コスモ巣鴨のマンション評価

オススメの対象属性

DINKS

このマンションの最も良い点

周辺は中層建物が多いため、上層階であれば眺望は良好である。

このマンションの最も悪い点

小規模マンションのため、管理組合が資金繰り難に陥っている。中間層にとっては負担が重いと思う。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは2LDKで、広さは65㎡。リビングルームは14畳、洋室は6畳と4.7畳という構成となっている。狭すぎる個室があり、住戸設計のバランスは良くない。
住戸環境 3	南東向きの角住戸を見学したが、上層階であれば眺望は良好である。また、中層階以上の住戸であれば日照条件は問題ない。共用廊下に面する個室はないため、プライバシーは守られている。
使い勝手 2	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。1990年代に分譲された「コスモ」ブランドの標準仕様となっており、室内設備は浴室に追い炊き機能が設置されているのみ。築古物件のため、給湯設備などが経年劣化で故障する可能性が高い。
共用部分 2	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は約15500円であり高額だ。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。建物内に駐車場があり、入口にはシャッターゲートがある。屋外に駐輪場が設けられているが、スペースが不足しているらしく、敷地内の空いている場所に数台の自転車が停められている。
周辺環境 3	巣鴨駅から徒歩12分の場所に立地している。近所に商店街があり、徒歩5分圏内にスーパーのまいばすけっと、郵便局、コンビニ、ドラッグストアなどがある。また、車で16分の場所に都立大塚病院がある。しかし豪雨が降った場合は、マンション敷地は、軽微な浸水被害に遭う恐れがある。
総合評価 2	リクルートコスモスが分譲したマンションである。仕様については満足度が低い。また、総戸数が37戸のため、月額の管理費と修繕積立金の合計額が約35000円に達している。管理組合は資金繰り難に陥っており、今後、さらに資金繰りは悪化すると予想できる。このため購入需要は限定的だと考えられる。
コスト パフォーマンス 3	築26年のマンションだが、資産価値は新築当時と比べて約20％上昇している模様である。しかし2024年に入ると、日本銀行がマイナス金利政策を撤廃する可能性が高いことから、資産価値はさらには上がりにくいと考えられる。