目白御留山デュープレックスのマンション評価

オススメの対象属性

熟年夫婦

このマンションの最も良い点

御留山公園と野鳥の森公園の間に立地していて軽井沢にいるような緑豊かな静寂環境。低層マンションだが新宿新都心や富士山、周辺の緑が一望できる抜群の眺望。スーパーも近隣に３件あり、買い物も便利。幅約10メートル、長さ約30メートルのエレベーターホールはスペースがもったいないくらい。最上階住戸には全戸大きな屋上ルーフバルコニーが付いている。車寄せが有るのも魅力。完全バリアフリー。

このマンションの最も悪い点

エンタランス・ホールの照明がやや暗いし、デザインが普通。車寄せ部分の周辺や敷地内緑地帯は改修したらもっと素晴らしくなると思う。

評価詳細

住戸設計 5	売主が１級建築士事務所でかつ地元目白に本社があり、この物件を売主の代表物件としようとしたので、外装と内装には力を入れたようだ。殆どの住戸が100平米以上の広さ。また壁式工法なので部屋に柱の出っ張りがない。南側住戸上層階の眺望は秀逸。東側、西側、北側住戸の環境の秀。施工は竹中工務店で、アフターサービスもきちんとしている。
住戸環境 5	都心では一番住環境がいい場所ではないだろうか。御留山公園が中学校を挟んであり、野鳥の森公園が当マンションと隣接しているので、とにかく緑が多い。軽井沢の別荘地にいるような感じだ。また当マンションは南雛壇最上部最先端に立地しているので、４階建という低層マンションであるにもかかわらず、南側は前方に何も遮る物はない。よって新宿の夜景や富士山の姿を楽しむことができる。４階であればカーテンは不要。
使い勝手 5	収納部分はかなり多く設計されている。また全戸１階にトランクルームをもっている。設備は現在高級マンションで使われているものは全て使われている（独グロエ社製品など）。特に各部屋のドアは一枚板を使っていて天井までの高さのある物なので、重厚で重い。南側住戸は角住戸でなくても角住戸のような採光になるように設計がされている。
共用部分 4	当マンションが建設される前は木々が鬱蒼とした広大な邸宅だったので、まだその大木が結構残っている。建物は道路から３M以上の高い塀垣の上の敷地に建設されているので、小さな島の中にあるような感じ。エンタランス・ホールは照明がやや暗く、デザインも地味。管理人は日勤（365日）で管理人室がエンタランス内に設置されている。ALSOKの無人セキュリティシステムが全戸に導入されている。大きなシアタールームもある。
周辺環境 5	小学校と中学校が隣接している。スーパーは近隣に３件（大丸ピーコック、丸正、ユネスコ）あり便利。JR目白駅、高田馬場駅までは普通に歩いてきっかり１２分、西武新宿線下落合駅までは徒歩6分から7分ぐらい。レンタル・ビデオ店、CD屋さん、ドラッグストア、各種レストランも目白通り沿いに多数あり。
総合評価 5	単純に住環境だけ比較するとしたならば、広尾や青山のような都心超高級住宅街よりは目白御留山の方が住みやすさ（緑の多さ、静寂さ、日常の買い物の便利さなど）は優れているように思う。当マンションはおそらく目白御留山地域では立地条件は一番良いのではないかと思われる。エンタランス周りをもう少し重厚に改修したら、外見的にも、立地的にも目白を代表するマンションになると思う。
コスト パフォーマンス 5	立地条件と設備機器などを考えると、近隣の住友不動産や東急不動産の高級マンションよりは優れた物件であるといえる。単純に新築時の販売価格（坪単価）は住友不動産や東急不動産の物件の方がかなり高いが、年数が経ってくると同等以上の評価になるのではないか。