プラウド千里山手町のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

閑静な住宅街に位置。建物外観も周辺環境に調和していること。

このマンションの最も悪い点

千里線がマイナー路線なところ。

評価詳細

住戸設計 3	田の字型で特筆すべき点はない。玄関側がアウトポールではないのが残念。
住戸環境 4	全戸南向きで棟内モデルルームを訪問した際も日当たりの良さを感じた。眺望としては，前方にマンションが所在しておりさほど抜けている印象はない。南西方面は建物がかぶっていないので江坂方面のビル等が見える。間口も６ｍほどあるので，それなりに広々とした印象を受けた。
使い勝手 4	本物件については収納が比較的多く配置されている印象を受け，使い勝手の良さを感じた。トランクルームも全戸に配置されている。バルコニーは１．８ｍと平均的な広さであるが，スロップシンクが全戸についているのがありがたい。
共用部分 3	東西に横長の敷地に建物を配置したランドプランである。共用廊下側には機械式駐車場が設置されている。敷地内に効率よく必要なものを配置した印象であるが，逆に言えば植栽や共用設備は必要最低限である。ＭＲ訪問時にちょうど管理組合の話し合いをしていたが，エントランスで会議をしていたので，この時期は人の出入りがある度に外気が入って寒いだろうなと感じた。
周辺環境 5	周辺は閑静な住宅街という雰囲気で，騒音とは無縁な印象である。もっとも，関西大学第一高等学校のグラウンドが近いので，体育などの際はうるさいかもしれない。駅は千里線ながら豊津・関大前が利用可能であるし，自転車を使えばＪＲ吹田駅や地下鉄江坂駅にもアクセス可能である。買い物施設も豊津にそろっているので，周辺環境としては恵まれている印象を受けた。
総合評価 4	戸数は４０戸と小規模であり，やや共益費関係の高さは感じるものの，全体的には周辺環境を十分に享受できる商品企画であり，高水準にまとまっていると感じた。また，周辺エリアではマンション供給が少ないとのことで，希少性があり資産価値が維持されるという説明にも説得力があった。関西大学を中心に文教地区の趣があり，子育てをむかえるファミリー世帯におすすめしたい物件である。
コスト パフォーマンス 5	今後の建築費上昇や万博・ＩＲの動向を踏まえると，住宅価格は引き続き上昇しそうな感があるが，その中でも本物件はおおむね5000万円以下と目に優しい価格と言え，先述したとおり希少性のあるエリアということも加味すればＣＰは相対的に優れていると判断した。