ミューズ・プレイスのマンション評価

オススメの対象属性

DINKS

このマンションの最も良い点

セキュリティはしっかりしている。共用廊下が内廊下でありプライバシーは守られている。また、建物の構造上、外部の人間は建物内に入ることは難しい。このため女性は安心して居住できる。

このマンションの最も悪い点

小規模マンションのため、管理組合が資金繰り難に陥っている。管理人が常駐していないが、それでも月額の管理費が約14000円だ。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは2LDKで、広さは44㎡。リビングルームは8畳、洋室は5畳と4畳という構成となっている。6畳以上の個室がなく、しかも4畳の個室は窓がない。住戸設計のバランスは良くない。
住戸環境 2	西向きの住戸を見学したが、ベランダ正面にマンションがあるため、眺望は良くない。中層階以上の住戸であれば日照条件は悪くない。共用廊下は内廊下となっており、プライバシーは守られている。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。シンク部分はオープンキッチンとなっている。ただしシステムキッチンは収納扉までホワイトカラー一色のため、油汚れが目立つと思う。浴室には追い炊き機能が設置されている。
共用部分 3	管理人は常駐していないようだ。月額の管理費は約14000円であり、高額だ。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。建物内に2層式の駐輪場が設けられている。敷地内に8台分程度の平面駐車場がある。
周辺環境 3	日暮里駅から徒歩6分の準工業地域に立地している。徒歩6分圏内に複数の食品スーパー、コンビニ、ドラッグストアなどがある。また、車で17分の場所に日本医科大学付属病院がある。しかし荒川が氾濫した場合、このエリアは広範囲に50cm以上の高さまで浸水被害に遭う恐れがある。
総合評価 2	ニチモが分譲したマンションである。仕様については満足度が低い。また、総戸数がわずか29戸のため、将来、管理組合が深刻な資金繰り難に陥ることは確実と言える。中間層にとって、購入メリットは少ない物件である。
コスト パフォーマンス 3	築15年のマンションだが、資産価値は新築当時と比べて約15％上昇している模様である。しかし良質とは評価できない物件であるため、さらには資産価値は上がりにくいと考えられる。