ベルジェンド亀有のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

キッチンはL字型となっており、調理をしやすい。

このマンションの最も悪い点

総戸数がわずか20戸である。財政力が貧弱であり、将来、管理組合は資金繰り難に陥ると思われる。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは55㎡。リビングルームは10畳で、洋室は6畳と5畳、4.5畳という構成となっている。本来は2LDKとすべき広さの住戸だが、無理をして3LDKの間取りとしている印象を受けた。
住戸環境 4	南東向きのマンションであり、採光条件は良好である。ベランダ周辺は3階建ての戸建て住宅が多いため、4階以上の住戸であれば眺望は良好である。共用廊下に面する個室はないため、プライバシーは守られている。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。浴室には、追い炊き機能が設置されている。キッチンはL字型となっており、調理をしやすい。
共用部分 3	管理人は常駐しておらず、管理会社による巡回管理となっている。月額の管理費は約12000円であり、高い。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。駐輪場の一部は歩道沿いに設けられており、防犯カメラが設置されていないため、簡単に自転車を盗まれやすい。
周辺環境 3	亀有駅から徒歩13分の環七通り沿いに立地している。徒歩7分の場所にショッピングモールのアリオ亀有があるため、買い物環境に恵まれている。また、自転車で10分の場所には東京慈恵会医科大学葛飾医療センターがあるため、医療環境に恵まれている。しかし、中川沿いに立地しており、荒川や中川、江戸川が氾濫した場合は、周辺エリアは浸水被害に遭ってしまう。
総合評価 2	総戸数20戸の小規模マンションである。仕様については満足度が低い。小規模マンションであるため、2回目の大規模修繕工事を実施する時期には、管理組合は資金繰り難に陥っている可能性が高い。中間層からの購入需要はきわめて限定的だと思われる。
コスト パフォーマンス 3	築10年のマンションだが、資産価値は新築当時と比べて約15％上昇している模様である。しかし魅力に欠ける物件であることから、さらに資産価値が上がる可能性は低い。