パンテオン常盤・北浦和公園前のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

北浦和公園と共に暮らす潤いに満ちた暮らし。

このマンションの最も悪い点

駐車場不足

評価詳細

住戸設計 5	１フロア３戸の雁行設計で隣住戸ならびに共用部分との隣接を少なくし、プライバシー性確保に配慮した設計。また、ボイドスラブ２８０ｍｍ＋二重床を採用し、高い防音性を確保しつつ、梁の少ない２５５０ｍｍの高い天井高でのびのびとした居住空間が確保されている。開放感ある３面採光で全部屋に窓を設けており、通風・採光面も優れている。
住戸環境 4	駅近でありながら北浦和公園のリゾート感溢れる緑を存分に堪能できる点が最大のメリット。特に西側住戸のバルコニー立上り部分に透明ガラスを使用するなど眺望に配慮した設計はうれしい限り。翻って物件東側には国道１７号が走っており、東側バルコニーから自動車騒音を拾う点はマイナスポイントか。ただし、東側住戸でも公園側にサブバルコニーがあり、公園眺望を存分に楽しむことができる。
使い勝手 5	「回遊空間」のコンセプトに基づいて合理的に生活動線が確保されており、家族間のコミュニケーションが取り易い間取りとなっている。ＷＩＣに加えて玄関収納を備えるなど収納力も高い。廊下部分を減らして有効生活面積を広げている点も評価できる。設備グレード感も高く満足度は高い。ディスポーザーやスロップシンクなどが小技が効いて無いのが、主婦層への訴求力にやや乏しいところか。
共用部分 3	小規模物件なので共用部分は必要最低限。ホテルライクな内廊下設計を取り入れることで国道１７号の騒音、排気を遮断する工夫にはうならされた。デメリットは駐車場確保率が５５％と低いこと。駅近であることを割引いてもこの点には不満が残る。
周辺環境 5	駅から非常に近く、交通アクセス、買物利便性はもちろん、緑溢れる北浦和公園を前面に望み、周辺環境は抜群に良い。まさに”パークフロントライフ”を存分に満喫できるロケーションといったところだろう。また、常盤小学校、常盤中学校通学区で埼玉県屈指の文教地区＝常盤エリアに位置しており、子育て環境としても申し分無し。
総合評価 5	駐車場を除けば大きなマイナスポイントが見当たらない。駅近利便性と公園隣接の開放感を兼ね備えた立地は常盤エリアの中でも抜群の希少性を誇る。加えて大手デベロッパーには無い秀逸な企画力によって立地の良さが最大限引き出されており、価値ある物件のひとつだろう。中小デベロッパーでもこの様な優れた企画が出来るという典型例ではないか。
コスト パフォーマンス 4	４，２３０万円（６８．３㎡）～６，７５０万円（８３．２㎡）の価格帯で、平均単価は２３０～２４０万円／坪といったところか。周辺物件との相対比較ではやや割高感はあるものの、ボッタクリの類では無く、立地希少性や物件企画力からは価値ある値段であると感じた。