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住まいサーフィン編集部

[第52号]いざモデルルームへ!押さえておきたい、あそこのチェック!:モデルルームの見学お作法

2015年09月13日

マイホーム購入への大切な第一歩である、モデルルームの見学。
せっかく見学に行ったものの、どこをチェックしていいのか分からない方も少なくありません。
今回は、モデルルーム見学時に押さえておきたいポイントをご紹介します。

■そもそもモデルルームとは?

未完成の物件において、いくつかの間取りを体感できる場所が、モデルルームです。
生活シーンを想像しやすくするための家具などがコーディネートされてはいるものの、実際に購入する住戸とは異なるケースもあります。

何が同じで、何が異なるのか、しっかりと念頭において見学に臨む必要があります。
中古や完成済みの物件であれば、日当たりや風通しに加えて、建物の傷みや床の傾斜などあらゆる点に目を光らせましょう。

■項目別に見るチェックポイント

理想は挙げていけばキリがありません。
そこで基本となる欠かせない項目を挙げ、自分の中で優先したい項目を重点的にチェックしましょう。

<間取りにおけるポイント>

各部屋の「配置」や「広さ」をチェックします。
リビングや寝室など十分な広さが確保されているのか、そして日々の生活動線を分断していないか、という点に着目します。
またキッチンや洗面スペースに十分な収納があるのかも、欠かせないチェック項目です。

<設備面におけるポイント>

キッチンや浴室は、実際に身体を使ってスペースを確認しましょう。
使い勝手だけではなく、日々の料理や掃除などのお手入れが容易かなど、生活をイメージしてチェックすることがポイントになります。

水回りであればシャワーなどの水圧や、コンセントなどの電源の位置も重要です。
またオプション設備であれば、標準タイプではどれになるのかなど、不明点を残さないことが重要になってきます。

<物件全体におけるポイント>

マンションの場合であれば、専有部分の境界線の確認は初めに行いましょう。
窓や鍵などにおける防犯面や、耐震性などの構造面も営業担当に確認します。
また、駐車場や駐輪場の空きの確認、共用施設の利用条件は忘れがちになるので、注意しましょう。

■モデルルームから読み取れること

モデルルームは物件の象徴です。たとえ違うタイプの間取りであっても、玄関ドアや床面、キッチン、トイレ、浴室など、沢山の共通設備が存在します。

また、気に入ったモデルルームを見つけた際には、建設予定地を訪れてみましょう。周辺環境を加味してモデルルームをチェックすることで、イメージがより掴みやすくなります。