ヴィスタシア多賀城のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

駅の改札から徒歩30秒の場所に立地している。高校生の子供の通学については、利便性が良い。

このマンションの最も悪い点

大震災の津波到達ラインから、ギリギリ外側の場所に立地している。次回は、津波被害に遭う可能性はある。

評価詳細

住戸設計 3	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは67㎡。リビングルームが11畳で、隣の洋室は5畳。共用廊下側の洋室は6畳と6畳という構成である。及第点をつけることのできる住戸設計となっている。
住戸環境 2	ほぼ南向きの住戸だが、南西方面に同じ高さのマンションが建っていることが要因で、夕方にかけての採光条件は良くない。一方、ベランダからの眺望は素晴らしい。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、窓を開けることさえできない。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。浴室には追い炊き機能が設置されており、浴槽脇には手すりもついている。このため高齢者でも安心して入浴できる。また、窓ガラスは複層ガラスとなっており、寒い季節でも結露はできにくいらしい。
共用部分 3	平日は管理人が常駐しているため、敷地内の駐車場や建物内の共用部分はきれいに清掃されている。月額の管理費は13000円であり、高い。エントランスにはオートロックやモニター付インターホンが設置されている。敷地内駐輪場には空きがあるようだ。
周辺環境 1	多賀城駅の改札から徒歩30秒の場所に立地している。東日本大震災の津波到達地域にはギリギリ含まれていない。このため、けっして安全地帯に立地しているとは判断できない。自転車で10分の場所にスーパーのイオンや、ビックカメラなどがあるため買い物環境には恵まれている。
総合評価 1	大震災の津波到達ラインのギリギリ外側の位置に立地しているため、中古マンションとしての需要があるのか否か疑問に感じる。また、総戸数が44戸と小規模でありながら、月額の修繕積立金が約6000円と少額に設定されている。このため管理組合は長期修繕計画を入念にチェックする必要があると考えられる。
コスト パフォーマンス 1	築4年のマンションであるため、資産価値は新築当時の水準を維持する模様である。しかし人口が増える要素の乏しい地域のため、今後は、緩やかに資産価値は下落していくと予想できる。修繕積立金は値上げされる可能性が高い。