ステイツ城東グランプレイスのマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

総戸数が約260戸の大規模マンションである。管理組合の財政基盤は盤石であり、4回目の大規模修繕工事までは修繕積立金が値上げされる可能性は低いと思う。

このマンションの最も悪い点

東向き住戸の正面には、大規模マンションがあるため、眺望が良くない。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは69㎡。リビングルームは12畳、洋室は6.3畳と6畳、4.5畳という構成となっている。しかし6畳の洋室はベランダに面しておらず、窓がない。住戸設計のバランスは悪い。
住戸環境 3	南向きの住戸を見学したが、日照条件は良好である。また、6階以上の住戸であれば眺望も良好である。6.3畳の洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、室内では大きな音量で動画視聴をしにくい。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。キッチンに食器洗い乾燥機、浴室には追い炊き機能が設置されている。また、浴槽の脇には手すりがついている。床はブラウンカラーを基調としており、気分が落ち着く。なお築24年の物件のため、今後、設備などが経年劣化が原因で故障する可能性が高い。
共用部分 4	24時間有人管理となっており、コンシェルジュサービスを実施しているようだ。月額の管理費は約10600円。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。共用施設としてキッズルームがあるらしい。敷地内に自走式駐車場が設けられている。また、敷地内に駐輪場がある。
周辺環境 3	蒲生四丁目駅から徒歩4分の場所に立地している。徒歩7分圏内に複数のスーパー、城東区役所、コンビニ、家電量販店、ドラッグストアなどがある。また、徒歩13分の場所に済生会野江病院があるため、通院治療を受けやすい。しかし、寝屋川が氾濫した場合は、このエリアは1メートル以上の高さまで浸水被害に遭う恐れがある。
総合評価 3	野村不動産が分譲した総戸数260戸の大規模マンションである。このため管理組合の財政基盤は盤石である。仕様についても及第点をつけることができる。生活利便性が悪くはないため、一定の購入需要は存在すると考えられる。
コスト パフォーマンス 3	築24年のマンションであり、資産価値は新築当時と比べて約10％上昇している模様である。このエリアの人口は増えない可能性が高いため、資産価値はさらには上がりにくいと考えられる。