イトーピア北畠のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

総戸数が100戸の規模だ。このため、3回目の大規模修繕工事までは、修繕積立金を値上げしなくても実施できると思う。

このマンションの最も悪い点

築年数が28年経過している。このため居住可能な期間は、約50年である。30代の年齢の人が購入しても、一生生活できる可能性は低いと思う。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは70㎡。リビングルームは14畳、和室は4.5畳、洋室は6畳と4.3畳という構成となっている。狭い個室が2つもあり、住戸設計のバランスは悪い。
住戸環境 2	南向きの住戸を見学したが、日照条件は良好である。周辺は低層住宅が多いため、4階以上の住戸であれば眺望も良好である。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、猛暑の季節でも窓を開けにくい。
使い勝手 2	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。浴室に追い炊き機能が設置されている。また、浴槽の脇には手すりがついており、転倒防止対策がとられている。築28年の物件のため、室内の設備などからは経年劣化を感じる。購入時はリフォームを検討したほうが良さそうだ。
共用部分 3	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は約11200円。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。エレベーターは2基ある。屋外にラック付き駐輪場が設けられている。敷地内に機械式駐車場がある。なお、2021年に2回目の大規模修繕工事を実施したようだ。
周辺環境 3	北畠駅から徒歩2分の線路沿いに立地している。このため西向きの住戸内には、電車の走行音が聞こえてくる。徒歩10分圏内にスーパーのライフ、ドラッグストア、コンビニ、郵便局がある。また、車で15分の場所に大阪急性期・総合医療センターがある。なお、このエリアは水害リスクはない。
総合評価 3	伊藤忠商事が分譲したマンションである。築古物件のため、仕様については満足度が低い。しかし、総戸数は100戸の規模のため、管理組合の財政状況は安定しているようだ。生活利便性が良いとは言えないが、駅近物件のため、一定の購入需要は存在すると考えられる。
コスト パフォーマンス 2	築28年のマンションであるため、資産価値は新築当時と比べて約25％下落している模様である。このエリアは人気が高くはないため、さらに資産価値は下落する可能性がある。