ソルコート阿倍野文の里のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

総戸数が約120戸の規模のマンションであるため、管理組合の財政力については不安を持つ必要はない。2023年12月に修繕積立金が値上げされるが、適正水準の金額に値上げする措置である。

このマンションの最も悪い点

外観のデザインが良くない。とても地味だ。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは68㎡。リビングルームは11畳、洋室は7畳と6畳、5.4畳という構成となっている。しかし6畳の洋室はベランダに面していないため、リビングルームと一体化して使用せざるをえない。住戸設計のバランスは悪い。
住戸環境 3	南西向きのマンションであり、日照条件は良好である。周辺に複数のマンションが建っているが、眺望は悪くはない。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、室内では大きな声で会話しにくい。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。ベランダにはスロップシンクがあり、掃除をするとき便利。キッチンはベランダに面しており、調理の匂いを外に逃がしやすい。キッチンに食器洗い乾燥機、リビングルームに床暖房、浴室に追い炊き機能が設置されている。内装や設備は古い。
共用部分 3	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は約9500円であり適正価格。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。建物内や屋外に駐輪場がある。また、敷地内に駐車場があり、入口にはチェーンゲートが設けられている。なお2023年12月から、修繕積立金は現在の約1万円から約13500円へ値上げされるようだ。
周辺環境 3	美章園駅から徒歩2分の場所に立地している。徒歩5分圏内にスーパーのサンコー、銀行、阿倍野区役所がある。また、自転車で15分程度で天王寺駅前のショッピングモールへ行くことができる。そして車で13分の場所に大阪公立大学医学部附属病院がある。しかし寝屋川が氾濫した場合は、このエリアは軽微な浸水被害に遭う恐れがある。
総合評価 3	東京建物などが分譲したマンションである。仕様については及第点をつけることができる。また、総戸数が約120戸の規模のため、管理組合が資金繰り難に陥る可能性は低い。天王寺駅の隣駅から至近距離に立地するため、一定の購入需要はあると考えられる。
コスト パフォーマンス 3	築19年のマンションだが、資産価値は新築当時と比べて約25％上昇している模様である。マンション価格は4000万円台にとどまるため、資産価値は下がりにくいと考えられる。