パラドール嵯峨野三条通ミッド・イン・ピースのマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

建物の構造上、外部からは、住人がどの住戸に住んでいるかを見られることはない。

このマンションの最も悪い点

修繕積立金が安すぎる。管理組合は早めに、相場水準の金額まで値上げを決議する必要がある。

評価詳細

住戸設計 1	3LDKの住戸を見学。広さは70㎡。リビングルームが12畳、和室は4.5畳、ベッドルームは6畳と5畳。しかし和室はキッチンの真横に配置されており、窓がない。住戸設計のバランスは良くない。
住戸環境 3	南向きの住戸を見学したが、周辺は広場や農地となっており、陽当たりと眺望は良い。2つのベッドルームは共用廊下に接しており、プライバシーは守られにくい。ただし建物の構造上、外部から共用廊下を見ることはできない。
使い勝手 4	キッチンと洗面所は隣接しており、生活動線には配慮されている。バルコニーにスロップシンクがある。また、玄関脇にトランクルームがある。そして、シンク部分はオープンキッチンとなっており、見晴らしがかなり良い。リビングルームに床暖房、キッチンには食器洗い乾燥機や浄水器、浴室にはミストサウナや追い炊き機能がある。
共用部分 3	昼間は管理人が常駐してる。毎月の管理費は8000円。エントランスにはオートロックやモニター付インターフォン、宅配ボックスがある。敷地内に、駐車場や駐輪場がある。
周辺環境 2	有栖川駅から徒歩3分の準工業地域に立地してる。周辺の道路は歩道の幅が狭く、子育てには不便だと思う。隣地にコンビニや郵便局があり、徒歩5分圏内にスーパーやユニクロがある。しかし車で10分圏内に規模の大きい病院はないようだ。なお、このエリアは水害リスクはない。
総合評価 2	総戸数が132戸の規模の大きいマンションだ。中間層向けの仕様となっている。しかし修繕積立金は約7500円であり、相場水準の半額だ。この金額では、2回目の大規模修繕工事を実施する頃には、管理組合は財政難に陥ってしまう。生活利便性は良くない立地であり、購入需要は少ないと思われる。
コスト パフォーマンス 2	築12年の物件だが、資産価格は新築分譲時より約20%値上がりしてるようだ。しかし、このエリアの人口は減少していくため、資産価格は下落に転じる可能性が高い。