ルネ帝塚山のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

住戸設計は良い。すべての個室が6畳以上となっており、家族全員が窮屈な思いをしなくて済む。

このマンションの最も悪い点

総戸数がわずか21戸しかない。このため将来は、管理組合が資金繰り難に陥る可能性が高い。

評価詳細

住戸設計 4	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは88㎡。リビングルームは13畳で、隣の洋室は8.4畳。共用廊下側の洋室は8畳と6畳という構成となっている。すべての個室が広く、住戸設計のバランスは良い。
住戸環境 3	南西向きの住戸を見学したが、ベランダ周辺は戸建て住宅が集積しているため、3階以上の住戸であれば採光条件と眺望は良好である。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、室内では大きな声で会話できない。
使い勝手 5	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。リビングルームに床暖房、キッチンに食器洗い乾燥機、浴室にミストサウナやオートバス機能が設置されている。また、トイレ内には手洗いカウンターが設置されており、とくに女性からは好評らしい。
共用部分 4	管理人は、平日は日勤で常駐しているようだ。月額の管理費は17500円であり、高額だ。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。なお、スマートキーが採用されており、セキュリティは万全である。また、エレベーター内に手すりがついており、高齢者にやさしい仕様となっている。駐車場入口にはシャッターゲートがあるため、車を盗まれるリスクはない。
周辺環境 4	帝塚山駅から徒歩3分の第二種中高層住居専用地域に立地している。徒歩10分圏内にスーパーのライフ、ドラッグストア、銀行がある。また、車で5分の場所には大阪急性期・総合医療センターがあるため、急に体調を崩しても安心である。このエリアは、水害リスクはないようだ。
総合評価 3	総合地所が分譲したマンションである。仕様については満足度が高い。しかし総戸数が21戸と小規模なため、将来、管理組合は資金繰り難に陥る可能性が高い。ただし医療環境は良好なため、一定の需要を期待できる。
コスト パフォーマンス 3	築7年のマンションであり、資産価値は新築当時と同じ水準となっているようだ。このエリアの地価は過去10年間でさえ、ほぼ横ばいで推移している。このためマンション価格が上がることは期待できない。