがれば、湾岸エリア全体を見渡しても個性の際立つマンションとなるだろう。

 「プラウドシティ東雲キャナルマークス」の住戸は約60m2〜136m2の2LDK〜4LDKとなり、価格は未定。10月末にモデルルームがグランドオープンし、年内に第1期販売が行われる予定となっている。

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住まいサーフィンレポートとは?

実際に販売センターを見て回り、マンションの「今」情報を提供
年間200件以上のマンション、建売住宅を見て回る住宅ジャーナリスト櫻井幸雄。実際に歩き、目で見て、耳で聞き集めた情報には、数字の解析だけでは分からない「生々しさ」があふれている。
この新鮮情報を「住まいサーフィン・レポート」としてまとめて主要マスコミに配布。あわせて、住まいサーフィン上でも公開する。住まいサーフィン上ではレポートとともに、旬の狙い目物件も紹介。マンション購入のアドバイスとする。

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト櫻井幸雄の経歴

1954年生まれ。1984年から週刊住宅情報の記者となり、99年に「誠実な家を買え」を大村書店から出版。
以後、「マンション管理基本の基本」(宝島社新書)、「妻と夫のマンション学」(週刊住宅新聞社)、「儲かるリフォーム」(小学館)などを出版。
最新刊は「知らなきゃ損する!21世紀マンションの新常識」(講談社刊)。
テレビ朝日「スーパーモーニング」の人気コーナー「不公平公務員宿舎シリーズ」で住宅鑑定人としてレギュラー出演するほか、「毎日新聞」で、住宅コラムを連載中。「週刊ダイヤモンド」「週刊文春」でも定期的に住宅記事を執筆している。
◇オフィシャルサイト: http://www.sakurai-yukio.com