2019年夏から秋 櫻井幸雄が探した狙い目マンション 2019年春から夏 櫻井幸雄が探した狙い目マンション

2019年の夏から秋にかけて購入可能なマンションのなかから、狙い目と評価される物件を私の視点からピックアップした。

シティテラス川崎鈴木町 グランドシーズンズ

住友不動産

 「シティテラス川崎鈴木町グランドシーズンズ」は “駅近”の大規模マンション。それも、人気が高い川崎駅エリアを生活圏とし、実際の建物を見て購入を検討できるマンションだ。そして、価格には割安感がある。これから販売が始まる住戸で、約70㎡の3LDKが3998万円からの予定。4000万円台で購入できる70㎡台・3LDKも現在先着順申込み受付中だ。

 建設地は京急大師線鈴木町駅を最寄りとし、同駅から徒歩3分。駅からマンションまでの道は幅広の歩道が確保され、街路樹も整備されてムードがよい。マンションに向かう道の右手にイトーヨーカドーがあり、買い物も便利なマンションということになる。

 最寄りの鈴木町駅は京急川崎駅まで2駅5分。京急本線に乗り換えて、品川駅まで13分、横浜駅へも11分という所要時間となる。マンション建設地近くからバスで川崎駅まで向かうこともでき、その場合、バスの乗車時間は7分ほど。しかし、京急大師線は本数が多く、平日朝の通勤時間帯は、5、6分に1本の割合で上り電車が出る。電車利用で不便さはない。

 ちなみに、京急川崎駅とJR川崎駅は近接しており、「シティテラス川崎鈴木町グランドシーズンズ」は川崎駅エリアから約2㎞圏に位置しながら、3LDKが4000万円台で購入できるマンションとなるわけだ。JRと京急の川崎駅周辺は、商業エリアとしての賑わいが増し、新たなマンション建設は望みにくい。もし、新築マンションが生まれたとしても、その価格は高額になる。武蔵小杉駅周辺の相場「70㎡3LDKが7000万円以上」を凌ぐと考えられる。

 そう考えれば、3LDKが4000万円台で購入できる「シティテラス川崎鈴木町グランドシーズンズ」の優位性が際立つ。

 総戸数は475戸。地上15階建ての5棟構成で、南向きが中心。外壁にはタイル張り部分が多く、エントランスは2層吹き抜けなど建物の魅力も多い。一方で、華美な共用施設はなく、本当に必要なものだけに絞り込み、ランニングコストを抑える工夫も凝らされている。毎月の管理費・修繕積立金は70㎡台の3LDKタイプで約1万7000円程度。購入しやすく、住み続けやすいマンションに仕上げられているわけだ。

 住戸は約70㎡の3LDKが多く、大型の4LDKタイプも用意される。ウォークインクローゼットが2つと納戸が付くなど収納スペースが充実。室内の廊下がゆったりした広さで、LDと洋室の天井高が2m48㎝〜2m58㎝に設定されているなど、ゆとりを感じる部分が多いのも特徴だ。

 ディスポーザー(生ゴミ粉砕処理機)と床暖房が付くなど住戸内設備も充実している。

 4000万円前後の価格であれば、35年返済・ボーナス併用なしにしても、毎月の返済額は10万円前後におさまることが多い。毎月の管理費と修繕積立金を加えても、「今払っている家賃より安い」というケースが多いはずだ。

 駅から徒歩3分、川崎駅を生活圏とする大規模マンションで、この価格設定は今や希少となりつつある。

 もっとも、「川崎」の地名から、工場エリアの印象を持つ人もいるだろう。その京浜工業地帯は、住宅とオフィスの場として再開発することが国と川崎市、横浜市の方針で決まっている。すでに、川崎大師や浜川崎の周辺はマンションエリアに生まれ変わりつつあるし、羽田空港側には世界でも最先端の研究施設が集まるキングスカイフロントが設けられ、羽田空港への新しい橋が架けられる計画も進んでいる。

 「シティテラス川崎鈴木町グランドシーズンズ」は生まれ変わるKAWASAKIエリアに立地し、見逃したくないマンションといえる。

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住まいサーフィンレポートとは?

実際に販売センターを見て回り、マンションの「今」情報を提供
年間200件以上のマンション、建売住宅を見て回る住宅ジャーナリスト櫻井幸雄。実際に歩き、目で見て、耳で聞き集めた情報には、数字の解析だけでは分からない「生々しさ」があふれている。
この新鮮情報を「住まいサーフィン・レポート」としてまとめて主要マスコミに配布。あわせて、住まいサーフィン上でも公開する。住まいサーフィン上ではレポートとともに、旬の狙い目物件も紹介。マンション購入のアドバイスとする。

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト櫻井幸雄の経歴

1954年生まれ。1984年から週刊住宅情報の記者となり、99年に「誠実な家を買え」を大村書店から出版。
以後、「マンション管理基本の基本」(宝島社新書)、「妻と夫のマンション学」(週刊住宅新聞社)、「儲かるリフォーム」(小学館)などを出版。
最新刊は「知らなきゃ損する!21世紀マンションの新常識」(講談社刊)。
テレビ朝日「スーパーモーニング」の人気コーナー「不公平公務員宿舎シリーズ」で住宅鑑定人としてレギュラー出演するほか、「毎日新聞」で、住宅コラムを連載中。「週刊ダイヤモンド」「週刊文春」でも定期的に住宅記事を執筆している。
◇オフィシャルサイト: http://www.sakurai-yukio.com