2019年夏から秋 櫻井幸雄が探した狙い目マンション 2019年春から夏 櫻井幸雄が探した狙い目マンション

2019年の夏から秋にかけて購入可能なマンションのなかから、狙い目と評価される物件を私の視点からピックアップした。

シティテラス八千代緑が丘ブリーズコート

住友不動産

 千葉県八千代市で、駅から歩いて5分。駅近で全569戸という大規模マンションが、「シティテラス八千代緑が丘ブリーズコート」だ。

 その価格は、第4期販売住戸で約68㎡〜75㎡の3LD・Kが2980万円から4044.2万円。3000万円台で購入できる3LD・Kが多く、初めてマイホームを買う人でも、無理なく購入できるマンションとなる。

 そして、「シティテラス八千代緑が丘ブリーズコート」には、マンションとしての魅力が多い。

 まず、建設地は、大手町駅から東京メトロ東西線・東葉高速鉄道内快速利用で36分(通勤時間帯は44分)の八千代緑が丘駅を最寄りとし、同駅からメインで利用するグランドエントランスまで徒歩3分(ブリーズエントランスまでは徒歩5分)。それも改札口から階段の上り下りなしのフラットアプローチで同マンションまで到着する。

 都心に通勤する人の話を聞くと、朝の通勤時間帯、八千代緑が丘駅で席に座ることはできない。が、西船橋駅で降りて始発電車の列に並んで座って通勤する手があるとのこと。朝の混雑の対応策があるわけだ。

 同マンションからは、大規模商業施設のイオンモール八千代緑が丘も徒歩5分。食品だけでなく、衣料品の買い物もしやすい便利な立地である。

 これに加えて、大規模のスケールメリットもある。

 「シティテラス八千代緑が丘ブリーズコート」は全569戸。先行する「ステーションコート」は全437戸の規模となり、両方で、1006戸となる。首都圏全体を見回しても有数のビッグ・プロジェクトだ。

 そのスケールメリットで共用施設やサービスが充実する。共用施設としてパーティラウンジ・キッズスペースや約1200㎡の中庭・プライベートフォレストなどがあり、グランドエントランスの管理事務室カウンターでは、クリーニング受付などの各種サービスも実施されている。そして、「24時間有人管理」も採用される。

 「24時間有人管理」は、夜間も管理スタッフや警備員がマンション内に常駐し、安全・安心を守る方式。マンションのセキュリティを守る上で、これほど頼りになる方式はない。が、費用がかかるため、大規模マンションか都心の超高額マンションでないと採用は難しい。

 「シティテラス八千代緑が丘ブリースコート」では、この24時間有人管理を実現。それも夜間2人体制の24時間有人管理となる。24時間常駐するのは、管理スタッフと警備員の2人だ。「24時間有人管理」の中でも、夜間2人態勢を実現するマンションは滅多に出会えない。が、住人にとっては、これほど安心できる体制はない。夜間2名であれば、1人が管理室にいて、もう1人がマンション内をパトロールすることができるからだ。

 このようなセキュリティを実現しながら、毎月の管理費を抑える方向になっているのも大規模マンションならではの長所だろう。

 住戸は75㎡超の3LDK中心。ゆとりある広さで、室内の有効面積を増やす工夫も採用される。バルコニーに面した側の柱を極力住戸外に出すことで、室内の有効面積を増やしているのだ。ゆったり広さを活かし、収納充実のプランになっているのも特徴だ。

キッチンにはディスポーザー(生ゴミ粉砕処理機)が設置され、奥行2mのバルコニーにはミニシンク(外部水栓)も付く。設備仕様のレベルも十分過ぎるほど高い。

 「シティテラス八千代緑が丘ブリースコート」が建設される区画整理事業地内では新しい店舗や施設が増え始め、公園や緑道もできている。そのなかでの暮らしは楽しいはず。

 すでに、公立小学校が誕生しているが、その校庭は陸上トラック以外すべて芝生になっている。そんな小学校が生まれるのも、新しい街だからこそ。さらに、保育園も複数つくられる計画であり、人口が増加する街で、新しい生活を始める楽しみが大きい。

 同マンションと同じ区画内では、先行する「シティテラス八千代緑が丘ステーションコート」が完成しており、このようなマンションになることが想像しやすい。

 「シティテラス八千代緑が丘ブリーズコート」は見過ごしては惜しい、希少な大規模マンションと評価される。

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住まいサーフィンレポートとは?

実際に販売センターを見て回り、マンションの「今」情報を提供
年間200件以上のマンション、建売住宅を見て回る住宅ジャーナリスト櫻井幸雄。実際に歩き、目で見て、耳で聞き集めた情報には、数字の解析だけでは分からない「生々しさ」があふれている。
この新鮮情報を「住まいサーフィン・レポート」としてまとめて主要マスコミに配布。あわせて、住まいサーフィン上でも公開する。住まいサーフィン上ではレポートとともに、旬の狙い目物件も紹介。マンション購入のアドバイスとする。

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト櫻井幸雄の経歴

1954年生まれ。1984年から週刊住宅情報の記者となり、99年に「誠実な家を買え」を大村書店から出版。
以後、「マンション管理基本の基本」(宝島社新書)、「妻と夫のマンション学」(週刊住宅新聞社)、「儲かるリフォーム」(小学館)などを出版。
最新刊は「知らなきゃ損する!21世紀マンションの新常識」(講談社刊)。
テレビ朝日「スーパーモーニング」の人気コーナー「不公平公務員宿舎シリーズ」で住宅鑑定人としてレギュラー出演するほか、「毎日新聞」で、住宅コラムを連載中。「週刊ダイヤモンド」「週刊文春」でも定期的に住宅記事を執筆している。
◇オフィシャルサイト: http://www.sakurai-yukio.com