ダイアパレス中浦和IIのマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

至近距離に大手スーパーがあるため、雨の日でも食材購入しやすい。

このマンションの最も悪い点

管理組合が資金繰り難に陥っている。小規模マンションのため、資金繰り改善は困難だと思う。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは71㎡。リビングルームは15畳で、隣の和室は6畳。共用廊下側の洋室は6畳と5畳という構成。しかし和室には窓がないため、猛暑の季節は和室で就寝しにくい。住戸設計のバランスは良くない。
住戸環境 3	南東向きのマンションであり、採光条件は良い。また、ベランダ前方は戸建て住宅が多いため、3階以上の住戸であれば眺望も良い。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、室内では大きな音量でゲームできない。
使い勝手 4	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。浴室には追い炊き機能が設置されている。また、リフォーム工事がされており、キッチンには食器洗い乾燥機が設置されており、内装は新築同様だった。
共用部分 3	平日は管理人が常駐しているため、共用部はきれいに清掃されている。月額の管理費は約14500円であり、高額。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。駐輪場は、駐車場の一角にあり、車と自転車の動線が同じである。少々危険を感じる。
周辺環境 2	南与野駅から徒歩15分の場所に立地している。この駅は、埼京線の各駅停車しか停まらないため、東京都心への通勤については便利さは感じない。隣にスーパーのヨークマートがあるため、食材購入は便利である。しかし、このエリアは商業施設が少ない。なお桜区は2年連続、保育園の待機児童はゼロとなっているようだ。
総合評価 2	総戸数は35戸しかない中間層向けの小規模マンションである。室内設備については満足度は低い。見学した住戸はリフォームされていたが、おそらく他の住戸についてもリフォームが必要な状態だと推測できる。また、月額の管理費と修繕積立金の合計額は約32000円となっており、管理組合は資金繰り難に陥っている。この金額は中間層にとっては負担だ。立地も良くないため、購入需要は限定的だと思う。
コスト パフォーマンス 2	築23年のマンションのため、資産価値は新築当時と比べて約30％下落している模様である。埼京線よりも西側エリアに立地するため、人気は低い。資産価値はさらに下落する可能性が高い。