2019年夏から秋 櫻井幸雄が探した狙い目マンション 2019年春から夏 櫻井幸雄が探した狙い目マンション

2019年の夏から秋にかけて購入可能なマンションのなかから、狙い目と評価される物件を私の視点からピックアップした。

ザ・パークハウス 花小金井ガーデン

三菱地所レジデンス

 先着順で販売されている3LDKが3848万円から。4000万円台で購入できる3LDKが多くなると考えられ、即入居可なので9月30日までの入居で消費税率は8%適用となる。さらに、建物内モデルルームとして使われた住戸は、The SAZASBY LEAGUEの家具付きで販売される……「お得」が多いマンションが「ザ・パークハウス花小金井ガーデン」だ。

 もともと同マンションには“お買い得”と評価されるポイントが多い。

 まず、建設地は西武新宿線の急行停車駅・花小金井駅から徒歩7分。この「西武新宿線」の沿線である点が、まずお買い得だ。というのも、西武新宿線はJR中央線と並行して走る路線なのだが、JR中央線沿線と比較すると、マンション分譲価格の差が大きい。JR中央線の都下エリアで、駅徒歩7分の新築マンション3LDKを4000万円台で購入しようとしても、まず不可能だ。

 花小金井駅から西武新宿駅までは5駅23分。手前の「高田馬場」駅までは19分。「高田馬場」駅で東京メトロ東西線に乗り換えれば、「大手町」駅まで33分、JR山手線に乗り換えれば「池袋」まで24分となる。

 加えて、「ザ・パークハウス花小金井ガーデン」ではJR中央線武蔵小金井駅に向かうバス便も利用しやすい。マンションから徒歩4分のバス停から武蔵小金井駅まで約7分の所要時間で、バスは5分に1本程度ある。JR中央線での都心アクセスもしやすいわけだ。

 3LDKが4000万円台で、JR中央線沿線に寄り添う暮らしができるのも、同マンションの強みだろう。

 次に、「ザ・パークハウス花小金井ガーデン」には、住環境がよいという利点もある。マンションの周囲を歩くと、一戸建て住宅地の中、同マンションは6階建ての建物になっていることが分かる。これは、お買い得なマンションの証拠。というのも、同マンションの建物が周囲の一戸建てと同様3階建てまでになっていたら、1戸あたりの分譲価格はもっと高いものになっていたはずであるからだ。

 一戸建て住宅地内の6階建てであるため、開放的で、眺望の開ける住戸が多くなる。これも、お買い得といえる要素だ。

 「ザ・パークハウス花小金井ガーデン」は、総開発面積1万7000㎡に11棟、全468戸の規模となり、そのスケールメリットで、共用施設が充実するのも同マンションの注目点だ。

 プライベートガーデンや散歩道、提供公園でみどりに囲まれたレジデンスとし、独立した共用棟にコミュニティルームやゲストルームを2つ設置。プライベートガーデンやガーデンパティオ、ガーデンテラスなど、住人の憩いの場がいくつもつくられる。

 このほか、紀伊國屋書店によって定期的に新しい雑誌が補充される本のラウンジがあったり、コンシェルジュが配置されるなど、共用サービスにも力が入れられる。一方で、毎月の管理費は抑える、という工夫もある。

 共用施設・サービスの内容充実で、コストは削減……これが、同マンションの隠れた特徴だ。ムダな施設・サービスを省いていることと、大規模のスケールメリットにより、毎月の管理費・修繕積立金の目安は、70㎡相当住戸で1万7000円を少し超えるくらい。将来の上昇も抑えられる計画という。

 毎月のランニングコストが抑えられれば、将来、年金暮らしになったときも安心。これもまた、お買い得要素だろう。

 その住戸は2LDK〜4LDKとなり、約66㎡の3LDKでもウォークインクローゼットが必ず1つ設置されるなど、収納充実のプランになっている。主寝室は6畳以上の広さとし、天井高は2.5m。バルコニーは奥行き1.8mなど、ゆとりを感じさせる部分が多いのも特徴だ。

 設備仕様のレベルも高く、ディスポーザー(生ゴミ粉砕処理機)や食器洗い乾燥機が標準設置となり、キッチンのスライド収納には、引き出しがゆっくり閉まるソフトクロージング機能が採用される。ソフトクロージング機能は小さな調味料入れにも採用され、細かなところも手を抜かない三菱地所レジデンスの姿勢が感じられる。

 「ザ・パークハウス花小金井ガーデン」は建物が完成しているため、数多い特徴を実地に確認できる。なお、その販売センターは8月6日から15日まで夏季休業となる。興味がある人は、その期間を避けて見学申し入れ等をしていただきたい。

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住まいサーフィンレポートとは?

実際に販売センターを見て回り、マンションの「今」情報を提供
年間200件以上のマンション、建売住宅を見て回る住宅ジャーナリスト櫻井幸雄。実際に歩き、目で見て、耳で聞き集めた情報には、数字の解析だけでは分からない「生々しさ」があふれている。
この新鮮情報を「住まいサーフィン・レポート」としてまとめて主要マスコミに配布。あわせて、住まいサーフィン上でも公開する。住まいサーフィン上ではレポートとともに、旬の狙い目物件も紹介。マンション購入のアドバイスとする。

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト櫻井幸雄の経歴

1954年生まれ。1984年から週刊住宅情報の記者となり、99年に「誠実な家を買え」を大村書店から出版。
以後、「マンション管理基本の基本」(宝島社新書)、「妻と夫のマンション学」(週刊住宅新聞社)、「儲かるリフォーム」(小学館)などを出版。
最新刊は「知らなきゃ損する!21世紀マンションの新常識」(講談社刊)。
テレビ朝日「スーパーモーニング」の人気コーナー「不公平公務員宿舎シリーズ」で住宅鑑定人としてレギュラー出演するほか、「毎日新聞」で、住宅コラムを連載中。「週刊ダイヤモンド」「週刊文春」でも定期的に住宅記事を執筆している。
◇オフィシャルサイト: http://www.sakurai-yukio.com