2019年春から夏 櫻井幸雄が探した狙い目マンション 2019年春から夏 櫻井幸雄が探した狙い目マンション

2019年の春から夏にかけて購入可能なマンションのなかから、狙い目と評価される物件を私の視点からピックアップした。

グローリオレジデンス浦和元町

セコムホームライフ

 JRの浦和駅周辺では新築マンション価格が上昇。「70m23LDKが7000万円台」という水準となってしまったと思ったら、今は新築物件が減少。買いたくても買えない状況となり、にわかに注目度が高まっているのが浦和の隣駅・北浦和駅エリアだ。

 そのJR京浜東北線北浦和駅周辺で、地元の人から注目されているのが「グローリオ レジデンス浦和元町(もとちょう)」。注目される理由は、地元の人が認める立地のよさにある。

 同マンションの立地は、北浦和駅から徒歩6分。北浦和駅からほぼフラットな道で、周囲は住宅エリアなので、静かな環境が実現する。マンションの前面が大きく開けているため、開放感が大きいという特徴もある。

 北浦和駅周辺はクィーンズ伊勢丹など大型スーパーマーケットが複数あるなど商業施設が充実。利便性が高いのだが、その分、ビルが建て込んでいる。夜もある程度の騒音は覚悟しなければならない。その点、「グローリオ レジデンス浦和元町」は、開放的で静かな場所にあるのがよい、というわけだ。

 北浦和という駅は、「埼玉県立浦和高校」のある場所として知られている。浦和高校は、埼玉県で最も古い歴史を持つ公立高校で、東大への進学者数も多い。さらに、浦和西高校や市立浦和高校などが集まり、文教地区の香りがする。落ち着いた住宅エリアであり、文教エリアであることは、北浦和駅の東口側に位置するさいたま市浦和区元町の魅力だろう。

 「グローリオ レジデンス浦和元町」の建設地は、まさに、その元町二丁目。地元の人であれば、その場所のよさを知っているので、注目度が高まるのは当然といえる。

 「グローリオ レジデンス浦和元町」は4月に建物が完成。5月から先行予約、6月に入ってから棟内モデルルームの公開が始まる「完成後販売」の方式をとっている。実際の住戸を見て納得の上、購入できるようにしているわけだ。それは、安全・安心のセコムグループならではの特徴といえる。

「セキュリティ・マンション」を打ち出すセコムホームライフのマンションであるため、建物に高い安全・安心性能を備えているのも、同マンションの特徴。オートロックや窓のセンサーといった防犯体制が整っているのは当然のこと、エントランスホール・エレベーターにセコムの「IXシステム」が採用される。これは、非常ボタンを押すとモニター監視が始まり、スピーカーで警告が出されるもの。録音の警告ではなく、生の声で「今、監視され、録画もされている」ことが伝えられる。コンビニや銀行に採用されているセキュリティシステムがマンションに採用されているわけだ。

 さらに、各住戸内に壁埋め込み型の収納庫「ピタゴラス・ウォールセーフ」を設置。これは、セコムによって開閉を監視される小型収納庫である。キッチンでは、コンロ火災を感知すると自動的に消火薬剤が噴射される「トマホークジェットアルファ」が採用され、各居室、浴室、トイレ、キッチン、廊下など7箇所にセコムに通報できる救急ボタンも配置される。救急ボタンを備えているマンションは少ないのに加え、7箇所もの救急ボタンを備えているのは注目すべき特徴だ。

 「グローリオ レジデンス浦和元町」には、住み心地を高める工夫も多い。たとえば、住戸内の室内ドアはLDへの扉以外すべて(洗面室、トイレも含む)引き戸となり、玄関からリビングに向かう廊下は極力短くされる。これらの工夫により、室内の有効面積が広がる。

 以上の工夫から「グローリオ レジデンス浦和元町」は住み心地重視のマンションと評価される。全34戸は70m2台の2LDK+S〜3LDKのファミリータイプで構成。取材時点で価格は未定だった。入居は9月末から、となっているため、消費税率は8%適用が可能だ。

 このゴールデンウィークは、北浦和駅近くに設けられた「住まいの情報館」でセミナーに参加したり、マンション購入の相談に応じてもらうこともできる。完成したマンションの実物を見て、確実なマンション探しをしたい人にとって好ましい物件といえるだろう。

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住まいサーフィンレポートとは?

実際に販売センターを見て回り、マンションの「今」情報を提供
年間200件以上のマンション、建売住宅を見て回る住宅ジャーナリスト櫻井幸雄。実際に歩き、目で見て、耳で聞き集めた情報には、数字の解析だけでは分からない「生々しさ」があふれている。
この新鮮情報を「住まいサーフィン・レポート」としてまとめて主要マスコミに配布。あわせて、住まいサーフィン上でも公開する。住まいサーフィン上ではレポートとともに、旬の狙い目物件も紹介。マンション購入のアドバイスとする。

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト櫻井幸雄の経歴

1954年生まれ。1984年から週刊住宅情報の記者となり、99年に「誠実な家を買え」を大村書店から出版。
以後、「マンション管理基本の基本」(宝島社新書)、「妻と夫のマンション学」(週刊住宅新聞社)、「儲かるリフォーム」(小学館)などを出版。
最新刊は「知らなきゃ損する!21世紀マンションの新常識」(講談社刊)。
テレビ朝日「スーパーモーニング」の人気コーナー「不公平公務員宿舎シリーズ」で住宅鑑定人としてレギュラー出演するほか、「毎日新聞」で、住宅コラムを連載中。「週刊ダイヤモンド」「週刊文春」でも定期的に住宅記事を執筆している。
◇オフィシャルサイト: http://www.sakurai-yukio.com