イニシア浦和常盤のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

教育水準の高い常盤中学校の学区内に立地していること。良質の教育を我が子に受けさせることができる点は、きわめて価値が高い。

このマンションの最も悪い点

総戸数が28戸と小規模マンションである点。高い確率で、2回目の大規模修繕費用が不足する状態に陥ると予想できる。

評価詳細

住戸設計 2	間取りは3LDKだが、広さが約65㎡と全体的にやや狭さを感じた。3つの個室のうち2室の広さは5畳であり、ベッドを置くと他には何も置けない。
住戸環境 3	周辺はマンション林立エリアのため眺望は悪い。しかし、このマンションのベランダ側は一戸建て住宅が建っているため、採光に問題はない。なお、見学した住戸は角部屋であり共用廊下に面した個室はないためプライバシーは守られていると感じた。
使い勝手 2	収納スペースは不足している。和室がないため押し入れがないことから、布団を収納するスペースがない。なお、エントランスにはオートロックが設置されているし、管理組合が警備会社と24時間ホームセキュリティの契約を締結しており、セキュリティ面は安心。また、トイレと洗面所は近接している。しかしキッチンと洗面所はやや離れている印象を受けたため、家事の動線には配慮されていないと感じた。
共用部分 3	エントランスには宅配ボックスが設置されており、外出中に宅配便がきても問題ない。外壁はベージュ色で、シティライクな雰囲気を出している。
周辺環境 3	教育水準の高い常盤中学校の学区にある。教育環境には恵まれていると言える。また、最寄り駅の北浦和駅へは徒歩5分で行くことができて便利。そして通勤時間帯は6分に1本程度で電車が発着している。ただしスーパーへ行くには自転車で10分ほどの距離にあるイオンか、駅の反対側にあるスーパーに行くしか選択肢がなく不便。
総合評価 2	教育水準の高いエリアに立地している点は高い評価ができる。しかし、住戸面積の狭さや、マンションの総戸数がわずか28戸である点など低い評価しかできない要素も多々ある。将来にわたって大規模修繕費用を確保できるか否かは不透明といえる。
コスト パフォーマンス 4	2018年1月時点では好景気が継続しているため、新築当時と比較して資産価値は下落していない。日本経済が不景気となったときに、資産価値が維持されるか否かは不透明である。