白岡ニュータウンルネグランガーデンのマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

総戸数300戸を超える大規模マンションである。このため管理組合の資金繰りは盤石である。

このマンションの最も悪い点

大地震が発生した場合は、液状化現象が発生する確率の高いエリアに立地している。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは4LDKで、広さは86㎡。リビングルームが12畳で、隣の和室は6畳。洋室は9.5畳と4.3畳が2室という構成。4.5畳未満の個室が2室もあるため、住戸設計については不満。
住戸環境 3	南向きの住戸を見学したが、ベランダ前方は建物がないため、採光条件と眺望は良好である。4.3畳の2室が共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、室内では大きな声を出しにくい。
使い勝手 2	キッチンと洗面室は直接行き来できるため、生活動線には配慮されている。1994年に建てられた中間層向けマンションのため、特徴のある室内設備は浴室の追い炊き機能のみ。また、水回りは経年劣化していると感じる。
共用部分 3	管理人は常駐しているため、広大な敷地や建物内の共用部分はきれいに清掃されている。月額の管理費は13500円であり、高い。エントランスにはオートロックやモニター付インターホンが設置されている。ただし、敷地が広いため、住戸からゴミ捨て場まで行くのに数分かかる点は難点だと感じた。
周辺環境 2	新白岡は新しい街である。街からは清潔感を感じる。徒歩5分圏内にスーパーのヤオコー、郵便局、広い公園があるため生活利便性は良い。しかし大地震が発生した場合は、周辺エリアは液状化現象が発生する確率が高いようだ。
総合評価 3	総戸数が300戸を超える大規模マンションである。このため、築年数が27年でありながら、月額の管理費と修繕積立金の合計額は24000円でおさまっている。将来にわたって管理組合の資金繰りは盤石だと考えられる。ただし、人気の乏しいエリアに立地し、室内設備は乏しいため、中古マンションとしての需要は限られていると思う。
コスト パフォーマンス 1	築27年のマンションのため、資産価値は新築当時と比べて約50％下落している模様である。このエリアは人気の乏しいエリアであり、過去10年間、地価は上がらなかった。このため今後も緩やかに資産価値は下落していくと予想できる。