2022年春から夏 櫻井幸雄が探した新築狙い目マンション

2022年の春から夏にかけて購入可能なマンションのなかから、狙い目と評価される新築マンションを私の視点からピックアップした。

イニシア横浜天王町(神奈川県横浜市)

コスモスイニシア
物件の写真

 近年、「横浜」の人気が高まっている。
 各種の住みたい街ランキングで「横浜」は4年連続の1位となっており、多くの人にとって横浜が憧れの街になっている。
 確かに、横浜には魅力が多い。港があり、異国情緒の街……そして、中華街や元町など、以前から人気の街ではあった。
 それに加え、近年は横浜駅近くに新しい商業施設「NEWoMan横浜」が開業し、今後も複数のビル建設が予定されるなど、さらに魅力が増していく。

 となれば、通勤にも便利な横浜駅周辺に住んでみたいという人が増えるのは当然だろう。特に、シングル、DINKSの場合、「休日に出かけたいスポットが身近に多い街」に住むのは人生の楽しみにもなるので、「横浜」は理想的なエリアとなる。

 しかし、横浜駅の近くに住むのは簡単ではない。
 というのも、再開発が進行する横浜駅周辺は商業専用地域に指定されている場所が多く、駅から歩いて5分以内に新たなマンションはまず出ない。そこで、横浜駅から歩いて10分以内の場所では、新築マンション価格が大きく上がるという状況が生まれている。

 そこで、今、注目度が高まっているのが、横浜駅からほどよく離れた場所のマンション。横浜駅まで電車で5分のところにあるような、横浜駅周辺を生活圏にできる場所のマンションだ。
 実際、横浜駅の外周部では、意外なほど人気マンションが続出。目立つ場所ではないのだが、いつの間にか売り切れてしまうケースが多い。

 「イニシア横浜天王町」も、そんな「横浜駅を生活圏にできる」マンションである。

 建設地は、横浜駅から相鉄線各駅停車で3つめの天王町駅。横浜駅から離れている、と思うかもしれない。しかし、横浜駅からマンションまで歩いたとしても所要時間は27分。人気の自転車生活であれば、10分程度で横浜駅にもみなとみらい21地区にも遊びに行ける距離感だ。

 そして、坂の多い街・横浜において、「イニシア横浜天王町」から横浜駅までのルートも、みなとみらい21地区までのルートも奇跡的にフラット。そして、横浜駅までのルートに天王町商店街と通称“ハマのアメ横”と呼ばれている洪福寺松原商店街があるのも、楽しく、便利だ。

 電車を利用する場合、マンションから徒歩3分の天王町駅から横浜駅まで所要時間は5分。合計8分なので、横浜駅から徒歩10分のマンションに住むより2分早いことになる。
 そして、相鉄線の各駅停車は比較的空いている時間帯が多いので、ストレスが少ない。
 「駅から徒歩3分以内のマンションは中古になっても値下がりしにくい」ことは、各種データで実証されており、資産性の高さにも注目すべきだろう。

 「イニシア横浜天王町」は、駅から徒歩3分なのだが、敷地の4面が公道に面しており、非常に開放がある。駅に近い場所のマンションは両脇や背後に別の建物が密着するケースが多いので、この開放感は大きな財産となる。

 そして、駅徒歩3分なのに、夜は静かという環境特性もある。これも、希少な特徴だ。
 建設地周辺には、クリニックが多く、飲食店も多数あるなど、生活利便性が高いのも、特徴だ。さらに、公園や緑が多く、治安もよいのも利点となる。つまり、横浜駅から離れた分、バランスの取れた住環境が手に入ることになる。
 その建物は地上7階建てで全65戸。1LDKから3LDKまで、プランバリエーションが多いため、シングルからファミリーまで幅広いニーズに対応している。

 また、ホテルのような内廊下設計を採用していることも注目すべきポイントとなる。内廊下設計は、雨に濡れず、夏の強い日差し、冬の寒い風が遮られるので快適であるとともに、安心感も高めてくれる。というのも、外から見える開放廊下設計では、どの住戸に住んでいるかが外から分かりやすい。しかし、内廊下であれば、住戸を特定されにくい。女性の一人暮らしには、頼りになる設計なのである。

 エントランスなど共用部を青山フラーマーケットの系列である空間デザインブランド「parkERs(パーカーズ)」がデザイン。心地よい暮らしが実現するのも楽しみだ。
 「イニシア横浜天王町は、現在、都内の「イニシアラウンジ三田」でモデルルームを公開している。併せて、オンライン見学が可能で、横浜の関内駅近くにも案内所が設けられている。

 いろいろな手段で検討ができるマンションになっているのも、都心に勤める人、忙しい人にはありがたいはずである。

住まいサーフィンレポートとは?

実際に販売センターを見て回り、マンションの「今」情報を提供。
年間200件以上のマンション、建売住宅を見て回る住宅ジャーナリスト櫻井幸雄。実際に歩き、目で見て、耳で聞き集めた情報には、数字の解析だけでは分からない「生々しさ」があふれている。
この新鮮情報を「住まいサーフィン・レポート」としてまとめて主要マスコミに配布。あわせて、住まいサーフィン上でも公開する。住まいサーフィン上ではレポートとともに、旬の狙い目である新築マンションも紹介。マンション購入のアドバイスとする。

住宅ジャーナリスト櫻井幸雄の経歴

櫻井幸雄の顔写真

1954年生まれ。1984年から週刊住宅情報の記者となり、99年に「誠実な家を買え」を大村書店から出版。
以後、「マンション管理基本の基本」(宝島社新書)、「妻と夫のマンション学」(週刊住宅新聞社)、「儲かるリフォーム」(小学館)などを出版。
最新刊は「知らなきゃ損する!21世紀マンションの新常識」(講談社刊)。
テレビ朝日「スーパーモーニング」の人気コーナー「不公平公務員宿舎シリーズ」で住宅鑑定人としてレギュラー出演するほか、「毎日新聞」で、住宅コラムを連載中。「週刊ダイヤモンド」「週刊文春」でも定期的に住宅記事を執筆している。

オフィシャルサイト
http://www.sakurai-yukio.com