クリオ戸田公園弐番館のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

浴室内に縦長の手すりが設置されている。高齢になり、足腰が弱くなっても安心して入浴できる。

このマンションの最も悪い点

住戸設計のバランスは悪い。5畳未満の個室が2室もあり、そのうち1室には窓さえない。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは66㎡。リビングルームは14畳で、洋室は6畳と4.5畳、4.3畳という構成。4.3畳の洋室には窓がなく、納戸のような部屋となっている。住戸設計のバランスは悪い。
住戸環境 3	南西向きの住戸を見学したが、採光条件は良好である。ベランダ正面には戸建て住宅があるため、3階以上の住戸であれば眺望も良好である。6畳の洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、窓を開けることはできない。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。浴室には追い炊き機能が設置されており、縦長の手すりもついている。このため足腰の弱った高齢者でも、安心して入浴できる。築21年が経過しているため、内装からは、やや古さを感じる。
共用部分 3	平日は管理人が常駐しており、敷地内や建物内の共用部はきれいに清掃されている。月額の管理費は約12000円であり、少し高い。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。駐輪場は屋外にあるが狭いスペースにあり、2層式となっているため、雨の日は不便だ。なお、敷地内駐車場の利用者が少ないらしく、外部の人も利用可能としているようだ。
周辺環境 3	戸田公園駅から徒歩4分の場所に立地しているため、通勤に便利。徒歩5分圏内にスーパーのサミットストア、ドラッグストア、銀行、戸田中央総合病院などがあり、生活利便性は良い。しかし荒川の堤防が決壊した場合は、このエリアは3メートル以上の高さまで冠水してしまう。
総合評価 3	明和地所が分譲した中間層向けマンションである。住戸内仕様については満足度が低い。また、総戸数がわずか30戸しかなく、月額の修繕積立金は約16500円と高い。2回目の大規模修繕工事を実施する頃には、管理組合は資金繰り難に陥る可能性が高い。ただし駅近物件のため、需要はあると思われる。
コスト パフォーマンス 3	築21年のマンションだが、資産価値は新築当時と同じ水準を維持する模様である。小規模マンションであり、水害リスクもあるため、資産価値は上がりにくいと考えられる。