ルネサンス上尾のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

宅配ボックスが設置されているため、留守中でも宅急便の荷物を受け取ることができる。

このマンションの最も悪い点

小規模マンションのため、すでに管理組合は資金繰り難に直面している。管理人を非常駐化するなどの経費節減策を実施する必要がある。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは75㎡。リビングルームが14畳で、隣の和室は5畳。洋室は6.5畳と6畳という構成。和室に窓はなく、リビングルームと一体化して使用せざるをえない。このため住戸設計には難点があると感じる。
住戸環境 3	南西向きの住戸であり、採光条件は良好である。ただしベランダ正面に規模の大きなマンションがあるため、眺望は悪い。角住戸を見学したため、共用廊下に面する個室はなく、プライバシーは守られていると感じた。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。浴室に追い炊き機能、トイレにウォシュレットが設置されている。2008年に建てられたマンションだが、室内設備は必要最小限となっている。
共用部分 3	平日は管理人が常駐しているため、敷地内や建物内の共用部分はきれいに清掃されている。月額の管理費は16000円であり、高額である。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。駐輪場は屋外にあり、屋根付きだが2層式となっている。このためママチャリを使用する人は、雨の日はかなり不便だと思う。
周辺環境 3	住宅街に立地している。徒歩5分圏内に市立図書館や自転車店、ドラッグストアがある。また、上尾駅から徒歩13分の場所に立地し、駅周辺にはイトーヨーカドーや百貨店、銀行などがあるため生活利便性は良い。なお、上尾市は2021年時点で、保育園の待機児童が14人いるようだ。希望する保育園への入園は難しそうだ。
総合評価 2	新日本建物が分譲した中間層向けのマンションである。リーマンショックが発生する1年前に分譲されたためか、室内設備は簡素である。また、総戸数が42戸のため、すでに月額の管理費と修繕積立金の合計額は約33000円となっている。小規模マンションのため管理組合の資金繰り難が改善する可能性は低いと思われる。
コスト パフォーマンス 1	築14年のマンションのため、資産価値は新築当時と比べて約10％下落している模様である。上尾市の中心部からは若干離れた立地にあるため、資産価値は今後も下落し続けると考えられる。